海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者の声

大事なことを子どもたちからおそわりました

お久しぶりです
フィリピン・セブボランティアへ20日~26日まで行ってきました。

関空で他のボランティア参加者さんと会って一緒にチェックインしましたが、すごい行列で席が埋まってしまって隣の席になることは出来ませんでしたが、初めての1人飛行機は緊張しましたが、
何もトラブルなく無事にセブへ着きました。

初日はコーディネーターのデクスターとドゥエインにご飯を連れて行ってもらい、これからのことを話して初日は終わりました。

初日の夜はホームシックとカルチャーショックで泣いてしまいましたが、翌日からのボランティアである男の子にとても救われました。

子どもたちはみんな良い子で笑ってくれたり、駆け寄って抱っこしてと言ってくる子どもたちがほとんどでしたが、ずっとママ~っ て泣いてこっちも見てくれない子もいました。

ある1歳くらいの男の子がいたんですが、その子は私がボランティアで来る1週間前に来たばかりの子で泣いてはいなかったんです が、ずっと寂しそうな顔をしていて…
私はその子を抱っこしていたら、徐々に笑顔をたまにですが見せてくれるようになって、そしたら私のことをママって呼び始めて少しでも離そうとしたり抱っこから下ろそうとしたり、ほかの子と遊ぼうとするだけで号泣 してママ~って泣き叫んでいました。
帰らなければならない時も、下ろして鞄を取りに行こうとすると、ママ~と泣き叫んでよちよち歩きながら私のところまで来てくれました。
その時本当に私の子にしたいと思いました(笑)

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それからボランティア4日間はずっとその子の世話をしていました。
お風呂も食事も離すと泣いちゃうのでずっと抱っこしたままでした。
私が部屋に入ると自分からママ~って言いながら寄ってきてくれて、本当のお母さんになった4日間でした。

最終日のバイバイするとき、感づいたのかなかなか離してくれなくて、下ろしても私の目の前で泣き暴れて、ママママ言ってくれて…
下ろしても追いかけてきてシスターに渡してもずっと泣き叫びながらママって呼んで私のほうを見ながら手を広げながら抱っこを求めてきて…
別れるのが本当に辛くて私まで号泣しながら最後までその子を抱いていました。
シスターやスタッフ、ほかの参加者の方からもsame face だよ、とか日本に連れて帰り、なども言われました。
もしできることなら本当に連れて帰りたかったです。

でもまたいつか会いに来るとシスターや現地の子たちと約束をしました。
またあの子へ、あの子たちへ会いに行きたいと思います。

自分がどれだけ恵まれてるのか、両親がいることがどれだけ幸せなのか、当たり前だと思っていたことが本当は1番の幸せなことであったりだとかたくさん大事なことを子どもたちからおそわりました。

またぜひ行きたいと思っています。
その時はまたよろしくお願いいたします。