海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

バリ・ボランティア参加者レポート

バリ島ボランティア&ホームステイ・11月

バリ島ボランティア&ホームステイプログラムの参加者レポートのご紹介です。ご協力を有り難うございました。

■参加期間:2017.11.9-24

■参加の動機:海外でもボランティア活動をしてみたかった。また、海外の子どもたちと触れ合ってみたかった為

■ボランティア活動について:
活動内容
☆月曜から土曜
○8時-10時 近所の幼稚園にて
・保育 8-9時/ 9:30-10時
先生のアシスタント(子ども達に折り紙を教える、切り貼りの補助、画用紙などの配布の手伝い)
・休み時間 9-9:30
追いかけっこ、サッカー、子ども達を持ち上げたりだっこしたり振り回したり
(←子どもはとても喜びsaya saya!!
と子ども達が集まってきました。)

○11時-14時 キリスト教の孤児院
子ども達とトランプ、折り紙、色塗り、絵本、お絵かきなどで遊ぶ
・12時頃から 昼食
(食べる準備が出来た人から食べる)
幼児の食事の補助
・13時頃から未就学児 午睡
・起きてる子と遊ぶ

○帰宅後 自分の昼食
○15時頃から19時まで
近所の子たちと遊ぶ
○19:30-20:30(変動あり)
ステイ先にて日本語教室

☆日曜日
フリーなので観光もしくは
朝から子どもたちと遊ぶ。

*幼稚園…活動回数 12回程
日本と真逆の保育方法で最初は驚きました。
順番は無い、物は投げて渡す、保育中もお菓子を食べる、親が子どもの制作を助ける、机や椅子の上に乗り移動する、休み時間には親が子どもにご飯を食べさせるなど。バリではよくあることらしいです。自由な保育でしたが、子ども達はのびのびしておりきちんと話を聞かなければいけない時は静かに聞くこともできていたのでバランスが取れてるのかなと感じました。保育内容はお絵かき、粘土、折り紙、切り貼り、数字やインドネシア語の単語の勉強などで私の分かる範囲で困っている子どもには教えたりしました。
言葉に関しては先生も子どもも英語は簡単な単語ぐらいなら知っていましたが、やはりインドネシア語もしくはバリ語をしらないとコミュニケーションを取るのが難しかったです。しかし言葉が通じなくても幼稚園に通えば通うほど子ども達と仲良くなり子ども達からも声を掛けてくれるようになりました。最終日は金平糖と手裏剣をあげたら喜んでいました。

*孤児院 聴覚障害の孤児院1回
キリスト教の孤児院12回程
聴覚障害の施設では私が手話が出来ないのでノートに書くもしくはジェスチャーでやりとりしました。ここの施設に行くときは道具や文房具がないので折り紙など持っていった方がいいです。
私は何も持って行かなかった為、急遽ノートで折り紙の代わりに手裏剣や飛行機を折ったりマジックを披露しました。折り紙よりもマジックの方が盛り上がりました。

キリスト教の孤児院では女の子または中学生ぐらいまでの男の子中心に遊びました。高校生男子たちは部屋にいることが多かったです。ここは英語が通じるのでずっと英語でのやり取りをしていました。また最初に英語で書かれた書類を読んでサインが必要になります。
私は二週間通いましたがオーストラリアなどからの見学者が多く毎日のように来て沢山のおもちゃなどを子ども達にあげていました。その為か孤児院には沢山のおもちゃや本、文房具がありました。私は施設にあるもので遊びたかったので折り紙以外はもっていきませんでしたが折り紙は面白くないのかあまり人気がなかったです。一方で子ども達に絶大な人気だったのがドラえもんでした。ドラえもん、ワンピース、ハローキティ、ポケモン、ナルトなど日本のアニメがやはり人気で絵を描いてあげると私も私も!と沢山の子どもが来ました。また、ここでも紙1つで出来るマジックを披露するとみんなやりたい!欲しい!となったので一緒に作ったり作ってあげたりしました。行くたびにマジック!と言われて毎日つくりました。
金曜日はクッキングデーなので先生に許可を取り昼食後の13時から私はどら焼きを作りました。どら焼きはスーパーでも売っていましたが知らない子が多かったです。仲良くなった女の子達を中心にどら焼き作りをしました。あまいのが好きなので砂糖は大目にいれ、あまーいどら焼きを子ども達プラスセキュリティーや先生方にも配りました。みんな美味しい美味しいと言って食べてくれました。
土曜はテレビやピアノがある部屋が使えるので多くの子ども達はテレビを見たりピアノを弾いたりその部屋でトランプをしたりして過ごすことが多いです。
子ども達はボランティアの人たちに慣れてるので名前やどこから来たのか積極的に声をかけてきてくれました。名札を私は付けていたので子ども達だけではなく先生方にも名前を覚えてもらえました。名札は無くても平気ですがあった方が名前を覚えてもらえるのでオススメです!あと、作って遊べる珍しい物が子ども達には人気でした。

■滞在先について:
○食事
ナシチャンプルかミーゴレンのどっちかの食事でした。味は辛過ぎず観光地でのご飯よりも美味しかったです。
お水も足りなくなったらくれるので助かります。
昼夜のご飯は付いてないので、ご飯買いたいなど言わないと食べるチャンスを逃します。近くのワルンは安くて美味しくてお腹を壊す心配もありませんでした。ナシゴレン140円など激安でした。同じお店に行くので店員さんとも仲良くなりました。
○周辺情報
徒歩3分ぐらいのところに小さいスーパー。
バイクで2分ぐらいのところに委託して洗濯してもらうランドリーあり。
ジーパン1本40円ぐらいでした。
○飲食店
バイクで5分くらいのところ
ワルン、マクドナルド、KFCあり。
チェーン店は駐車料金10-30円程取られます。
○滞在先の様子、エピソード
住宅街の一軒家で両親、3人兄弟と犬が一匹の家族でした。三男以外はシャイな男の子達で部屋にいることが多くなかなか関われなかったので、私はアイスを買ったりしては長男次男を部屋から呼び出し近所の子や3人兄弟とワイワイ食べたりしました。兄弟だけでなく近所の子たちとも仲良くなり子ども達から声をかけてもらえるようになりホームステイがよりたのしくなりました。近所には小さいスーパーもあるので何か買いたい時は三男と近所の子たちを連れて買い物に出かけました。何かついでにお菓子をかってあげると喜びます。
孤児院から帰ったら私はとにかく子ども達と遊びました。家ではトランプ、取っ組み合い、ボール遊びにYouTubeを観るなど。外でかくれんぼ、鬼ごっこ、いたずらなど。あと、近所の子の家にもお邪魔したりもしました。

■その他の感想:
○虫などの生き物について
虫除けはシールやスプレーよりも蚊取り線香が効きました。部屋には朝晩とヤモリが遊びにきていました。野良猫やねずみが家の周りをうろちょろしています。一回だけ家の前で猫がネズミを食べてるのを見て衝撃的でしたが子ども達はゲラゲラ笑って見ていました。
○お金
観光地では観光地価格なので食事も1000円から1500円ぐらいはかかります。
観光でのお土産のコーヒーやティーは900円ぐらい。寺の入場料は200円からなど観光の時はお金がそれなりにかかりますが普段の生活ではほとんどかかりません。
お土産は大きめのスーパーの方が安くておススメです。
○自由時間
観光したい方は朝から晩まで観光がオススメですが、子ども達と一日中遊ぶのもホームステイならではでたのしいです。
○不満点
部屋の掃除が何回かされていなかったりするのでそこの点だけマイナスでした。

■今後参加する人へのアドバイス、お気づきの点等:
インドネシア語よりもバリ語を覚えた方が現地の方々は喜んでくれます。積極的なのも大切ですが笑顔が一番。楽しんでいれば子ども達からやってきてくれるなとボランティアして感じました。