海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

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セブで子どもたちに歯科衛生の授業!

セブの語学学校の中に医療英語、看護留学に特に力を入れている学校があります。HLCAという学校です。この学校に通学する生徒さんも日本で看護師をお仕事をしている人が多く集まります。この学校のプロジェクトの一つで、スラムで子どもたちに衛生教育をする機会があります。
今回、私達が活動する墓地スラムにHLCAの生徒さんたちがお越しいただき、子どもたちに歯の大切さや、ただしい磨き方の講習をしていただきました。


講習のイベントの前夜、セブ市内では大雨がずっと続きました。セブで雨が長時間続くのは、この時期あまり無いのですが、とにかくひどく、当日の開催を中止するかどうか決めかねていました。墓地に住む協力家族にメッセージをして雨の状況を聞き、大きな洪水にはなっていないということで決行しました。当日の朝、子どもたちを集めて講義を行う墓地のセンターは、やっぱり水が溜まっていましたが、雨はなんとか止み、子どもたちも集まってきてくれました。


椅子を用意して、子どもたちに座ってもらい、授業のはじまりです。学校に行ってない子供が多いのですが、子どもたちはこういった機会が嬉しいのでしょう。しっかり椅子にすわり、HLCAの生徒さんたちのレクチャーを聞いていました。

衛生教育をするのに、講義だけじゃ子どもたちは飽きてしまいます。HLCAの生徒のみなさんは子どもたちが楽しみながら学べるようにいろんあポップを用意して準備をしてきてくれました。


子どもたちに歯の大切さを知ってもらうことがとても大事なことです。日本の一般の家庭の子供達からすると、信じられないぐらい多くの虫歯をみんなもっています。親自体が歯に対する重要性を認識していないので、子供が注意するはずがありません。中には真っ黒になって死んでしまっている歯をもつ子供もいます。
HLCAのみなさんがまた、この場所に来ていただき、同じことを繰り返してくれることを期待します。一度だけではすぐに忘れてしまいます。何度も繰り返し教えることにより自覚してくれます。HLCAさんどうもありがとうございました!

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フィリピンのコロナ肺炎への対策 3月4日
現在コロナ肺炎の影響で海外への旅行が心配されています。ここフィリピンではコロナ肺炎の感染は非常に少なく、3月4日現在で感染者数は3人です。これはフィリピンの対応の早さが徹底していたことが幸いしています。1月25日の時点で武漢からフィリピンのリゾート地ボラカイ島への中国人旅行客を入国禁止にしました。とても対応が早かったのです。

本来なら春節(中国の正月)休みでたくさんの中国人旅行者がくる時期だったのですが、国民の健康を優先した勇断だったと思います。マレーシアやインドネシアなども同じ時期に中国からの入国を制限、禁止措置をとっています。

空港でも航空機の中でも消毒などの対策を徹底しており、今もフィリピンのコロナ感染者数は増えていません。

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フィリピンのコロナ肺炎への対策 3月15日 
フィリピン国内では13日の時点で52名の感染者が確認されたのですが、15日の時点で感染者が140名となりました。

フィリピン政府の動きは迅速でマニラ首都圏を3月15日から1か月間「封鎖」しました。そのため、マニラ首都圏への陸路の出入りも禁じられることになり、マニラ経由のフライトも利用できないこととなりました。マニラに滞在している外国人は30日間外にでることができなくなっています。

また、フィリピン全都市(セブ島も含む)でのすべての学校(小学校、中高、大学、そして語学学校などすべて)が3月16日から2週間の休校になりました。セブでも、日曜日に到着した留学生が2週間の授業を受けることができない重大な状況になっています。

そして、昨日3月15日にセブの病院でお一人コロナで亡くなったことを受け、セブ市はcommunity quarantine という命令をだしました。これはセブに住む市民は他の島に行ってはいけない、また、帰ってきてもいけないというセブ市の命令です。セブと他の島を結ぶ国内線のフライトと船便が停止されたのです。大きなイベントの禁止、映画館営業停止、スーパーなどの時間短縮、また、市民への門限が設定されました。

フィリピンは徹底的な行政命令をすぐにだしています。

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セブでのボランティア活動プログラム
https://www.cecj.net/mobile/cebu/cebu_ngo.html
CECは1988年から30年以上、海外ボランティアを専門とした国際体験活動を企画、運営しています。参加者のみなさんが現地に到着してから帰国の途につくまでの間、充実した体験をしていただけためボランティア活動の場所を確保、参加者同士の交流、自由時間の使い方のアドバイス、そして万が一の緊急事態の対応などを昼夜関係なく対応しています。初めての海外ボランティアに安心して参加いただくために、日本と海外の両拠点でスタッフがプロとして皆さんのサポートをおこないます。