海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

カンボジア・ボランティア参加者レポート

頑張っている人たちに会えたことが1番の収穫!

参加期間:2017年2月2日~2月15日

参加動機:若い頃よりアジアの発展途上国でボランティアをすることに興味があり、息子が大学の時カンボジアを訪問し印象が良かったから。

参加時期:暑くて連日30度を超えていたが、現地の人は今が一番いい時と言っており、朝方は涼しかった。ほとんど半袖でいたが、朝は長袖のシャツを1枚はおるくらいがちょうどよい。

シェリムアップについて  
町全体は治安も悪くなく交通量は多かったが安全な街。ちょっと田舎に入ると昭和初期のようで牛や水牛が道を渡っているのにはびっくり!
美味しかった店はカフェモイモイ、クメールテイスト、クメールキッチン、バンテアイスレイ、F.F.Fなど。

滞在先ゲストハウスに関して
日本語のわかるスタッフもおり安宿としては快適。時々停電になったり、水が出なかったりと多少トラブルはあったものの全然OK!

観光ツアー 
アンコールワット朝日を見る半日ツアーに申し込んだが、ツアー会社の手違いでバスは私を乗せずに行ってしまい、朝5時の夜明け前、半べそ状態でホテルの前にたたずむ羽目になり、結局脇でたたずむ私をずっと静観していたツクツクでアンコールワットを見ることとなり、今となっては1番の土産話になっている!
このトラブルのおかげで翌週参加したプレアヴィヒアとベンメリアのツアー($99)が半額の$40ですんだ。このツアーは超おすすめ!
トンレサップ湖で夕日鑑賞とオールドマーケット($25)にも参加したが夕日はきれいだったが湖の水は湖上生活する人たちの生活用水にもなっているらしく茶色で、カンボジアの貧困を感じさせられた。

ボランティア活動
・トレーニングセンター 
現地の先生の都合で一人で3時間授業をすることもあれば、ほとんど見学で多少手伝う程度の時もあり、柔軟に、臨機応変に対応する必要がある。クラスによってレベルが全く違うが、何をやっても一生懸命取り組んでくれるので何でもOK! ゲーム感覚のものを取り入れると盛り上がる。

活動内容:数字を覚えさせ、誕生日を言わせたり、数字を使ったゲームをする。日本の広告と実際のお金を持っていき買い物の練習。客と定員になり、ロールゲーム。顔の部分の名称を覚え、福笑いゲーム。
動物の顔をプリントアウトしたものを持っていき、それを使って名前を覚えたり、2人で早く言い当てるゲーム。日本の歌(今井美樹のプライド)を教えるなど。

昼食用に持って行ったもの  梅干し、ふりかけ、のりなど。

・村の青空教室  
現地の先生が来れなかったり、近くで葬式があり(こちらではお祭り的なもの)生徒がほとんどこなかったこともあったりと、こちらもかなり臨機応変に対応する必要あり。子供たちは人懐こく素直で可愛らしかった。折り紙、紙風船、シャボン玉、数字を使ったゲーム、福笑いなど遊び中心の活動だった。
10代後半の生徒たちもいたので前半は現地の先生の日本語授業のサポート、後半はゲーム的なものといった形もよいのでは?       
持参したもの(プレゼントとして) 鉛筆、シール、あめなど。(立体的なシールは大人気だった)

・マザーハウス
乳児に離乳食を与えたり、洗濯物をたたんだり、幼児と外で遊びまわったりといった活動。
シスターのお一人と話ができたが、彼女は10年も日本にいたことがあり、震災時も日本を訪れており、おおいに感激した。カンボジア人のスタッフの方も全然役に立てない私に笑顔で接してくれて涙が出そうだった。
持参したもの よだれかけ、ガーゼハンカチ、キャンディー

日本より持参して役立ったもの  洗濯物干し、スリッパ、ウエットティッシュ

参加時レート  1ドル約113円   
お小遣い 約5万円

感想  
現地で頑張っている人たちに会えたことが1番の収穫です。トレーニングセンターの先生方や、生徒さん達、マザーハウスのシスターや現地スタッフの方々、さおりさんや宿のスタッフの方々など皆さんに感謝です。 もちろん準備の手配で骨を折ってくださった大吉さんにも大感謝です。ありがとうございました。 カンボジアにいる時は皆さんに刺激され、日本に帰ったら私もいい人になろうと決心したのですが、日本に帰って、いつもの日常が始まってしまうといつものだらだらした人間にもどってしまいました。。。。。