海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

カナダ・ボランティア参加者の声

施設長の振る舞いを大いに学ぶ事が出来ました

現在日本にて幼稚園教諭として3年目になりました。

自分が幼稚園時代をアメリカで過ごした事もあり、海外の幼稚園の保育の様子や教育方針を知りたく社会人になって貯蓄も出来(ここ重要!lol)、この機会に行ってみようと思い立ったのであります。
ホームステイには6日間、ボランティアに至っては4日間というとても短いスパンで、まだまだ居たい気持ちが募るばかりです。

カナダボランティア

私が派遣されたボランティア先はデイケアで、小さい子で生後1歳半から5歳の就学前の子どもを預かるところでした。
というのも、カナダには幼稚園があるにはあるのですが、ほぼ満員状態で、待機状態にある子どもたちや終日面倒を見て欲しいという親御さんの願いを叶えるべく預かる場所でした。
ただ預かるだけでなく、集団生活を過ごす上でのマナーや術を、おもちゃで遊んだりダンスをしたり食事を共にしたりして学んでいく場であると感じました。
保育者1人に対し子ども4人の割合なので、スタッフは計3名いたので、一日およそ10名前後の子ども達を預かることが出来ます。
子ども達は日替わりで曜日毎にメンバーが違い、保護者が預けて欲しいと思う時はデイケアのウェブサイトにアクセスして申込みます。申し込まれた情報は預かる時間帯やその子どもの好きな事と苦手とする事、そしてアレルギーや既往症の情報が入力されており、随時iPadで確認する事が出来ます。先進的な取り組みだと思いました。

カナダボランティア

そのような中で、初日にスタッフさんと顔合わせ。施設長にボランティアする上でどういう施設なのかどのような活動をするのかが書かれた4枚のレポートを渡され“Do you have any questions?”と聞かれパニック!一見自分の能力では読解し難い英語がズラズラズラ;/ とりあえずそのレポートから1項目ピックアップしたり、自分の保育の経験上聞いておこうと思った事(トイレ、食物アレルギー等)を聞きました。そうして初めてフロアに案内され、全ての活動についての説明を受けたのでありました。

質問する事、これは会話をする上でとても重要な事だと感じました。それはこの時に関わらず日々の活動においてもそうでした。自分が同業者と知った施設長はなんと、日々スタッフ間で当番制にしている役割(その日の主な保育活動の主事を執るActivity、トイレに子ども達を連れて行くDiaper、10時のおやつを作ったり用意したりするSnack)を、この4日間で自分にも振ってくれました。
初めはとてもナーバスになってしまいましたが、“May I ask you a question?”“How can I do that?”等とガンガン質問して沢山助けて頂きました。わからなくて押し黙らずそのままにしておくのは良くないですし質問がきっかけで会話が広がる事がありました。
1日目にはActivityを任せて頂き、日本から持ってきた折り紙をとりあげました。子ども達を自分の元に集める言葉掛けや興味を惹きつけるアクションが取れず、自分の英語の語彙力の無さに愕然としました。
それ故見本を見せて助けてくれた施設長の振る舞いを大いに学ぶ事が出来ました。

カナダボランティア

本当に貴重な経験で、自分の職場とは全然違うのびのびとした空間にいられて、ストレスフリーな4日間を過ごす事が出来、また得たものを日本で生かしていこうと思いました。

I hope to see you here someday!!!! これにつきます!貴重な経験をさせてくださった施設のスタッフさんJAN リンクのスタッフさん、ホストファミリー、CECさんに心から感謝しています。

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