海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

2019年8月 高校生トビタテ セブプログラムご参加の方から

■参加しようと思ったきっかけは?
トビタテ留学Japanの応募がきっかけです。
小学四年の時読んだ「チョコレートと青い空」にショックを受け夏休みの自由研究でフェアトレードチョコレートについて調べました。児童労働や格差社会、先進国と途上国との関係、自立支援活動に興味を持ちました。
フィリピンはストリートチルドレンにみる格差問題、児童労働、リゾート産業や外資による発展と貧困世帯の関係など私が知りたいすべてのものがある国だとおもい留学先をフィリピンに選び参加しました。

■活動内容と、その活動時間等
孤児院、山村集落、ゴミ山で生計をたてている世帯、墓地で生活している世帯、現地の学校、マンゴー工場、livelihood プロジェクトの支援活動等の訪問と見学。
ストリートチルドレンや子供たちと遊びを通しての交流
配給活動

■参加期間中の面白い発見、感動したエピソード
子供たちはおんぶが大好きで同時に三人を担ぐことも…ふと肩を見るとたくさんの髪の毛が抜けていました。帰国して母に髪薄くなった?と指摘されドキッとしました。
山村集落の道端に子犬に乳を飲ましている母犬がいました。通りに邪魔な場所でそこに住む女性が犬に向かって近づいてきました。どかされる?と見ていたら乳を飲めず少し離れている場所にいた子犬をつかみ、母犬のお乳のことろに連れて行きました。ほっこりとした気持ちになりました。

■今回の参加で感じた現地(人々等)の良い点
明るい、陽気、人懐こい、親切。
ボランティアする人にも慣れていて好意的に受け入れてもらえているように感じました。
自分たちのおかれた環境に良くも悪くもあらがうことなく受け入れ生活をしているように思いました。

■今後参加される方へのアドバイス(持ち物、準備等)…
道が悪く振動と排気ガスで車酔いが辛かったです。酔いやすい人は薬はもちろん事前にスタッフにお願いして座席を前にしてもらうなどお願いするといいとおもいます。
高熱や食あたりも起こしました。食には気をつけていたのですが…。日本からの常備薬やお粥、カロリーメイトがこの時は本当に助かりました。
シティホテルのようなところで過ごしました。Wi-Fi環境も良く、シャワーもホースが外れるタイプでした。冷房も効いていて想像よりはるかに良い環境で休めました。朝食は無料で内容もよく洗濯もホテルで頼めたので便利でした。
このボランティア活動では学ことが本当に多く、また同じ志をもった仲間と出会えて楽しい毎日でした。活動後の夜や日曜日は仲間とモールで外食や買い物、観光もしました。モールにはダイソーがあり足りないものの調達に助かりました。

■その他、お気づきの点
シャボン玉や風船は人気がありました。シャボン玉のストローを日本でたくさん作ってきたので子供たち全員が参加できて良かったです。
英語やビザヤ語など自信がなくとも大丈夫です。コミュニケーションをとるのに必要なのは子供たちの目線で優しく明るく積極的にかかわることが大事でした。
CECをエージェントに選んで良かったです。準備から終わりまで不安なく過ごせました。質問にも丁寧に回答をいただきました。現地に精通しておりスタッフもみなさん親切で優しかったです。
代表の池頭さんが電話で話したフェアトレードのことを覚えていてくださり嬉しかったです。
私にとって大満足の三週間でした。

10代 女性