イギリス・海外ボランティア・ロンドンだより 2003年8月16日号

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イギリス最新情報     2003年8月16日号
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日本は短い夏らしくない夏をすごしていると聞きました。逆にロンドンを中心にイギ
リス、いや、ヨーロッパ全土はここは日本かと思うほど熱波が派生しています。これ
を楽しむ人、文句をいう人、いろいろですが、いろいろな夏のすごし方があるようで
す。

今週はこの熱波に注目したトピックをお送りします。

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今週の新着情報はこちら!

*ロンドン天気予報
*UK最新トピックス「イギリス熱波特集」
*Top of the Pops
*ポル子のカルチャーショックリハビリ日記その9「ハンコとサイン」
*汗と涙のワーホリ物語NO.47「人体エキシビジョン」

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ロンドン天気予報   2003年8月16日
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8月16日(日)晴れ  最高気温26℃ 最低気温15℃ 日照時間8.2時間
8月17日(月)雨    最高気温25℃ 最低気温14℃ 日照時間3.6時間
8月18日(火)雨    最高気温24℃ 最低気温14℃ 日照時間4.8時間
8月19日(水)晴れ  最高気温24℃ 最低気温14℃ 日照時間5.3時間

以降は
http://www.thisislondon.co.uk/myday/weather/
をご覧下さい。

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UK最新トピックス   2003年8月16日号
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イギリス熱波特集

1、新記録更新

8月10日イギリスはもっとも暑い日となった。前日の9日に続き、各地で続々と最高気
温の記録を更新していった。
午後1時30分、ロンドンヒースローで37.4度の前日の記録を破り新記録を観測。
さらに午後2時50分、同じくヒースローで37.9度の新記録。
やはりヒースローは飛行場があって、その影響で熱波がむんむんしているのかと思い
きや、この直後、ロンドン南部ケント州のグラベセンドで、38.1度を記録。最高気温
のナショナル・レコードとなった。

スコットランドでの新記録はやはり10日に記録された。スコットランド南部ボーダー
ズのガラシュールズで32.7度の新記録を観測した。

同日、USA、ロス・アンジェルスは最高気温は33.3度、エジプト、カイロでも35.5
度。それを上回る記録に人々は驚いた。

それにしてもこれはいつまで続くのか?気象庁によると、この高気圧は9月まで続く
らしい。


2、この好天気にホクホク顔

もっともこの天気で景気が良いのはシーサイド・ビジネス。人々は海岸に集まってき
て、リゾートを過ごす。またスーパーマーケットでは、アイスクリームとバーベ
キュー商品の売上が急激に増え、これに伴い利益もあがっている。

いまは目立たず、ひそかに喜んでいるのが、あまり聞きなれないブリティッシュ・ビ
ンテージ(ウィン工場)。ワインといえばフランス南プロヴァンスなどの暖かい土地
が有名。普段天気はあまりよくないイギリスは南部だけに少数存在する。

今年は春から好天気で、4月には霜の記録がなく、6月7月と好天気、そして8月も太陽
が燦燦と輝いているおかげで、この調子でゆけばブドウの収穫が過去最高の高質なも
のになりそう。そうなれば、秋に出来上がるワインの味がいっそう美味しくなる予
定。

是非この秋にはボージョレ-・ヌーボーではなく、ブリティッシュ・ワインをお試し
あれ。


3、熱波影響で新たな問題も

この天気で深刻な問題も浮き上がっている。

*よく耳にされるのが、ロンドン地下鉄での閉じ込められ騒ぎ、国鉄の遅滞など。寒
さに対応するように作られたイギリス交通機関は熱さに弱い。人々のイライラを募ら
せる。

*納得するのが、食中毒。各地で発生。

もう一つの納得するものが虫さされ。この高気温で虫が通年より多く発生し、特にス
コットランドでよく見られるムジという子虫にやられるケースが。これは腫れ、かゆ
み、また痛みを伴い、入院するケースも報告され、くれぐれも虫のたくさんいそうな
藪などに行く場合は、虫さされ防止をするように注意を呼びかけている。
(特に、日本人はこの虫に免疫がないので、注意が必要。編集者も1ヶ月以上前ににさ
されたものに今でもかゆみをおぼえるほど)

*こんなところにまで影響がと思うのは、地盤沈下。雨が降らず太陽があたる高気圧
で、地面が乾燥とともに沈下し始めている。特に家屋沈下は、次第に深刻になりつつ
ある。

*最後に、気温があがれば人の気性も変わる。警察の発表によると、暑くなればなる
ほど、機嫌が悪くなるのが人間というもので、暑いからビールを飲みに行こうとパブ
にでも出かければ、喧嘩に巻き込まれることも。最近のパブや公的機関でも警察を巻
き込むバイオレンスの件数が増えている。

それでは家でじっとしているのがよいのかというと、そうではない。やはり、警察に
よると、この時期家庭内暴の件数も増えている。特にクーラーのないイギリス家庭で
は、厚さは地獄。むしゃくしゃするのはわからなくもないが、せっかくの暖かい夏を
楽しめるように、して行きたいものだ。

以上、イギリス熱波むんむん情報でした。


4、UKヒットチャート

1 Breathe by Blu Cantrell ft Sean Paul
2 Pretty Green Eyes by Ultrabeat
3 Hooray Hooray (It's A Cheeky Holiday) by Cheeky Girls
4 Four Minute Warning by Mark Owen
5 Never Leave You by Lumidee
6 Frontin' by Pharrell Williams ft Jay-Z
7 Something Beautiful by Robbie Williams
8 Never Gonna Leave Your Side by Daniel Bedingfield
9 I'm In Heaven by J Nevins/UKNY ft Holly James
10 Crazy In Love by Beyonce

http://www.bbc.co.uk/totp/top40/index.shtml


以上最新トピックスでした。

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Top of the Pops
This week's Review
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Blu Cantrell and Sean Paul sit pretty atop the chart, and neither Cheeky
Girls, Ultrabeat nor Mark Owen can dethrone them. And who thought we'd ever
see the day when cheeky Mark would lord it over ex-bandmate Robbie? Still,
the Robster can be pleased because Escapology has gone to No 1 on the album
charts off the back of 'Something Beautiful'.

You can tell it's the height of summer and we're suffering a heatwave,
because daft novelty summer singles are selling. Yup, 'Hooray Hooray (It's A
Cheeky Holiday)' takes the Cheeky Girls back up the charts yet again.
Someone obviously forgot to tell them they were supposed to be a one hit
wonder!


BBCウェブサイトより抜粋

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ポル子のカルチャーショックリハビリ日記その9
「ハンコとサイン」
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前回「次回は7月!」として頂いたにもかかわらず、「フン、6月中にもう一本書い
たるわい」と一人勝手に息巻いていたポル子ですが、気が付いたら8月になっていま
した。私事ながら、6月に就職しまして(アルバイトですが)、休みの日はぐったり
寝ているだけという2ヶ月を過ごしました… 少し余裕も出てきたのでしょうか、こ
のようにパソコンに向かっている次第でございます。

日本に帰ってからの私が毎日持ち歩いているもの、それはハンコです。実印でも、銀
行用のハンコでもなくて、その辺で売っている認め印です。別に毎日使うものではな
いけれど、何かの機会に必要となることが多いからです。例えば会社で何かを支給さ
れたときや、何か公的な申請をする時とか。「ハンコ持ってきてね」と言われても忘
れることが多いので、いっそのこと保険証と一緒に毎日持って歩こうと。でも、時に
は「シャチハタでもいいですよ」と言われたり、「シャチハタはダメです。認め印
持ってきて下さい。あ、市販の認め印でいいんですよ」と言われたり(その違いは?
!)。こんな誰でも手に入れられるようなもので自分を証明していいのかなあ、と
思ったりする今日このごろ。

世界中で、自分の身分を証明するときに印鑑を使う国って日本くらいなのではないで
しょうか?大昔は血判押してましたよね…歴史資料館なんか行くとたまに見かけたよ
うな。
言うまでもなくイギリスではサインだけ、ですよね。小切手にサイン、クレジット
カード使うときにサイン(これは日本でも同じですが)、とにもかくにもサインサイ
ンサイン。手紙をもらったり、何かの証明をもらったりするときなどにいろんなサイ
ンをイギリスで見てきましたが、幾何学的なものから、ただミミズがのたくってるよ
うなものまで様々でした。正直言って私には「これじゃお前が誰だかわからんぞ」と
しか思えませんでしたが、本人にとっては「いや、これは間違いなくオレのサイン
だ」と見分けられるのでしょうか。そうなんでしょうね。

私がイギリスにいたときは、小切手切るときも、カードのサインをするときも、サイ
ンはほとんど自分の漢字の名前で通していました。パスポートのサインも漢字です。
理由は、単純に、かっこいいサインが考えられなかったからです…(わしゃゲーノー
人かい!) それに、一番書きやすかったから。30ン年間書き続けた愛しい私の名
前。サインをする度にいろんな反応が見られて楽しかった。不思議そうな顔をして
カードのものと見比べるスーパーの店員や、「ビューティフルね!これがあなたの名
前なの?」と言ってくれた人もいました。やはり自分の書き続けた名前をサインす
る、これこそ自分を証明する手段と思いました。日本人としてちょっと誇らしげに
なってみたりなんかしちゃったりして…
そう言えば私も日系小売店でアルバイトをしていたときに良くクレジットカードを取
り扱いましたが、漢字の名前で縦書きにしている方がいらっしゃって、「ほぉ〜」と
感嘆したものです。余談ですが、一度びっくりしたのが、サイン欄に「OOちゃん」
と自分のあだ名をひらがなで書いて下さった方…カードにももちろん「OOちゃん」
と。ま、人それぞれということで。

まあサインもハンコも偽造が可能と言えば可能なワケで、どっちもどっちと言えま
しょう。
本人確認の究極的に確実な手段?そりゃやっぱり血判でしょうな。この世に二つと同
じ指紋はないし、血液のDNA鑑定も出来るわけで…痛そうですが。
9月に続くことを祈って、今回はこの辺で。

by 歩瑠呼

つづく

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汗と涙のワーホリ物語NO.47
「人体エキシビジョン」
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日はいつまでも長いわけにはいかない。ここイギリスの日照時間は徐々にだが短く
なってきている。もうすぐそこまで、寒く長い夜の冬が近づいて来ているのである。
そんな10月の上旬である。

「ヒロ。今度の休みにでもこれに行ってみるといいよ。」
夕方近く、学校を済ませてUK−Jのオフィスに寄って帰宅した僕に、大家さんがある
ブローシャー(パンフレット)を持って話してきた。そのブローシャーを受け取った
僕は、まず目の前に驚くべき人の光景を目にするのであった。それには、男性が歩く
ポーズで掲載されているのであるが、なんと服を着ずに裸、かつ人の皮膚ですらはが
されてむき出し状態である。人体の肉の筋がくっきりと表現されていて、目でさえ眼
球がはっきりと確認できるほど精巧に表されていた。

正直、グロテスクな写真であったが、大家さんはニコニコと嬉しそうで、この話題を
とてもしたそうな雰囲気が読み取れるのであった。

「これは何なの?」
すごくストレートな質問だが、僕は本当にこのブローチャーがいったい何なのかわか
らなかった。すると大家さんは、
「これはね、人体エキシビジョン(博覧会)なんだよ。」
と答えてくれた。
「人体エキシビジョン?」
僕は驚きながら大家さんの話に耳を傾けた。
「ここに飾られてある人体模型は全て本物の人なんだ。みんな事故なり、病気などで
亡くなった人の肉から骨、内臓、脳、神経ですらプラスチック状に周りを固めて保管
してあるものなんだよ。だから、人の体がどうなっているか知りたい人はとても良い
勉強になるだろうね。現に私も、課題の参考になると思って先週の終末にかみさんと
観に行ってきたんだよ。やぁ、とても素晴らしい体験をしたよ。ヒロも以前、フィッ
トネスインストラクターだったから興味があると思って話してみようと思ったん
だ。」

「私は、好きじゃないわ、ああいうの。あなただけよ、関心持ったの。」
とても熱心に話をしている大家さんのところへ、奥さんが入ってきた。
「実はね、彼女は、あまり興味がなかったんだ。」
大家さんは笑いながら、リビングに置かれた大好きなブランデーを手にとり、
「どうだい、一杯やりながら、場所とか詳しく説明しよう。」
と、いつもながらのお酒の時間が始まるのであった。

次の週末。早速、そこへ足を運ぶことにした。大家さんの話では、相当の行列ができ
ていたとのことなので、早い時間に行くべきだと忠告されていた。だから、ご忠告通
り早朝に家を出ることにした。

場所は住んでいるところとは正反対の東側。通常、ロンドン内のミュージアム(博物
館)は無料で入場できるのだが、ここに限っては多少、入場料がかかった。入ってみ
ると、まずはこのこのエキシビジョンの意味合いと、どういう人たちの人体を拝借し
たのとかが刻々と書かれていた。どうやら生前、使ってくださいというサインをした
人たちのものであるようである。そこのコーナーを抜けると、早速、手や足の模型が
置かれているのであった。そして、次に登場したのが人の顔のそれぞれのパーツから
脳、さらに2階に上がっていくとそこには、内臓たちがたくさん展示してあった。も
ちろん、神経から動脈、静脈を含めた血の流れも明確にわかりやすく置かれてあっ
た。

一番印象深かったのは、肺のコーナーであった。そこには、2つの肺が比較するため
にショウケースに納められているのであるが、片方は正常なもの、もう片方は喫煙者
(特にヘビースモーカー)のものであった。とにかく、喫煙者の肺の真っ黒で汚いこ
と!これを喫煙者が見たら、どう印象受けるのであろうと考えてしまった。ひょっと
したら、煙草のコマーシャルが禁止されているこの国からして、これも何らかの喫煙
者へのメッセージだったのかもしれない。

それにしても、グロいという言葉は拭い去れないのがこのエキシビジョンの現実であ
る。結局のところ、このエキシビジョンは好評?につき従来の展示期間よりも延長し
て年内いっぱい展示することになったという。ある意味興味深く、ある意味もう一度
でいいというのが僕の評価であった。人体エキシビジョン。今度は、人体に限らず、
たくさんの動物、昆虫編があるのかもしれない。でも、誰が観にいくのであろう?

つづく

 

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ここで紹介するイギリス海外ボランティア体験プログラム「ボランティアホリデー」は、イギリス最大級のボランティア推進
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イギリスの社会福祉を担うフルタイムの海外ボランティアとして活動しながら、自分を見つめ直し、自己を磨く海外体験です。