イギリス・海外ボランティア・ロンドンだより 2003年9月20日号

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イギリス最新情報     2003年9月20日号
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日本は阪神タイガースの優勝で湧いた週をすごしたということですが、ここ、ロンド
ンでも虎ファルガー・スクエアー(トラファルガー)タイガースに情熱を燃やしてい
るファンたちが集ったようです。虎ファンは世界を駆け巡っているのですね。

さて、秋分の日も近づき、イギリスはますます秋らしくなって来ました。紅葉の季節
が近づいています。

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今週の新着情報はこちら!

*ロンドン天気予報
*UK最新トピックス「オレは不死身の男」
*Top of the Pops
*イギリス最西端の旅〜エメラルドの海を見に行こう!〜その3
*スコットランド、自然と文化の物語その6「文化の秋」
*汗と涙のワーホリ物語NO.49「恐怖体験 前編」


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ロンドン天気予報   2003年9月20日
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9月21日(日)晴れ    最高気温24℃ 最低気温15℃ 日照時間3.7時間
9月22日(月)雨      最高気温21℃ 最低気温11℃ 日照時間1.9時間
9月23日(火)晴れ     最高気温18℃ 最低気温10℃ 日照時間5.3時間
9月24日(水)晴れ    最高気温17℃ 最低気温10℃ 日照時間4.5時間

以降は
http://www.thisislondon.co.uk/myday/weather/
をご覧下さい。

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UK最新トピックス   2003年9月20日号
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1、やはり女性天下

ビジネスといえば男性天下だった世の中。しかし、今日成功しているビジネスは女性
の考案。昨今、会社に属するのではなく、自分でビジネスをはじめ、利益をあげてい
る女性が多い。
ビジネスの内容は主にファッション、ビューティー、フローリスト、食品関係など。
また、ビジネスを始める年齢は15歳から35歳が主で、青年実業家を目指している。

あなたも何かビジネスを考えませんか?


2、節電家になろう

イギリス国内全体で、1週間に約9千600万ポンド(約192億円)も家庭電気代が無駄に
なっていることが判明。これはテレビや電気の消し忘れによるもの。

たとえば、テレビ、ビデオ、DVDなどのリモコンスイッチを消して、スタンバイ状態
にしているだけで、1週間に350万ポンド(約7億円)浪費している他、セントラルヒー
ティングの設定音頭を1度下げるだけで1週間に1,400万ポンド(約
28億円)の節電となる。

これらの電力浪費は環境問題に深刻にかかわってくると、専門家は節電を呼びかけて
いる。


3、オレは不死身の男

グライダークラブに所属する72歳のベテランパイロット(スティーブンソン氏)が、
単独フライトを楽しんだ後、直陸に失敗。滑走路横の森の中にグライダーとともに消
えていった。

関係者はこの事故に大きなショックを受けたが、なんとスティーブンソン氏、ほとん
ど無傷で脱出。スティーブンソン氏は青あざを少し作ったぐらいで、病院での手後も
受けずに、元気に帰宅した。


4、UKヒットチャート

1 Where Is The Love by Black Eyed Peas
2 White Flag by Dido
3 Sunshine by Gareth Gates
4 Baby Boy by Big Brovaz
5 Are You Ready For Love by Elton John
6 Can't Hold Us Down by Christina Aguilera ft. Lil' Kim
7 Breathe by Blu Cantrell ft Sean Paul
8 Time Is Running Out by Muse
9 Pretty Green Eyes by Ultrabeat
10 Shake Ya Tailfeather by Nelly/P Diddy/ Murphy Lee

http://www.bbc.co.uk/totp/top40/index.shtml


以上最新トピックスでした。

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Top of the Pops
This week's Review
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We can't imagine Gareth Gates is too disappointed with his No.3 showing this
week - his toilet walls must be already overflowing with gold discs. But
indie try-hards Muse will be extremely pleased with their third highest
entry spot. This much-fancied band have received rave reviews for their new
album and this could be the year they finally go massive.

Lisa Scott Lee and Nelly make disappointing entries outside the Top 10, and
those of you on our messageboards who've been predicted the demise of Nu
Metal will be glad to see that Linkin Park could only manage a No.14 slot.

However, it's not all bad news for you metalheads. Glamrock loverboys, the
Darkness, hold on to the No.1 spot in the Albums Chart with Reading-based
soap-dodgers the Cooper Temple Clause making a strong showing at No.5 for
their second release.


BBCウェブサイトより抜粋

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イギリス最西端の旅
〜エメラルドの海を見に行こう!〜その3
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そして、次はおしゃれなレストランや、ギャラリーのたくさんあるリゾート地、セン
ト・アイヴスという街へ行きました。ペンザンスからバスで、30分ほどです。テート
ギャラリー(現代美術館)や、小さな個人のギャラリー(絵画、陶器、アクセサリ
等)、ハーバーにはおしゃれなレストラン、テイクアウトのお店、アイスクリームや
さん・・・などなど、幅広くあります。その中で、積み木のように、細長い長方形
の、チョコレートバーのような、キャラメルバーのような、中には真ピンクの色の物
まで・・・が並んでいるお菓子屋さんのような店をよく見かけます。”ファッジ”の
お店です。ショウウインドウには、20センチくらいのバーが積んであるので、とても
買う気にならなかったのですが、友達のプッシュでトライしてみる事にしました。お
店に入ると、中にも色んな種類(コーヒー、しょうが、イチゴ、ミルク、ナッツ・・
・)が並んでいました。そして私はあの大きなバーごと買うのかと思って、ちょっと
気がひけていたのですが、大丈夫。量り売りでした!ショップのお姉さんが、ちゃん
と、1センチずつくらいにかっとしてくれました。私達は、小心者だったので、50
gづつチョコ&ジンジャーと、バニラ味に、トライしました。これが私はなんとすっ
かり気に入ってしまいました!正直板チョコよりも更に濃厚で甘いです!でもこれを
かじりながら、濃い目のブラックコーヒー・・・で和めそうな、疲れを癒してくれる
味です!さすがにピンク色にはトライする気になれませんでしたが、皆さんも機会が
あったら是非挑戦してみてくださいね!

テートギャラリーでは、是非屋上のカフェと、ショップに行く事をお勧めします!目
の前のビーチを眺めながら、テラスに出る事も出来るし、中で窓から景色を楽しむこ
とも出来ます。またショップでは色んな作品のポストカード(もちろん過去に展示し
てあった作品の物も)や、ちょっと個性的な絵本、オリジナルの文房具などが売られ
ていて、見るだけでも楽しめます。そしてここセントアイヴスでなんといっても見逃
せないのは、ビーチ!!テートギャラリーのまん前にもありますが、そこから、街の中
心を抜けて、電車の駅の方へ歩いていくと、真っ白な砂浜、2色に分かれた海の色・
・・のビーチがみえてきます。私達は水着を持っていなかったので、泣く泣く、ズボ
ンをひざまで上げてチャプチャプ!それでも、眺めは最高で、水は透き通っていてと
てもきれいです。ただし、水温はても7.8月とは思えないほど冷たい・・・。それで
も、家族ずれたちは、楽しそうに泳いだり遊んだりしていました。ここでは是非、駆
け足で周らずに、のんびり、ビーチや、ギャラリー、カフェで過ごしてじっくり満喫
してくださいね。日本ではあまり見かけないラズベリーの実、この辺りではよくイチ
ゴのようにパックに入って売っています。そしてこれがおいしんです!イチゴより更
に酸っぱ味が強く、暑くてのどが渇いたときに最適です!そうそう、このセント・ア
イヴスへ来る際に、もし機会があ
れば、電車で来る事をおすすめします!ペンザンス行きの電車の一駅手前に、”セン
トアース”という駅があります。ここからセント・アイヴス行きのローカル電車がで
ているのですが、ずっと海沿いをはしっていくので、車窓からの眺めは最高です!!
丁度ビーチの目の前に駅があるので、今すぐ泳ぎたい!!っという時にはおすすめです
よ!!

つづく

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スコットランド、自然と文化の物語
その6「文化の秋」
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9月、季節は一転しました。あの眩しい夏の日はどこへ行ったのかと思うほど、秋の
風情です。毎朝朝露が降り、空気はひんやりとし、厚手の服が必要になってきまし
た。天気は変わりやすく、晴れていたと思ったら天気雨、とおり雨、あらしがやって
きて、出かけてはずぶぬれになることもしばしばです。もう秋なのです。そんな中、
9月の収穫はブラックベリー。自然歩道に何万もの実をつけ、食いしん坊のわたしは
毎日のように山に出かけ、これらのベリーを摘んではジャムにして友達に分けたりし
ているのです。

さて、この季節にふさわしい催しがピーブルズでも行われました。8月末から3週間、
ピーブルズ・アート・フェスティバルです。文字通り季節どおり、「文化の秋」と
いった感じでしょうか。このフェスティバルでは文化的な催しが満載。芝居、コン
サート、クラフト・フェア、バスキング(ストリート・パフォーマンス)、小中学生の
学校上げての催しなど。また、ハイストリートの店舗はギャラリーとなって、地元画
家の絵画や写真、作品を展示し、普段の装いとは異なる顔を見せています。

わたしもこのアート・フェスティバルに何らかの形で参加したいと思い、「折り紙ク
ラフト」と名づけてクラフト・フェアにブースを持ちました。このクラフト・フェア
では子どもだけでなく大人も参加できるような工作のデモンストレーションと、販売
が行われます。バッジ作り、カード作り、パッチワーク、糸車体験コーナー、フラ
ワー・アレンジング、カイト(凧)作りなどなど。そのなかでわたしは折り紙一つで勝
負。さすがに料金は取りませんでしたが、ツル、ピアノ、飛行機、奴などを展示し、
折り方教室をしました。一番子ども達に人気があったのは「カエル」。折り紙になれ
ないこちらの人にはかなり難しいのですが、お尻を押すとぴょんと飛ぶのが大人気
で、みんな作りたがったのです。日本伝統文化を披露できただけでなく、多くの人た
ちと出会えたことはハリのあることで、一人でこのブースをこなしたわたしにとって
は、普段ののんびりとした生活から一転した忙しい日々を送ったのでした。

期間中、たくさんの面白い催しの中で特にわたしの目をひいたのは「ハイランド・
ゲーム」でした。スコットランドの伝統競技会です。歴史的には11世紀にマルコム・
カンモア王の呼びかけで、新しい飛脚を雇うために足の速さを競技したことから始ま
りました。後に他の王にも引き継がれ、次第にボディーガードを雇うための力試しの
競技、さらに広がって宮廷の楽団やダンサーを雇うために、バグパイプバンドやスコ
ティシュダンスの競技も追加されるようになってきたのです。イングランドがスコッ
トランドを支配したときに、スコットランド人が武器を持って集まるのを恐れ、反逆
を懸念してこの競技会は禁止となりました。しかし、イングランドの目をのがれて、
スコットランド北部(ハイランド)でひそかに行われていたために「ハイランド・ゲー
ム」と名づけられたのです。1848年、時の女王ビクトリアがこの競技会を伝統的な催
しとして認め正式に復活し、現在にいたっています。

さて、このハイランド・ゲーム、パイプバンドやダンスの競技会も面白いのですが、
一番わたしが気に入って見たのは力比べでした。これは筋肉隆々の男性方がキルト
(スコットランド民族衣装、タータンチェックのスカートのようなもの)を着て、ハン
マー投げ(約8キロ)、岩投げ(14キロ、28キロ)、丸太飛ばし(約5〜6メートル、50〜80
キロ)、短距離走などを競い合います。競技者はこれらをすべてオールマイティーに
こなすので、競技の最後にはへとへとに力尽きています。重さに耐えかねてギブアッ
プする競技者もいますが、ほとんどは顔を真っ赤にしながら出せるだけの力を披露し
てくれるので、見物者の感動、拍手も誘います。もちろん勝者はいまやボディーガー
ドには雇われませんが、多額の賞金が与えられました。しかし、これは競技後みんな
でパブに繰り出し、すべてビール代に消えるのだろうなと思います。みているだけで
力が入りそうなこの競技、日本の運動会ではなかなか見られないものです。また、ス
コットランドの歴史と伝統を垣間見ることができて、楽しい一日を過ごしました。

このフェスティバルが終わる頃は秋分の日。これからは夜の時間が長くなる季節で
す。暗く寒い冬を迎えるのかと思うとぞっとしますが、すでに色づき始めた木の葉は
目を楽しませてくれます。また、9月末から10月にかけては鮭が産卵に帰ってくる様
子が見られる季節です。次はこれを楽しみにしています。

10月につづく

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汗と涙のワーホリ物語NO.49
「恐怖体験 前編」
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チカちゃんからの電話の声は、とても震えていた。
「話したいことがあるんです。時間ありますか?」

この声を聞いて、僕は只ならぬ予感がした。今までにも、いろいろな相談をいろいろ
な人から受けたことがある。おうちの住人とうまくいっていないとか、英語が伸びな
いとか、日本の彼が連絡をくれなくなったとか...。しかし、今回に限っては全く
空気の違う凍えるものを感じたのであった。“どうしたんだろう?一体、チカちゃん
の身に何があったのであろう?”見当のつかないこの問いに、ますます僕も不安に
なっていった。
「今日のお昼にでも会おうか?」
僕は彼女の心細い「はい、わかりました。」という声を聴いて、携帯の通話のスイッ
チをオフにした。とにかく“会わなくては”、その念にかられて身支度を急いだので
あった。

僕らは、いつものピカデリーサーカスの三越の本屋で待ちあわせをすることにした。
ここは前にも述べたように、お互いが偶然再会した場所である。2時の待ち合わせ
だったが、僕は少し早く着くことができた。チカちゃんも時間どおりに現れたが、や
はり元気がないのが見ているだけで伝わった。そしてチカちゃんと僕は、ご飯を食べ
ながらという形で韓国レストランに向かった。

食事が済むと、ついに彼女の口から今回の悩み事を明かしだした。
「実は、今、うちに帰ることができなくて...。困っているんです。」
「おうちに帰れない?また、どうして?」
思いもかけないスタートに僕も戸惑いがちに聞き直した。
「恐いんです。また、誰かが押しかけてくるんじゃないかって。」
「誰かって...誰が?」
僕は、ますます何がなんだか混沌としてきた。ただ1つだけ予想できるものがあっ
た。それは、チカちゃんのおうちの周りがあまり治安のよい場所ではないことに関係
しているのでは、ということであった。以前、彼女のおうちに夜更けに遊びに行った
時に感じたものだが、そのフラット(日本でいうマンション)はすべての外窓と扉に
鉄柵がしてあり、窓を割られたり扉を開けてもすぐに人が入ってこれない仕組みに
なっていた。それは安全そうで、裏を返せばそれだけ安全な環境でないことを意味す
る。帰宅の際、チカちゃんに、「危険な匂いがするところだね。」といったのだが、
その時はチカちゃんも「どんな匂い?」と冗談で聞き済ませていた。しかし、それが
現実に起こってしまったのだろうか...。

彼女は、僕の方をじっと見て話を続けた。
「今から1週間前のある日のことなんですが、うちの住人のスウェーデン人の男の子
が夜遅くうちに戻る途中、すぐうちの真下の階で黒い人たちが話しているのを聴い
たっていうの。その話の内容が、“麻薬の取り引きだった”って。そして、その彼が
言うには、どうも薬のバイヤーがこの辺にいるらしくて、変な奴が来るかもしれない
ので、とても危険だから決して窓とか扉の戸締まりとか気をつけないといけない、と
忠告してくれたんです。」

彼女は、白湯のような韓国の暖かいお茶を1、2度啜り、話を続けた。
「そしてその晩...、そんな話の後じゃないですか、すごく恐くてなかなか眠りに
つけなかったんですよ。それでも、結局、心配のしすぎだったようで、何も起こらな
かったんです。」
僕は、その言葉を聴いたと途端、少しホッと肩の力が抜けたのを感じた。そして、彼
女が僕を再びグッと見つめて話だしだので、急に体中に緊張が走った。
「ところが、そのお昼に...。」
彼女は話すのを躊躇った。そして僕も息をのんだ。張り詰めた空気の中で、チカちゃ
んは、思い出すのも嫌なようにそのおぞましい続きを話し出したのであった。

 

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イギリスの社会福祉を担うフルタイムの海外ボランティアとして活動しながら、自分を見つめ直し、自己を磨く海外体験です。