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イギリスボランティアホリデー プログラムの流れ


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■海外生活をイギリスで!!■
 

高橋由紀子さん

イギリス南西、アンドーバーという田舎町の「エナム・トラスト」でボランティアを始めて約6ヶ月。こんな寂しい何にもない街でよく生活していると自分でも感心してしまうという由紀子さん。たくさんのMatesに囲まれて有意義な時間を過ごしている。

過去2度のイギリス語学留学を経て、イギリスが大好きな有紀子さん。今回は、より現地の人たちとの交流を求めてこのプログラムに参加。語学学校では学べない試練や楽しさをここでは学んでいる。
例えば、語学学校では英語はもちろん、自分の意見をしっかり話すようになる、ということを学んだ。人懐っこい由紀子さんはホストファミリーとも仲良くなったので、いまだにその連絡も取り合っているほど。しかし、このボランティアではそれだけなく、イギリス人の普通の人たちが話す英語、より日常の生活、福祉についての問題など、「エナム」でしか知ることが出来ない体験が盛りだくさんだ。

由紀子さんの派遣先の「エナム・トラスト」とは、身体に障害を持つ人たちの住居でありながら、そこで仕事をしてゆく作業所という二つの役割がある。この「エナム」の立地はアンドーバーの中心からさらに車で約20分。隣人は牛、羊という自然に囲まれている。

かなり孤立した場所でもあるので、この「エナム」の中だけが唯一の交流の場となりがち。ここに住むクライアントは約100名、スタッフが25人とボランティアが3名。ここで提供されている仕事はギフト用商品の包装の下請け、キャンドルや手作りの小物作り(これはチャリティ・ショップの商品となる)、苗木作りの下請けなどなど幅広い。それだけでなくパフォーマンスクラブがあり、そこで歌ったり演技をしたり、年に数回大きな公演がある由紀子さんのお仕事は、作業所のこれらのセクションでクライアント達といっしょに働きながら、彼らをサポートするといった風である。

由紀子さんたち、ボランティアのお世話をしてくれるスーパー・バイザーのデーブさんがとても気を配ってくださり、何かと助けてくれるので環境としてはとても働きやすい。
1週間に一度はミーティングを持つようにし、仕事の問題だけでなく、ボランティアの滞在先の設備などすべてにおいて相談にのってくれ、問題の解決をしてくれるとはいってもここはイギリス、友達も最初から「エナム」にいるわけではない。自分から何か働きかけないと、周りからは何も与えられない。由紀子さんが心がけていることは、クライアントや他のスタッフたちに自分から話し掛けよい関係を作るようにしている。まず出会ったら誰にでも「Hello」と声をかける。そうすれば誰からでも「Hello, mate!」と返事が返ってくる。ここから「エナム」の住人として良い関係が芽生えてくる。また、日本でケア・ワーカーとして経験のある有紀子さんは、クライアントとの距離を保つということもよく知っている。ボランティアの立場はスタッフサイドなので、できるだけスタッフの目としてみるように心がけている。よってスタッフとの良い関係も大切だ。その関係も最初3ヶ月ぐらいは様子をみる程度だったが、6ヶ月たった現在では普通に冗談を言える仲にもなってきて、一緒に食事をしたり、個人的にも仲良く交流できるようになってきた。時々和食を振舞うこともあるそうだ。(なかなかの好評らしい)このように仲良くなってくると、何でも相談できるようになってきて、本当の意味での素朴な普通のイギリス人との関係が持てるようになり、それは語学学校時代との大きな差だ。

このように「エナム」で楽しく過ごしてはいるが、もちろんここでの生活は決して簡単なものではない。「エナム」で仕事が終わるのは4時半。それからの時間がながい。街の中心地からも離れているので、仕事が終わってからの余暇をもてあましがち。これはここにすむレジデンツ、及びボランティアが感じていることである。少ないバスの便数、高い交通費で、毎日出かけてゆくわけにも行かない。また小さな町なので、特別に面白いことがあるというものではないので、刺激にはかける。特に冬になってくるとすぐに日が暮れるので、真っ暗になってからの外出は気持ちのよいものではない。

それでもこの「エナム」で生活してゆくためには、何かを自分から見つけてゆかねばならない。現在由紀子さんは週に1日ほど、カレッジのイブニングの英語コースに通い、また部屋ではクリスマスの手芸用品作りに励んでいる。
こんな小さな事柄だけれど、楽しくでくるのも、由紀子さんの前向きなキャラクターの賜物だと考える。

 


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