海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

カンボジア・シェムリアップ

2017年  8月  19日   ~   2017年   8月  26日まで (約1週間)

参加の動機
この夏に語学研修で海外に行きいと考えていましたが、予算の都合上行くことができず、語学研修よりも安いボランティアをすることにしました。東南アジアにした理由は、貧しい国でいろいろな人と関わり、他ではできない経験をしたかったからです。

ご参加頂いた時期に関して
気候、お天気はどうでしたか?
雨季の時期でしたので、夕方はスコールが毎日ありました。昼間はとても晴れていて過ごしやすかったです。温度は日本の夏とそれ程変わりませんがじめじめしていて、暑く感じました。

服装は?
蚊に刺されて伝染病にかかってしまうのが心配で、長袖や長ズボンを多く持っていきましたが、虫よけスプレーを持っていれば半袖でも大丈夫です。でも、観光地や現地の人にとって大切な場所に行くときは、肌の露出が少なくする必要があるみたいです。バケン山で肩が出る服を着ていたら、上に羽織るものを着てくださいと言われました。アンコールワットでも同じです。

シェムリアップ滞在に関して
街の雰囲気、印象はいかがでしたか。
想像していた以上に発展していて、驚きました。店もたくさんあって生活には困りませんでした。 

おすすめのお店、レストラン、観光スポットがあればお知らせください。
オールドマーケットに行くと安く物が買えたり、観光客向けのレストランがあります。シェムリアップ周辺の観光地は行けるなら全部行った方がいいと思います。ベンメリア、地雷博物館、オールドマーケット、ナイトマーケット、お寺、キリングフィールド、アンコールワット、アンコールトム、タプローム、バケン山、プレアビヒア、行ったところは全部、本当にいいところで、何度も行きたいと思いました。                                              
ヤマトゲストハウスでの滞在はいかがでしたか。
ヤマトゲストハウスの空きがなかったので、ヤマトの裏側にある、テップというゲストハウスに泊まりました。とてもきれいで、ホテルみたいでした。トイレとシャワーが同じところにありますが、サンダルが置いてあったので問題はありませんでした。

遺跡観光に関して
アンコールワットでの朝日鑑賞はいかがでしたか。
天候が良かったこともあり、今まで見た中でも上位に入るほど感動しました。とてもきれいで心が動かされる景色でした。

その他ご自身で何かツアー等に参加されましたか?  はい  

ハイの場合、そのツアー内容とツアー料金をお知らせください;
プレアビヒア:ゲストハウスから入場料を払うところまでの車が一台100ドル(四人で行ったので一人25ドル)、入場料を払ったところから山道登る車が一台25ドル、入場料10ドル?

ボランティア活動に関して

日本語トレーニングセンターでの活動内容と感想をお聞かせください。
クラスが3つあって、ボランティア生も三人だったので、一人一クラスで分けました。私はまだトレーニングセンターにきて二週間くらいの生徒たちを教えたので、ひらがなの「あ、い、う、え、お」を読んだり発音したり書いたりするところから教えました。最終日はみんなで涙そうそうを歌いました。本当にみんなやる気があって、教えがいがあってとても楽しかったです。自分もしっかり勉強しなきゃいけないという気持ちにさせてくれました。とてもいい刺激になりました。

村の青空教室での活動内容と感想をお聞かせください。
村の子どもたちはみんなとても元気で、日本語もとても上手でした。一日目はかるたをしました。と言っても、ルールや日本語が完璧にわかるわけではないので、最初の文字だけ読んでチーム戦で行いました。
二日目は、折り紙をしました。キリンを作ったのですが、私たちよりも村の子の方が折り紙が得意で逆に教えてもらったりしました。交流をするという意味ではよかったかもしれないですが、日本語を教えるという意味では、あまり役に立たなかったかなと思いました。
村の子どもたちもみんな一生懸命で、目がキラキラしていて本当に可愛かったです。みんな夢を持っていて、それに向けて頑張っている姿は日本語学校も青空教室も同じでした。私も頑張りたいという気持ちにさせてくれます。
 
             
マザーハウス孤児院での活動内容と感想をお聞かせください。
孤児院では、何をしてくださいとかの指示が一切ありませんでした。シスターや、そこで働いている人の手伝いをしようと思っていましたが、子どもたちと一緒に遊ぶことの方が多くなってしまいました。子どもたちから「シスター」と声をかけてくれて、すごい勢いで遊びました。孤児院の子どもたちは英語や日本語がわからず、クメール語だけになってしまってコミュニケーションの取り方に困りましたが、遊びに言語の問題は必要ないと感じました。

子どもたちは親がいないことを感じさせないくらい元気で、明るかったです。そんな姿を見て心を打たれました。一日しかなかったのでもう少しいたいと思いました。 

持ち物に関して
日本より用意し、役に立ったものは?
虫よけスプレー、ウェットティッシュ、日本円(お金がなくなったら日本円に換金できる場所がある)                                                                       
その他、便利だと思うものは?
スニーカーのほかにサンダルがあった方が過ごしやすい。  

カンボジアの物価に関して
ご参加時のレートは?  1ドル=約(  120    )円

何か購入されたものがあれば参考までお知らせ下さい:
お土産は全部オールドマーケットで買いました。値段交渉できます。物によって違いますが、小物だと大体のものが8ドルから交渉始まりました。服とかになると、高くて18ドルあたりから始まりました。
お土産以外は観光地の入場料、そこまで行くのにお願いしたトゥクトゥク代です。        

お小遣いとしてどのくらい用意され、実際どのくらい使いましたか?:
4万円を日本で変えていって、8千円を現地の日本円が使えるお店で換金してもらいました。                                               <レンタル携帯に関して
通話料として$1のご負担を頂いていますが、それ以上に通話料をチャージしましたか?
いいえ 

今回のご参加を通じて、最も印象に残っていることや今後の参加者へのアドバイスなど自由にお書きください。
出発する前は本当に心配なことが多かったですが、現地についてからは楽しいことばかりで本当にこのプログラムに参加してよかったと思っています。シェムリアップは本当に治安もよく、人柄もよく、安心して過ごせました。観光ではなくボランティアで行ったことに意味があって、次来るときもボランティアで来たいと思いました。ボランティアで行くところはどこも日本や日本人にはないきれいな心と、やる気、ひたむきな姿があって、本当にいい刺激になりました。日本に帰ってきたくなかったし、帰ってきても、便利すぎる日本に嫌気がさすほど、カンボジア、シェムリアップでのボランティアはとてもいいものでした。 一番印象に残ったのは子どもたちのキラキラした目と元気とやる気がすごかったことです。孤児院の「シスター!」って呼んでくれる子どもたちの声も忘れられません。心配はせずに、子どもたちに負けないくらいの元気とやる気を持っていけば大丈夫だと思います。
                                   
最後に、あなたのことをお知らせ下さい
お名前(イニシャル、ニックネーム可):萌々香
ご年齢:  10代