海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

カンボジア 日本語トレーニングセンター

午前中のみ(8:30~12:00)訪問しました。
この学校では、将来的に日本で技能実習生として数年働く事が決まっているカンボジア人の
男性が、学校兼寮としてそこで勉強、生活をしていました。
ここでは、日本人スタッフの方が3名、日本語が堪能なカンボジア人スタッフの方が1名いらっしゃいました。

先生と一緒に、文法の確認

私が入ったクラスには、18歳~35歳までの方が15名ほど日本語を学んでいました。
ここのクラスを担当される先生は日本人女性の方で、私はその方のT2として、授業に参加しました。 ここでの学習内容は、基本的な文法も含め、仕事上で使われる場面が多いと考えられる言葉や単語などにも焦点を当てて学習していました。
学ぶ目的が明確で、日本語習得が必要に迫られているため生徒さん達はとても熱心に学習に取り組んでいました。
(午後からも授業を行い、夜も3時間ほど自習時間が時間割として組まれていました。)
しかし、ピリピリとした雰囲気の中での学習ではなく、皆さんとても明るく社交的で、生徒同士、また先生とも積極的に日本語で交流を行っていたため、私自身も楽しく、学ぶ事に対して刺激を受けました。
お昼は、皆さんと一緒に学校で食べさせていただきました。

皆でお昼ご飯

技能実習生を送り出すという事に関しても、事前相談・面接、準備教育等、入念に行っており、代表者の方が実際に日本での受け入れ先に赴き、個々にあった繋がりを作っていました。

ここでは、単に日本語教育だけでなく、カンボジア人の生活水準の向上、国の発展などを念頭に教育に力を入れており、そういった面からも、短い期間でしたが、色々な事を考えるきっかけをいただきました。

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