海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

バリ・ボランティア参加者レポート

バリ島孤児サポート(4月)

バリ島孤児サポートの参加レポート。

■参加された国名
インドネシア

■参加期間
4月15日〜20日

■参加の動機
海外の子供たちとふれあいながら、ボランティアなどを通して自己啓発したかったから。

■ボランティア活動について
孤児院へは、2日目の夜から5日目の朝まで滞在しました。参加者レポートに、日本のアニメやキャラクター、k-pop、日本のカレーが人気とありましたので参考にさせていただきました。折り紙で作れるいろいろな手裏剣の折り方を教えてあげたのですが、「NARUTO、NARUTO!」と喜んでくれました。また、私自身もk-popが好きだったので、女の子たちとYouTubeを見ながら「どのグループが好き?」「どのメンバーが好き?」という話題で盛り上がることができました。j-popを知っている子もいて、一緒に歌ったのはとても思い出に残っています。
孤児院で料理を作りたくて、日本からカレールーを持参しました。野菜と肉は現地調達しました。子供たちも野菜を切る作業を手伝ってくれました。おかわりもしてくれて、空になった鍋を見たときはとても嬉しかったです。孤児院にある鍋でカレールー5箱分のカレーが作れました。一応、アレルギーの子も食べれるカレールーも用意しましたが、みんな何でも食べれるから大丈夫よ!とスタッフの方が教えてくださいました。持参したカレールーが余ってしまったので、ホームステイ先のアミさんや孤児院に手伝いに来ているお母さんたちにプレゼントしました。みなさん日本のカレーが好きみたいで、とても喜んでくださいました。

■滞在先について
ホームステイ先のアミさん宅に初日と最終日の2泊、孤児院に3泊しました。どちらの滞在先にもボランティアスタッフ専用の部屋、トイレ&シャワールームがありました。トイレットペーパーはほとんど無かったので、日本から持参するか、現地で早めに調達したほうがいいと思います。(私は2ロール日本から持って行きました。)外出先のトイレにもほとんどトイレットペーパーはないので、常に持ち歩くことをおすすめします。
孤児院の子供たちは学校に行く前に、制服に着替える前にシャワーを浴びていました。孤児院は10時消灯でしたが、毎晩女の子が2人一緒に私と同じ部屋で寝てくれました。寝る時も、それ以外の時間もその女の子たちがよく面倒をみてくれて、仲良くなれました。4月は乾季で昼間は暑かったのですが、夜に雨が降ると半袖半ズボンで寝ているのは少し寒かったです。
アミさんの料理も孤児院のご飯も美味しかったです。味付けは、日本ではあまり経験できない香辛料などもありましたが、食べれないほど辛いということは無かったです。たくさんお皿によそってくれますが、多ければ「少しでいいですよ」と伝えれば大丈夫です。私が1番美味しかったのはバナナの揚げ物·ピサンゴレンというデザートです。アミさんと一緒に作りました。

■その他の感想
バリ島の4月の気候は、乾季ということもあり、昼間は毎日晴れていました。気温は高く、日差しも強かったので、日焼け止めはあったほうがいいとおもいます。しかし、日本に比べて湿度が低く感じたので、熱中症のような体調不良はありませんでした。
滞在中の予定はアミさんと息子さんがたくさん提案してくれて、ボランティア活動だけでなくインドネシア·バリ島の文化にたくさん触れることができました。実際の観光地の写真を見せていただきながら、説明をしてくださったのでとても分かりやすかったです。私が事前に調べていったことも予定に組み込んでいただいて、本当によくしていただきました。アミさんも息子さんも、実際にかかる費用もよく把握してらっしゃったので、こちらの予算と検討しながら計画を立てれました。
孤児院での活動は本当に何も決まっていません。何か手伝いたいと思っても、言葉の壁を感じて、最初はなかなか動けずに過ごしてしまったのですが、子供たちやスタッフの方の暖かい心に支えられてなんとか活動することができました。
ホームステイ先のアミさんご家族、孤児院の子供たちやスタッフの方も、英語もインドネシア語も分からない私にみなさんは親身になってくださいました。インドネシア語の本や翻訳アプリに頼りっきりになってしまうこともありましたが、子供たちは翻訳アプリを使いこなすまでに……とてもありがたかったです。

■今後参加する人へのアドバイス、お気づきの点等
孤児院の近く(歩いて行ける距離)にスーパーはありますが、生鮮品の取り扱いはありません。水やお菓子やアイス、シャンプーなどの日用品はありました。カレーを振る舞った際の材料調達は、ホームステイ先のアミさんの提案で、孤児院に行く前に大きなスーパーに連れて行ってもらいました。孤児院に到着した翌々日にカレーを作る予定だったので、お肉は孤児院のスタッフルームにある冷蔵庫(冷凍庫)を貸していただきました。
孤児院のご飯の時間は朝ごはん6時、昼ごはん13時、夜ご飯18時でした。ご飯の時間の1時間前には孤児院のスタッフさん達のご飯作りが始まるので、それまでに調理を終えたほうがいいです。毎食、子供たちと一緒に食器を洗う手伝いをしたのですが、お湯が無いのでカレーの時は洗うのが大変でした(笑)しかし、カレーは子供たちがたくさんおかわりしてくれて好評だったので良かったです。