海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

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セブに自生する「奇跡の木」を植樹

フィリピンにはミラクルツリーと呼ばれる木が自生しています。その葉には何種類もの栄養素が含まれ、豊富な栄養素を効果的に摂取できるため本来どんどん育てるべきなのですが、セブの人たちはあまりそのことを知らないのか、スープに入れて食する程度しか以前はおこなっていませんでした。

モリンガの葉

モリンガは成長が早いのです。そして、幹の部分を土に埋めるとそこから枝が伸び、新しい木になります。1年も経つと結構育ちます。この強い生命力をもつ木を今回参加者のみなさんで山村集落に植樹しに行ってきました。


まず自生しているモリンガの木を切り、その幹をいくつかに分けます。


幹の上下を確認し、土に埋めるのです。結構暑く、地面の土も石が混じっていたので堀りにくかったのですが、参加者のみなさん汗だくになって頑張ってくれました。


 
2時間ほどかけて10本ほどのモリンガを植樹しました。この木が1年後、収穫できる大きさになっていることをこころから祈ります。山村集落の人たちも収入が少ないので、きっとモリンガが食卓をかざってくれるはずです!


みなさんお疲れさまでした!!

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フィリピンのコロナ肺炎への対策 3月4日
現在コロナ肺炎の影響で海外への旅行が心配されています。ここフィリピンではコロナ肺炎の感染は非常に少なく、3月4日現在で感染者数は3人です。これはフィリピンの対応の早さが徹底していたことが幸いしています。1月25日の時点で武漢からフィリピンのリゾート地ボラカイ島への中国人旅行客を入国禁止にしました。とても対応が早かったのです。

本来なら春節(中国の正月)休みでたくさんの中国人旅行者がくる時期だったのですが、国民の健康を優先した勇断だったと思います。マレーシアやインドネシアなども同じ時期に中国からの入国を制限、禁止措置をとっています。

空港でも航空機の中でも消毒などの対策を徹底しており、今もフィリピンのコロナ感染者数は増えていません。

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フィリピンのコロナ肺炎への対策 3月15日 
フィリピン国内では13日の時点で52名の感染者が確認されたのですが、15日の時点で感染者が140名となりました。

フィリピン政府の動きは迅速でマニラ首都圏を3月15日から1か月間「封鎖」しました。そのため、マニラ首都圏への陸路の出入りも禁じられることになり、マニラ経由のフライトも利用できないこととなりました。マニラに滞在している外国人は30日間外にでることができなくなっています。

また、フィリピン全都市(セブ島も含む)でのすべての学校(小学校、中高、大学、そして語学学校などすべて)が3月16日から2週間の休校になりました。セブでも、日曜日に到着した留学生が2週間の授業を受けることができない重大な状況になっています。

そして、昨日3月15日にセブの病院でお一人コロナで亡くなったことを受け、セブ市はcommunity quarantine という命令をだしました。これはセブに住む市民は他の島に行ってはいけない、また、帰ってきてもいけないというセブ市の命令です。セブと他の島を結ぶ国内線のフライトと船便が停止されたのです。大きなイベントの禁止、映画館営業停止、スーパーなどの時間短縮、また、市民への門限が設定されました。

フィリピンは徹底的な行政命令をすぐにだしています。

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セブでのボランティア活動プログラム
https://www.cecj.net/mobile/cebu/cebu_ngo.html
CECは1988年から30年以上、海外ボランティアを専門とした国際体験活動を企画、運営しています。参加者のみなさんが現地に到着してから帰国の途につくまでの間、充実した体験をしていただけためボランティア活動の場所を確保、参加者同士の交流、自由時間の使い方のアドバイス、そして万が一の緊急事態の対応などを昼夜関係なく対応しています。初めての海外ボランティアに安心して参加いただくために、日本と海外の両拠点でスタッフがプロとして皆さんのサポートをおこないます。