海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

ニュージーランド・ボランティア参加者レポート

なかなか経験できないことをたくさんできました

―チャイルドケア・ボランティア体験アンケート―

名前:比良友美
出身地:大阪
年齢:21歳 大学3回生

滞在期間:2014/03/22~04/05
ボランティア先の名前:Little pepole learning centre

■このプログラムを選んだ理由
ニュージーランドに行ってみたかった、なにかボランティア体験をしたかった、ホームステイができる、自分が経験したいことがプ ログラムとしてあったからです。

■準備段階での心配事や、不安に思っていたことについて
ホームステイについて…どんな家なんだろうか、お風呂や洗濯の頻度やご飯が合うかなどですが、なにも不自由なく快適でした。
あとは治安です。バスやタクシー、朝・夕に出歩くことも、日本と同じようにできました。

■体験されたボランティア先での業務内容
・モーニングティ、ランチ、アフタヌーンティの準備と片付け(準備:パンやフルーツを切る、エプロンをつけてあげる、手を洗っ てあげる)(片付け:手、口をふいてエプロンをはずす)

・ランチ後の子供たちが昼寝中は掃除(はき掃除、モップがけ、机やイスをアルコール消毒など。また毎日ではないけれど、マットの掃除やおもちゃを洗う)

自由に遊んでいる時間は基本的に見守るという感じでした。(頭をぶつけないように、なにかに登らないように、ケンカがおきない ように…)

■その業務についての感想
・準備と片付けはエプロンの場所やつけるタイミングが見ててわかりましたが、フルーツやパンを切るのはサイズが決まっていたので教えてもらいました。
・掃除についても、どこをどういうふうに掃除するか教えてくれます。口に入れやすい物や舐めやすいものなど、気にかける点がたくさんありました。
・特にしなければいけないことがない自由時間では、おもちゃの取り合いや、なにか起きた子への声かけが難しかったです。先生方のまねをしていました。

■ボランティアで学んだこと
みんなでなにか一緒に作ろう、歌おう、踊ろうなどをすることはないですが、ご飯を食べるとき、遊ぶとき、寝るときのメリハリは ありました。
また、もっと欲しいときにThank you.ta.pleaseを言うことや、なにかいけないことをしたときには恐い顔、よくできたときには笑顔で、しっかり表現することが大切だと思いまし た。

■ホームステイについて
・すごく早寝早起きでした。22:00~23:00には寝て、4:00~5:00くらいにホストマザーは起きていました。

・食事はすべて1プレートでフォークとナイフでしたが、お箸も置いてくれてて嬉しかったです。何度も食器を洗おうとしたのです が、「朝と夜しか洗い物をしないから置いといていいよ」と言われ、夜にしようとしたら「あなたはホリデーで来てるからしなくていい」 と言われたので、朝だけは洗うようにしました。

・一人暮らしの方だったので毎日その日あった出来事を話すのが、聞くことと話すことの練習になりました。また、土日の観光プラ ンを一緒に考えてくれたり、バスの乗り方や降りる所も丁寧に教えてもらえたので、本当になにも困ることなく、生活も観光もボランティアもすることができました。

■後輩へのアドバイス
・ホームステイ先の家がwi-fiを使えなかったのですが、近所に図書館があり、そこのfree wi-fiを利用していました。

・土日に行った14ヶ所、観光で利用した「エクスプローラーバス」はおすすめです。2day passはさらにお得だし、時間とバスをうまく使って移動すれば、オークランドの観光地をほとんどまわることができます。

・朝晩は寒いので長袖が必須だした。が、昼間は天気がすごくいいので、半袖がいいと思いますが日焼け対策もかねて、ロングT シャツを着ていました。なんせ日差しの強さは7倍らしいので・・・。

■この体験は楽しかったですか?辛いことは?
とても楽しかったです。毎日が充実していて、ずっといたいと本当に思いました。ホストマザーもすごくよくしてくれて、おすすめ のお店とかを紹介してくれたり、DVDを借りて一緒に見たりと、いい思い出がたくさんできました。
幼稚園では最初は言われたことしかできていなかったけれど、2週間いてだいぶ慣れてきたところだったのに、子供たちともだいぶコミュニケーションがとれてきたところだったのに・・・と、もっともっといたいと思いました。
英語のスキルとしては新しい文法を知ったわけではないけれど、単語の使い方や表現のしかた、また、わからない言葉でのコミュニ ケーションのとりかたなど、なかなか経験できないことをたくさんできました。本当によかったです。
ありがとうございました。