イギリス最新情報 2003年6月28日号
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グラストンベリー・ミュージック・フェスティバルが始まりました。普段は静かなこ
の街も人口が膨れ上がっています。特にテントを抱えて、キャンプを張りながらこの
フェスティバルを楽しむのは恒例で、今年もイギリスの小さな街は活気でにぎわって
います。日本でTV放送を見られた方も多いでしょうか?
さあ、わたしたちも夏を楽しみましょう!!
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今週の新着情報はこちら!
*ロンドン天気予報
*UK最新トピックス「武勇伝、日本の熊と戦った女」
*Top of the Pops
*スコットランド、自然と文化の物語その3「初夏の風景」
*汗と涙のワーホリ物語NO.44「ワタシをニホンへ連れてって!」
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ロンドン天気予報 2003年6月28日
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6月29日(日)曇・晴 最高気温25℃ 最低気温17℃ 日照時間9.4時間
6月30日(月)曇 最高気温23℃ 最低気温14℃ 日照時間2.7時間
7月01日(火)曇 最高気温22℃ 最低気温13℃ 日照時間3.8時間
7月02日(水)曇・雨 最高気温20℃ 最低気温13℃ 日照時間3.4時間
以降は
http://www.thisislondon.co.uk/myday/weather/
をご覧下さい。
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UK最新トピックス 2003年6月28日号
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1、女王に食パン一斤を
バッキンガム宮殿の家計が発表されたところ、昨年は女王の在位50周年のために生活
経費が、前年に比べ、人口一人当たり60ペンス(食パン約1斤分)上昇していることが
わかった。
上昇している項目は、電話代、郵便代などの通信費をはじめ、家具、花、衣装代、ギ
フト代が主。これはゴールデン・ジュビリー(在位50周年記念)のために、家具や衣
装を新調したり、デコレーション、他、通信に力を入れたことによる。逆に、ガス代、
ワイン、食器、掃除の費用は減少していて、締めるところはしっかり締めての予算配分
となっている。
しかしながら、それでも国民一人ずつが、女王の記念の式典のために、食パン1斤を
寄付していることには変わりない。
2、どうなる、魔法使いの未来!?
先週、最新シリーズが出たハリー・ポッター。本屋では大々的に売り出され、早速分
厚い本を片手に読みふける人の姿が見られる。一方、作者のJ・K・ローリングはサイ
ン会に引っ張りだこ。先日はロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで子ども達の
前に現れた。
そのインタヴューでは次のハリー・ポッターの行方についても聞かれたのだが、その
中でローリング氏は、いずれは大人になったハリーの死も考えているとこぼした。ハ
リー・ポッター、何処まで続くのか?
3、武勇伝、日本の熊と戦った女
東京で英語教師をしていたスコットランド人女性、マリアンさんが、帰国後日本での
体験を新聞に発表。なんと、軽井沢で一人でハイキング中に、母親熊と小熊2頭に遭
遇。小熊を守るためにこの母親熊はマリアンさんに攻撃をかけたという。
マリアンさんは地面に倒れながらも、叫びながら蹴る叩くなどして勇敢にも熊に反
撃。約2分間の奮闘後、熊が攻撃をあきらめ小熊と一緒に去っていった。日本人カッ
プルがこの様子を目撃者として遠距離で見ていたが、あまりの恐れにマリアンさんの
救助を行えなかったという。
マリアンさんは幸運にも軽症ですんだものの、本州で熊に襲われるという話は聞いた
ことがなかったが、本州でも年に数回はこのようなことがあると警告を出した。
このニュース、日本では話題になりましたか?
4、UKヒットチャート
1 Bring Me To Life by Evanescence
2 Fast Food Song by Fast Food Rockers
3 Ignition Remix by R Kelly
4 Lost Without You by Delta Goodrem
5 No Letting Go by Wayne Wonder
6 Baby I Don't Care by Jennifer Ellison
7 Rock Wit U (Awww Baby) by Ashanti
8 I Know What You Want by Busta Rhymes ft Mariah Carey
9 Fly On The Wings Of Love by XTM & DJ Chucky PTS Annia
10 Fighter by Christina Aguilera
http://www.bbc.co.uk/totp/top40/index.shtml
以上最新トピックスでした。
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Top of the Pops
This week's Review
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Evanescence's debut album jumps from 5 to 1, placing them atop both single
and album charts simultaneously, the first act to manage this since Atomic
Kitten last September. Another new act, Jamaican dancehall star Wayne
Wonder, bursts onto both album and single charts for the first time at the
venerable age of 36.
Brookie has been canned, so there's a lot of actors looking for new jobs.
Jennifer Ellison is onesuch, and her cover of Transvision Vamp's hit 'Baby I
don't Care' hits No. 6. The original hit No. 3 in 1989.
Interestingly there is only one climber on the single chart this week, that
being Spanish act XTM’s 'Fly On The Wings Of Love'. The song took the
Danish Olsen Bros. to the top of the 2000 Eurovision Song Contest
BBCウェブサイトより抜粋
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スコットランド、自然と文化の物語
その3「初夏の風景」
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6月初旬、ツバメたちが南の国から帰ってきました。ツィード川沿いに飛び交う姿は
悠々と、水面すれすれに宙返りするように飛んでは、高い空へと舞い上がり、何度も
何度も失敗することなく、ものすごいスピードで飛んでゆきます。これを見ている
と、私は鳥類の中でこのツバメが一番格好良くて好きだなと思うのです。気温はいっ
きに上昇し、晴れている日は半袖だけで十分になってきました。また、夏至を迎える
頃は11時すぎごろまで明るく、外で過ごすことが多くなってきました。それでも安心
はしていられません。スコットランドの気候は変わりやすく、曇ったり雨が降ると気
温が下がるので、いつもジャケットは必要です。また。晴れていてもいつ大雨が降り
出すかわからないのも、困りものです。これらは住んでいると慣れてくるので、「ま
たか」という気持ちですが、今回は両親が日本より訪ねてきていたので、この気候に
はかなり参ったようです。
我が家の庭もバラが咲き始め、イチゴの実がだんだんと色づいてきました。イチゴは
1、2個ずつしか赤くなってこないので、毎回赤くなったのを収穫しては、大事に味
わって食べています。先月お知らせした日本の野菜も、大きくなってきています。し
かし、植物の育ち方を見ていると、日本と比較すればかなりゆっくりです。天候によ
るものでしょうが、植物の色も薄く、なかなか大きくなって行かないので、まだか
な、まだかなとわたしの期待ばかりが大きくなるばかりです。これはまるで、日常生
活で、たとえばスーパーマーケットで、銀行で、レジ係りの人が、お客さんが行列を
作って並んでいても、慌てず、「お待たせしました」とも誤らず、マイペースでご
ゆっくりと(わたしにとっては)物事を進めてゆく姿と似ていると思っています。いつ
かは、自分の順番がやってきて、用事がすむのとおんなじで、これらの植物たちもい
つかは実ってくれることと思っています。
こんな6月のピーブルズでの一番のイベントは、ベルテン・フェスティバルという街
のお祭りです。今年は6月15日から21日までの1週間。普段はアメリカやヨーロッパか
らの観光客が多い街ですが、この時期はいっきに街の人口が増えます。このお祭りの
ために帰郷者が増えるためです。街のB&B(民宿のようなもの)などは、一般客を
断って、帰郷してくる自分の家族のために部屋を取っているほどです。さて、このベ
ルテン・フェスティバル、狩猟にちなんだお祭りだそうです。今では禁止された狐狩
りですが、このボーダーズでは昔の貴族たちが狐狩りなどの狩猟を楽しんだそうで
す。また、これはイングランド人のボーダーズ侵出とも言えるものです。
祭りの開始はスコットランドならではでの、バグパイプのパレードから始まります。
日本のお祭りのように、2、3日朝から晩まで、みこしや山車を引いて練り歩くとは趣
向が異なり、このお祭りは1週間にぽつりぽつり違った出し物が行われるといった風
です。まずは馬のパレード。これは馬の品評会でもあり、ハイストリートでセレモ
ニーを行った後、何百等もの馬が町をパレードして行きます。それは馬の神々しさに
圧倒されれるほどです。我が家の前もこのパレードがありました。たった一つの難
は、この行列の後にものすごい量の馬の糞が臭いとともに何日も残っていたことで
す。次はコンサート、音楽あり、ダンスあり、かくし芸ありのガラコンサートです。
これにはわたしも夫と共演して、演奏者として楽しみました。そのほかには運動会。
陸上競技やスコットランド独特のフォークダンス・コンペなどです。もちろんマラソ
ン(10キロ)もあり、夫は前回の屈辱を晴らすために、二日酔いながら参加しました。
結果は自己のベストには至らなかったけれど、今回は満足した様子でした。
祭りの千秋楽は仮装行列とパイプバンドで締めくくられました。この仮装行列は、そ
れぞれのグループが「自然保護」「世界平和」「税金の値上げ反対」などなどを願っ
て、趣向を凝らして仮装して町を練り歩きます。流行のハリーポッターからTVや広
告のキャラクター、動物、時代劇に出てくるような王や貴族たち、女装のいかついお
じさんなどなどが、お酒を片手に、子ども達はキャンディーを観客に撒きながら、バ
グパイプバンドとともに行進して行きました。この行列の日は気温がかなり低く、夏
向きに衣装を準備した人たちは、鳥肌を立てながらの行列でした。しかしながら、老
若男女入り混じってのこのお祭りは、地域の人たちの交流を図り、わたしたち新しい
住民にとってはたくさんの人たちと出会えるよい場となりました。
日本のいっきに湧いて、ぱっと終わる祭りと異なり、1週間もかけていろいろな出し
物が行われ、所変われば、お祭りの趣向も変わるものだと感心しました。お祭りの役
員の方は、この組織のために本当に大忙しでした。
祭りが終わると、住民たちは、今年の祭りはこんなだった、あれが良かったなど名残
惜しそうに、振り返って話をしています。でも街はもとの静けさを取り戻し、普段の
生活が人々に戻ってきました。
7月につづく
AKI
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汗と涙のワーホリ物語NO.44
「ワタシをニホンへ連れてって!」
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お引越し。
それは、経験された方なら分かると思うが、いろいろな嘉藤が伴う作業である。これ
は捨てようか、いや、持っていこうか。気が付けば、全く整理のできないまま時間が
過ぎてしまっている。時々、懐かしい本や、自分の足跡などに関係する書物と遺品を
見つけてしまい、読み返してしまって作業どころでは無くなってしまう経験をした事
がある人もいると思う。また、家具ともなると、引越し業社にお願いしないことに
は、大変なことになるであろう。どれもこれも、自分と共に生活してきた一部だから
手放すのを躊躇する。そう、情が湧くのである。命のない物ですらこの調子なので、
命のある物となると大変なことである。
「この子ね、南アフリカから来たんですよ。」
大きな真っ黒な犬が、お利口にもキッチンのところでお座りをしている。一言も吠え
ることはない。ただ、ハァーハァーと犬特有の息使いで長く薄い赤い舌をだして、
こっちを見ている。飼い主である引越しを頼まれたお客さんは、旦那さんの仕事の関
係で南アフリカに赴任して、今回ロンドンでの転勤が決まったので、周りの家具類同
様に南アフリカで飼っていたこの犬も連れて来たのだという。情が湧いたケースであ
る。
「この子を連れてくるのって、結構、お金かかるんですよ。」
奥さんは、この大きな犬の頭をなでるように話をしだした。
「犬が病気を持っていないかどうかの検査費に、犬のための飛行機運賃もかかるんで
すよ。」
「犬の飛行機運賃?」
僕は、その聞き慣れない響きに耳を疑ってしまった。
犬であろうと兎であろうと小さなハムスターにせよ、人間のように飛行機運賃を払わ
ないといけないのである。しかも、なんと人間様と違い格安チケットが無いので、正
規の料金を払わないといけない。たとえば、ロンドン―日本間往復チケットで、だい
たい安いものは400ポンド弱(¥約8万)であろうか。正規な値段となると、約1
000ポンド(¥20万)は、くだらないのではなかろうか。さらに、動物の検査費
で¥数万かかるといわれているので、下手をしたら自分たち夫婦+子ども一人分の航
空チケットが手に入ってしまうことになるだろう。
いくら「家族の一員なの!」と言い張ったとしても、動物に3人分くらいの航空運賃
を払うのは考え物である。猫や犬はまだしも、ハムスターといった小動物となると彼
らの寿命を考えると割に合わない気がする。もちろん、情というものは、お金では買
えない物であるから仕方がないのであるが。
しかし、ペットたちを必ず日本に持ちかえられるとは限らない。日本に連れて行けら
れなかったケースとして、病気持ち、条約に引っかかるなどあるが、ある一匹のオウ
ムが何らかの理由で持ちかえられなかった。そのオウムの奥さんは、初めは愛着がこ
れっぽっちともなかったのであった。だが、旦那さんが仕事で家をあけていたため、
その暇な時間をこのオウムと遊ぶようになって情が湧いたのだという。
「この子(オウム)、今ではね、沢山の私のセリフ覚えているの。」
と、言い張る奥さんであったが、泣いて連れて帰れるようにお願いをしたのものの、
結局、許可が降りず、あるペットショップに飼ってもらうようにお願いをしに行った
のであった。ところが、その店の亭主は、「冗談じゃない。」と、最初は断りつづけ
た。
「そんな、言葉を覚えたオウムはいらないよ。」
しかしながら、あまりの奥さんのお願い攻撃に最終的にこの亭主にも情が湧いたのか
降参してしまったのであった。
これで、一件落着。と、思えたのだが、その奥さん、
「すみませんが、うちのe−mailアドレス差し上げますんで、うちのオウムちゃん
の成長ぶりをデジカメに撮って毎月、いえいえ、3ヶ月に一度でいいので送ってくれ
ませんか?」
と、ずうずうしくもお願いしたのだという。
このストーリーのエンディングは、どうなったか僕も定かではないが、とにかく、動
物を海外で飼うといのも大変なものである。動物にとっては、飼い主と一緒に日本へ
戻るのは幸せなのだろうか?犬語がわかるというバウリンガルで、聞いてみる必要が
あるのかもしれない。
つづく
ユニークな海外ボランティア体験
ここで紹介するイギリス海外ボランティア体験プログラム「ボランティアホリデー」は、イギリス最大級のボランティア推進
チャリティ団体CSVが行うプログラムです。
イギリスの社会福祉を担うフルタイムの海外ボランティアとして活動しながら、自分を見つめ直し、自己を磨く海外体験です。