海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

中国海南島・ボランティア参加者レポート

ご近所さんとカラオケを楽しみました

◆参加期間◆2016年3月24日~3月31日 (1週間)

【 参加しようと思ったきっかけは? 】
もともと中国語に興味があり勉強していたのですが、四月から仕事で中国語が必要になり、実際に中国へ行って勉強してみたいと思った。また、海南島での生活を体験してみたかった。

【 参加期間中の出来事、エピソードなど 】
学生生活最後の8日間、1週間という短い期間でしたが、王先生は私が満足できるような企画を提案してくださり、感謝しています。
滞在先は王先生の家だったのですが、家の前には大きな池や林があり、目の保養にとても良い環境でした。普段なら朝早く起きて散歩なんてしたことがないけど、ここは、朝からでも外に出ていろいろ散策してみたくなるような、私の好奇心を掻き立ててくれるような場所でした。

紅雲(王先生の娘さん)とは、いつもご飯を一緒に作りました。中国語をほとんど聞き取れない私に対しても積極的に中国語で話しかけてくれ、嬉しく思ったと同時に、分からなかったらいつも「うん」、ばかり言っていた自分が情けなく、不甲斐なかったです。教わった料理、忘れないうちにチャレンジしたいと思います!
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また、王先生の友人、近所の方、沢山の人達と出会う機会もありました。隣の家の方とは近くの中原南洋小镇まで朝御飯を一緒に食べに行ったり、家で皆でカラオケ(日本の歌もありました)を歌ったのが印象深いです。私の住んでいるところでカラオケなんて歌うと近所から「うるさい」と苦情が来かねませんが、ここでは近所の人達の繋がりが深く、お互いを理解しあっている印象が強かったので、そんなことも気にする必要はありませんでした。そういった点などから、ここでの生活は、日本にいるときよりも、開放的でのびのびとできた気がします。

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中原南洋小镇は、様々な店が立ち並んでおり、アジア特有の雑多な雰囲気を感じることができ、個人的に好きな場所です。肉でも日本では丁寧にパック詰めされているのが普通ですが、こちらではその場で大胆にも包丁を振り落としながら、肉片がこっちまで飛んできてもお構い無い様子で切って売っていました。日本ではなかなか見られない光景に、カルチャーショックを受けたのを覚えています。
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また、私は書道が好きなのですが、王先生の知人のシエ先生のところへ行き、書道を学ぶ機会も与えてくださりました。シエ先生は書道を本当に極めているような方で、趣味で書いてる自分とは次元の違いを感じたのですが、丁寧に教えてくださり、私のために筆で一筆書いてくださって私の名前も入れてくれ、嬉しかったです。
ボアオの海辺にもいき、近くのレストランで海鮮料理を味わいました。その付近では有名なお店だそうで、野菜を炒めただけのような一見単純そうな料理であっても、その味付けにレベルの高さを感じました。
海南島の料理は口に合うものが多く、どれも美味しかったです。
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中国語のレベルを高めるのが第一の目的であったにもかかわらず、聞こえてくる言葉がすべて中国語で、何を言ってるのかさっぱりからず正直嫌になってしまうこともありました。でも、そうした環境におかれたことで、どうにかして聞き取りたい、という強い気持ちが生まれ、以前より勉強へのモチベーションが上がったのは確かです。
そして現地での沢山の経験は、何よりの収穫だったと思っています。

【 今後参加される方へのアドバイス】
私が参加したのは三月下旬でしたが海辺は結構日差しが強く、日焼けするので帽子は持っていった方がいいと思います。
林のなかを歩くこともあり、靴は汚れる危険性もあるので(私は結構汚れました)スニーカーなどがいいかと思います。
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T・K様 20代 女性 学生