海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

セブ・ボランティア参加者レポート

子供達は本当に好奇心旺盛

【 参加されたプログラム 】:セブ孤児院 春休み グループボランティア

【 参加しようと思ったきっかけは? 】:
高校生の時からずっとしたかったことだから。
世界の問題を直に感じて、それについて考えたかったから。

【 参加期間中に楽しかったこと、思い出に残るエピソードなど 】:
今回このプログラムに参加させていただいて、本当に思った以上にたくさんの事を得ました。
初めての海外、初めての発展途上国、本当に不安だらけでした。
セブに着いてコーディネーターさんと合致してタクシーに乗りました。

まずいきなりすごくびっくりしたのが、道路です。
車線もトラックもバイクも自転車も関係なく、我先我先と割り込んで、クラクションも鳴りやまないし、タクシーに乗っていて本当に怖かったです。凄いところに来てしまったなあと思いました。
道路をわたるのもはじめの方は凄く怖かったです。でも一週間もたつと慣れてしまい、一人で車を止めて渡れるようになりました。慣れって怖いなあと思いました(笑)
初日はオフ日だったので、着いてから、コーディネーターさん達にご飯を食べに連れて行ってもらいました。フィリピンでのご飯は意外と私の口に合っていて、全体的に美味しかったです。ホテルはお風呂はシャワーだけ、トイレのトイレットペーパーは流せない、水道水は飲めないという日本では考えられない状態でした。
慣れたのはすぐ慣れましたが、やはり日本が恵まれている国だということは感じました。

2日目からボランティア活動が始まりました。
孤児院はダウンタウンから降りて徒歩数分の所にありましたが、タクシーでダウンタウンで降ろしてもらい、ドアをあけた瞬間すごい臭いでビックリしました。そこら中ゴミは散乱していて、ホテルからちょっと離れただけの所なのに、全然違う国のようでした。
孤児院につくと、急に子供達が走ってきて飛びついてきてビックリしました。シスターさん達も暖かく出迎えてくれました。
子供達は力も強いし元気いっぱいで、いろんなところに引っ張っていかれたり、だっこしてーと言われたり、ボランティアが5人いても足りない状態でした。5日間ボランティアに参加して、子供達と遊んだり、お風呂に入れたり、ご飯を食べさせたりしましたが、思った以上に大変で、すぐに筋肉痛になりました。
また常に誰かが泣いているというような状況でした。そんな仕事をシスターさんはいつもこんなに少人数でしていると考えると本当に尊敬できました。
また子供達は本当に好奇心旺盛で、常に目がキラキラしていて、日本の子供と少し違うなあと感じました。
しかし突然 ママ!と叫んで泣き出す子もたくさんいて、心が痛くなりました。
書ききれないほどのことを考えさせられました。

フィリピンの人たちは本当にフレンドリーで、いろんな時に助けてもらいました。
コーディネーターさん達にも毎日毎日プランを組んでくださったり、時にはわがままも聞いてもらったりして本当にお世話になりました。
この1週間で出会った全ての人たちに感謝でいっぱいです。
またフィリピンに戻って活動ができたらと思います。自分が思っていた以上にいい経験をさせてくださったCECさんにも感謝でいっぱいです。
本当にありがとうございました。

【 今後参加される方へのアドバイスをお願いします。 】:
蚊がたくさんいるので虫除けスプレーは必ず持参したほうがいいです。
また、何かあった時のために、ホテル内以外でも連絡がとれるように、ポケットWi-Fiなどもあれば便利です。