イギリス・海外ボランティア・ロンドンだより  2003年5月10日号

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イギリス最新情報     2003年5月10日号
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新緑の5月。さわやかな季節です。イギリスも樹木が青く輝き、きれいです。ちょっ
と肌寒い日がまだまだ多いですが、お日様の出た日はこの樹木が本当にきれいに見え
るときです。

夏の観光が有名なイギリスは、各地でいろいろな催し物もはじまっています。さあ、
アクティブに外に出てゆく季節の始まりです。

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今週の新着情報はこちら!

*ロンドン天気予報
*UK最新トピックス 「子だくさんの家庭がどうなるの?」
*Top of the Pops
*ポル子のカルチャーショックリハビリ日記その6
*汗と涙のワーホリ物語No.41「11/09/2001-2002」
 
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ロンドン天気予報   2003年5月10日
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5月11日 (日) 曇・晴 最高気温16℃ 最低気温08℃ 日照時間6.9時間
5月12日(月) 曇・雨 最高気温16℃ 最低気温06℃ 日照時間4.7時間
5月13日(火) 曇・雨 最高気温15℃ 最低気温06℃ 日照時間5.4時間
5月14日(水) 曇・晴 最高気温16℃ 最低気温08℃ 日照時間4.7時間

以降は
http://www.thisislondon.co.uk/myday/weather/
をご覧下さい。

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UK最新トピックス   2003年5月10日号
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1、待ちきれないで御用に
ハリーポッターの新作発売が待ちきれずに、とうとう原稿を盗難計画。この盗難の疑
いのために逮捕されたのは16歳2名、18歳、そして44歳の4人組。彼らは警察で事情聴
取を受けている。

慌てずに待っていれば良いものを。いくらファンでもこれじゃ作者もたまりません。

2、とうとうあがってしまいました。
イギリス国内の切手が5月8日より値上がりした。ファーストクラス切手は27ペンスか
ら28ペンスに。配達されるのがゆっくりのセカンドクラスは19ペンスから20ペンス
に。この値上がりは1999年以来の値上がりで、とうとうという感じである。

日本までの国際郵便は頻繁に値上がりしているため、今回の値上がりはなし。今まで
どおり、はがき42ペンス、封書10グラムまで47ペンスのまま。


3、子だくさんの家庭がどうなるの?
最近、スイミングプールに大人が同伴できる子どもの数が規制された。4歳以下の子
どもは大人一人につき、一人。4歳から8歳までは大人一人につき子ども二人まで。た
とえば、2歳、5歳の兄弟がいる家庭は、片親だけではプール遊びに連れて行くことが
できなくなる。

これはスイミングプール内での安全強化のために実施されるのだが、子だくさんの場
合はプール遊びに連れてゆけない。もしくは別の大人(たとえば祖父母)に同伴して
もらわないと、プールに行けないことになる。


4、UKヒットチャート
1 Lonliness by Tomcraft
2 Rise And Fall by Craig David ft Sting
3 The Long Goodbye by Ronan Keating
4 You Said No by Busted
5 Can't Nobody by Kelly Rowland
6 All Over by Lisa Maffia
7 In Da Club by 50 Cent
8 X Gon' Give It To Ya by DMX
9 Make Luv by Room 5 ft Oliver Cheatham
10 Don't Let Go by David Sneddon

http://www.bbc.co.uk/totp/top40/index.shtml

以上最新トピックスでした。

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Top of the Pops
This week's Review
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DJ Tomcraft comes storming in at No 1 with 'Loneliness' this week, a tune
that began life as an instrumental but soon took on a life of its own. He's
beating off stiff competition from Craig David and Sting, who have to make
do with No. 2, and Ronan Keating who's stuck at No. 3. So the newcomer
triumphs over the old faves. Surprising that Craig's released this track,
since it uses Sting's 'Shape Of My Heart', which the Sugababes took into the
charts only recently. Still, the recent familiarity seems to have helped
rather than hindered.

On the album charts, David Sneddon's debut album comes in at No. 5, beating
off Fleetwood Mac. Again the newcomer sees off the survivor. This is Mac's
first project with all new material since way back in 1987 and sees another
new lineup for the band - this time missing their keyboard player, Christine
McVie.

Another golden oldie staging a mini-comeback is Tony Hadley, late of Spandau
Ballet, whose ballads collection makes it into the Top 40 off the back of
his victory on the Tv show 'Reborn In the USA'.

BBCウェブサイトより抜粋

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ポル子のカルチャーショックリハビリ日記その6
「病院に行こう(行けるのなら)」
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やっと桜の季節です。とは言え、北海道でも今現在(4月末)桜が開花したのは北海
道南端の函館方面のみ。実は今私は函館にいます。祖父が入院したので手伝いがてら
(もうほとんど全快です)、そして親の顔を見がてら、そして社会復帰のための心の
リハビリがてら…春っていいですね〜、と今の内に浮かれておこう。

そんなわけで毎日病院に通っているのですが、日本って本当に恵まれた国だとしみじ
み思います。だって、行きたいときに好きな病院に行けて、すぐ(2,3時間くらい
待たされるとしても)診てもらえるんだから。なので、気軽に病院行きまくっていま
す。

イギリスでも別の意味で非常に恵まれています。国民はもちろんのこと、外国人でも
半年以上の長期滞在者(学生を含む)は、医療費が全く無料なのでございます。ただ
し、これは、近所のかかりつけのお医者さん(GP General Practice)を見つけて、
NHS(National Health Service)というものに登録しなければならないのですが。
だがしかし、それが大きな問題。私も登録くらいはしておかないと、と思って近所の
GPに電話してみたら「(登録者が)いっぱいだからダメ」であっさりと断られた。あ
と何件もかけたがみんな同じ返事であった。いっぱいってどういう事?そう、イギリ
スでは医療費を無料にしているということで慢性の財政難、それに伴う人材不足だの
何だので結局は患者に対しての病院、医者、看護師の数が圧倒的に足りないのでしょ
う。もし仮に登録出来ても、診察してもらうためにはまずアポイントを取らなければ
ならないのですが、それが2週間先なんかに平気でなることも… その間に死んだら
どうしてくれるんだ?!

そんなある日、私はどうしてもお腹が痛くて困ったあげく、GPでも急患専門のところ
があると聞いてそこに駆け込んだのですが、出てきたのはアジア系おばちゃん医者。
大丈夫かな〜、と思いつつ、「ま、そこに寝て」と言われ、ひたすら腹を揉まれ、い
ろいろ聞かれたけど「便秘じゃないの?」と言われ、オリゴ糖シロップみたいな薬を
処方されて(これは有料)「ま、様子見て」で終わってしまった。気がついたら治っ
ていたので結局便秘だったんでしょうが(恥)。でもやはり、私のように急患専門を
使う人は多いようです。そこでは演技力がものを言うとか言わないとか… 大したこ
とがなくても重病のように振る舞えるかどうかは大切です。

それから、歯の詰め物が取れたというアクシデントにも遭ったのですが、NHSではな
くプライベート、つまり保険のきかない全額負担の、日本人歯科医院に行ったら、初
診料50ポンド、処置3分でした… 特に問題はありませんでしたし、4年経った今も
無事です。

余談ですが、イギリスの病院の看護婦さんの制服は何故か濃いブルーでした(パンツ
スタイル多し)。日本のは白だったりピンクだったりと、いろいろロマン(?) を感じ
られる方もいらっしゃるでしょうが、イギリスの病院の看護婦さんにはそれを期待し
ないこと。制服に色気ないですからね〜。って、私何を書いてるんでしょうね。

UK-Jのウェブサイトでも口を酸っぱくして言われているように、これからイギリス留
学を考えていらっしゃる方は、海外旅行保険に入ってくるべきですね。最長1年まで
はかけられますし、指定の病院では日本語が通じるし、大抵すぐ診てもらえます。

でも、自分の症状を英語で説明出来るようになってこそ、留学の成果の見せ所、じゃ
ないですか?とここまで一気に書いたらソア〜アイズ(sore eyes目が痛い〜)。で
はまた。


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ヘッジホッグ、汗と涙のワーホリ物語NO.41
「11/09/2001-2002」
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あの衝撃的な出来事から1年が過ぎた、2003年の9月の11日。

僕は、N社のローリーに揺られながらロンドンの街中に向かっていた。車内にはBB
Cラジオ3から80年代の音楽が流れている。このチャンネルは、新旧気にせず曲を
チョイスしてくれるラジオ曲である。そして時々、曲と曲の間にニュースを流してく
れる。キャピタルFM、ヴァージンFM、ロンドンハートFM。これらは、よく耳に
しているラジオ局だが、このBBCも僕にとっては捨てがたい1つである。

このロンドンの景色を車窓から見ながらラジオから流れる音楽を聴くのが、僕の日課
になっていたが、そのリラックスの時間を阻止しようとする者がいつもいる。それ
は、英人作業員である。この日も英人ドライバーが、相変わらずブーブー会社の文句
を言っている。せっかくの自分の時間も結局は英人の愚痴の時間になってしまうの
だ。
取り止めのない仕事の不満話が続くのだが。ところが、今日に限っては、大きく違っ
ていた。

曲と曲の切れ間に、いつものようにニュースが流れた。「"September 11(セプテン
バー イレブン)"から1年が過ぎた今日...。」その瞬間、英人作業員がふと言葉
を詰まらせた。ニューヨークで行ったセレモニーについてのニュースであり、大統領
の悼みを含めたアナウンスが流れた。

お互い、このニュースに聞きいっている。
「......」

去年の今日は、イギリス南部ボーマースで引越しの手伝いをしていた。引越し屋をし
ていたわけではない。ボランティアとして同じ街の障害者施設で働いていたのだが、
ちょうどこの時期1人の障害を煩っている女性が、国から独りで生活する事を認めら
れ引越していたのである。この施設には、障害者数11人で生活していたのだが、そ
の中に1人だけ女性がいた。その彼女の手伝いをしていたのである。

彼女は、車椅子に乗っての生活であり、後ろ向きで自分で動かせられる片足を蹴って
移動をしていた。そして器用にも、その足を使って足元のキーボードを踏んで、コン
ピュータを使うことができた。その能力を生かして、他の障害者の人達ための活動、
またはチャリティーショップの経営の一員としてのドキュメント作りなどに一役買っ
ていた。

言葉を思うように話せない彼女は、とても何でも自分でやりたがり屋であった。もち
ろん体を自由に使えれないので、ボランティアもしくは施設で働くスタッフにいろい
ろと「こうして、ああして欲しい。」と言ってくるのだが、正直なところ僕自身、英
語もきちんと聞き取れない上に、聞き取りにくい英語を話されても理解する事はた易
い事ではなかった。
もし、僕が困った顔をしたならば、彼女はヒステリーを起こしはじめる。彼女は、と
ても感情屋さんでもある。それは、決して悪い意味ではないのだが、彼女自身、もし
うまく言葉を使えられたのであらば、ヒロが困る事はなかったであろう、と思い込ん
でしまい、それをヒステリックに表現してしまうのであった。

正直、すごく精神的に疲れる相手であったが、その彼女の持つ"自分が、自分が"と思
う気持ちは接している僕らに考えさせられるものがあった。お世話をするという立場
は、ハッキリ言って奉仕作業である。決して何かが自分に返ってくるといった"Give
& take(してあげて、してもらう)"的考え方は存在しないといっていい。さらに、何
でもしてあげれば喜ばれるといって、手をだし過ぎてもいけない。甘やかしてもいけ
なく、突き放し過ぎてもいけない。微妙な立場であった為か、ここを去る頃には辛抱
強くなれた気がする。

ただし、この仕事を通して、たった1つの"Take"を感じられる時がある。それは、障
害者達が口にするたった一言の"Thank you"である。

引越しが済み施設に戻ると、テレビの前をスタッフと車椅子に乗った彼らが囲んでい
た。建物が崩れ落ちていく映像であった。空前の出来事であった。僕らは、ただテレ
ビの前に佇む以外何も思いつかなかった。すると、僕の背中をキュッキュッと押す感
触が伝わってきた。我を取り戻したかのように、後ろを振り向くと彼女がいた。何か
を言っている。小さな声で。耳を研ぎ澄まして、彼女の口の動きを注意深く覗き見
た。
「Thank you,Thank you」
彼女は、僕をじっと見つめてこの言葉を繰り返した。たった1つの"Take"を彼女から
もらったのだ。

「......」
「ヒロ、去年のこの日、お前は日本にいたのか?」
英人作業員が、口を開き始めた。
「いや、イギリスにいたよ、...。」
この時ばかりは、言葉が感情に勝らなかった。

トラックは、何時の間にか渋滞にはまっていた。「またかよ!」英人ドライバーが、
ため息と共にぼやいた。そして、彼は、いつものようにいつもの愚痴をリピートし出
した。「まただ。」僕は、再び相づち役を買ってでるのであった。

 

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ユニークな海外ボランティア体験
ここで紹介するイギリス海外ボランティア体験プログラム「ボランティアホリデー」は、イギリス最大級のボランティア推進
チャリティ団体CSVが行うプログラムです。
イギリスの社会福祉を担うフルタイムの海外ボランティアとして活動しながら、自分を見つめ直し、自己を磨く海外体験です。