海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

セブ地域開発プログラム

参加期間:2018年3月1日~3月7日 1週間

参加動機:
セブ島のプログラムという事で、観光地としてのイメージしかなかったのですが、スラムやゴミ山で暮らしている人々や、子どもたちの存在を知って、実際に自分自身の目で確かめたいという思いから参加を決意しました。

ボランティア活動に関して:
それぞれの具体的な活動内容とスケジュールを教えてください。

2日  午前 墓地集落
    (家庭訪問&質疑応答、子どもたちとアクティビティ、食事配給)
    午後 スラム地区夕食配給活動 2ヶ所
   (子どもたちとアクティビティ、食事配給)

3日  午前 フリータイム
午後  山村集落 (子どもたちとアクティビティ、食事配給)

4日  終日 フリータイム 

5日  午前 マザーテレサ孤児院
   (子どもたちとアクティビティ、食事配給、清掃)
    午後 スラム地区夕食配給活動 1ヶ所

6日  午前 ゴミ山、マンゴー工場(有料オプション)
    午後 港のスラム
   (軽食作り、子どもたちとアクティビティ、食事配給)

活動中に感じたこと、難しかったこと、楽しかったこと、困ったこと等、何でもお聞かせ下さい。
現地で感じたのは、貧困の差が大きいという事でした。市内に行けば大きなショッピングモールがあり、多くの観光客で賑わっているのに、少し離れたところでは学校にも通えず、食事に困っている人々がいました。観光地で有名ですが、実際に訪れた現地では驚くことばかりで、改めて考えさせられました。
一週間だけの参加でしたが、日本からきた多くの学生と交流が出来、様々な考え方に良い刺激を受けました。ボランティアの事、海外の事、将来の事、などたくさんの意見を聞くことが出来ました。

子供たちと遊ぶため、又は何かを教えるために、事前に用意されたこと・教材等ありましたら、参考までに教えてください。
簡単な歌やダンス、折り紙(屋外での活動が多かったので使用していません)、シャボン玉、風船

生活面に関するご質問: アイシーラホテル 宿泊
朝食がついていてよかった。
ホテル横に、セブンイレブンとパン屋があり、必要なもの(水や軽食)がすぐ買えた。近くにはドラッグストアやレストランがあり、皆で食事や買い物ができた。
シャワーが出なかったのが少し困りましたが、お湯は出ていたので大丈夫だった。

宿泊施設からボランティア先までの移動手段(タクシーの所要時間・料金)を教えてください。
10分~20分(交通状況による)、約100ペソ(だいたい四人で乗るため一人25ペソ程度)

食事はどのようにしましたか、料金は?
朝食・ホテル

昼食・午後の待ち合わせ場所(ショッピングモール内やレストラン)約100ペソ

夕食・近くのレストラン(全員で割ったりする)、コンビニ 約100~400ペソ

滞在した地域でお勧めの場所は?(お店・レストラン・ショッピングモールなど)
アヤラのショッピングモール

アイシーラホテル付近のレストラン

コーディネーターのサポートに関して: 非常に良かった
送迎もしっかりしてくれて、相談や問題にも優しく応じてくれた。

 

オプショナルツアーに参加された方へ
どこに行かれましたか? どれくらい時間・料金がかかりましたか。
カオハガン島 1,800ペソ
ドライフルーツ工場・ゴミ山 400ペソ

感想をお聞かせ下さい。
ボランティア以外にも、いい経験が出来ました。ほとんど全員が参加したのでたくさん交流が出来ました。

今後このプログラムに参加する人たちの為に ボランティア先での心得、
子供たちとのお勧めの遊びなど:

自分から積極的に参加すること
簡単な手遊び、シャボン玉
※子供たちは写真を撮りたがるので、スマートフォンやカメラを安易に渡さないこと

持参したほうが良いもの
日焼け止め、虫よけスプレー、帽子、タオル、ハンガー、サンダル、スポーツドリンク粉、ポケットティッシュ(ショッピングセンターに紙がない場合が多い)、除菌シート、汗拭きシート

服装、衛生面、食べ物、飲み物などで気をつけたほうがよいと思ったこと
汚れるのでなるべく黒い服がいい
水は必ず買う
生野菜はあまりお勧めしない、加熱された肉や野菜がお勧め
氷にも気を付ける

最後に、今回海外でのボランティアプログラムに参加しての感想をお願いいたします。
今回、一人での参加だったので少し不安でしたが、他にも個人で参加している学生がいたのですぐなじむことができました。現地では、多くの子どもたちと接する機会があり、教員の道を目指している私にとってすごくいい経験になりました。現地の言語はあまり理解することが出来なかったのですが、何とか英語でカバーしつつコミュニケーションをとりました。
 海外渡航は二回目で、海外に出ると日本の当たり前が全然通用しないことにいつも驚かされます。そして、日本と海外のいい部分、悪い部分を改めて考える機会になります。日本で暮らしている私は、現時点での自分の環境に甘えてしまっていることに気づかされました。
 今回のボランティアだけにとどまらず、自分にできることを積極的にやりたいと思います。

10代 女性 1人で参加