海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

バリ・ボランティア参加者レポート

バリ島孤児サポート&お正月体験

バリ島孤児サポート&お正月体験の参加レポート。現地お正月(ニュピ)を体験する年に1度だけ開催するプログラムです。

■参加された国名
インドネシア

■参加期間
3月12日~3月18日

■参加の動機
海外に行ってみたかったのと、海外ボランティアをすることで自己啓発したかったから。

■ボランティア活動について
孤児院でボランティアしました。二日目の夜から四日目の朝まで行いました。行ったことは、おやつ作り、食事の手伝いなどです。その他は子供たちとおしゃべりしたり一緒にお祈りしたりしました。特別な事を何かするというよりも子供たちの生活に加わって文化交流をするのが基本という感じでした。
おやつ作りではホットケーキをつくりました。参加者5人で持ち寄った材料と現地で購入した牛乳で料理しました。子供たちも手伝ってくれました。1.5kgのホットケーキミックスで作ったのですが、フライパンが1個しかなかったため、かなり時間がかかりました。交代で焼いたり、調理器具で仰いだりしてどうにか暑さをしのぎました。3時間かけてようやく完成しました。100人くらいの子供が暮らしているので、小さめに分けて出しました。おいしそうに食べてくれました。食事のお手伝いで、サヤエンドウのようなを豆をささがきしました。現地では包丁を使わず、カッターのような器具で行うので難しかったです。
子供たちは週に1回、日本語の授業があるので簡単な日本語と英語で話すことができました。最近流行っている日本の曲や、韓国の曲を歌っている子もいて驚きました。
子供たちは、学校にいっていたり、お祈りに行っていると孤児院にはいなかったため、何をすればいいのか戸惑うこともありました。しかし、日本人が来るだけで喜んでくれ、積極的に声をかけてくれる子供たちを見ると、ここにボランティアしにこれてよかったなと思うことができました。

■滞在先について
私はバリのお正月と孤児院でのボランティアがセットになったグループ活動に参加しました。なので、二泊は孤児院で、四泊はホームステイをしました。孤児院では一部屋に4つベットがある部屋で3人で使いました。4階にあるので景色がとてもきれいでした。トイレとシャワーが一緒になっているスペースが2つありました。トイレとシャワーの距離が離れているので使いやすいです。シャワーは水しか出ないです。私たちは夜入りましたが、外が涼しくならないうちに入ったほうがいいかもしれません。食事は炭水化物が多い日やご飯と野菜だけなどシンプルなものが多かったです。基本的におかずは味が濃いので、ご飯の量を調整して食べることをお勧めします。笑 周辺にはスーパーがあり、なんでもそろいます。ちなみに500mlの水が20円くらいで買えます。
アミさんの家でホームステイしました。3人の息子さんがいました。家族ぐるみでお世話をしてくれました。長男が基本、車の運転をしてくれ、いろんな所に連れて行ってくれます。家には三男の友達が大半いました。笑 食事はとてもおいしかったです。とてもたくさんの量が出てきますが、自分のお皿のぶんだけ食べれば、無理して全部食べなくても大丈夫だと思います。シャワーは暖かいお湯がちゃんと出ます。洗濯はしませんでしたが言えば連れて行ってくれると思います。

■その他の感想
バリのお正月であるニュピはwifiが使えません。しかし部屋のなかで真っ暗の中でじっとしてなくてはいけないというわけではないので安心しました。家族の方と一緒に静かにすごしていれば大丈夫です。この日の星空はとてもよく見えます。全ての星が見えるという感じでした。
アミさん一家がいろんな所へ連れて行ってくれました。お寺行ったり、バロンダンス見たり、シルバーアクセサリーショップを見にいったり。コーヒー農場で試飲もしました。20種類ものコーヒー、紅茶を飲みました。どれも日本では飲めない味で観光地の中で最も良かったです。マリンスポーツでは、パラセーリングをしました。セットで1万5千円とかもありましたが、予算の中で工夫しましょう。いつ行っても大丈夫なように水着は手荷物の中に入れておくといいかもしれません。スパもしました。ビーチは3箇所行きました夕日の見えるビーチはとってもきれいでした。
物価はスーパーなどはとても安いですが観光地は普通に高いです。屋台では200円くらいでしたが最後の日の夕食は3000円くらいかかりました。不安な方は事前にアミさんに安いところでご飯食べたいと言っておくほうが安心かもしれません。現地では1人行動することはなく、出かけるときはいつもアミさんが車で連れて行ってくれるので、要望があれば何でも言ったほうがいいです。ちなみに私はお土産をたくさん買いましたが2万5千円でたりました。中には、4万くらい使った子もいれば、1万5千くらいの子もいたので人それぞれです。
持ち物でトイレットペーパーは必須です。
人の優しさを感じられた7日間でした。

■今後参加する人へのアドバイス、お気づきの点等
現地に行くと日本とは違う異文化体験がたくさんできます。戸惑うことがあっても全部たのしんでほしいです。困ったことがあれば、あみさんや孤児院の子供たちが解決してくれました。一週間過ぎるのがあっという間でした。私は、初海外でしたが、このグループ活動に参加できてよかったし、また行きたいと感じています。
最後になりましたがアミさんを初め、ホストファミリーの皆さん、一週間一緒にすごした同じグループの4人、本当にありがとうございました!!Terima kasih !!