海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

タイ孤児スクールボランティアプログラム

~CECタイプログラムに参加して~
2018年1月19日(金)~29日(月)の11日間、ブログラムに参加しました。
一日の活動内容をまとめると、平日は日本語クラスの見学兼日本人の先生クラスのアシスタントをし、学校が終わってからはお寺に行って配膳のお手伝いをしました。土日は学校でテコンドーの試合を観戦したり、アユタヤで観光したりしました。
平日は起床してエイ先生が運んできてくれる朝食を食べて、1時間目から日本語クラスがあれば学校へ、なければ少し寮でゆっくりしたり、洗濯をしたりしました。
お昼時間がきたら、学校の前にあるレストランで昼食をとったり、寮に戻って寛いだりしました。日本人のマサ先生が担当される日本語クラスで節分を題材にとりあげる時には、鬼のお面作りを手伝ったり、金棒を新聞紙で作ったりする時間にもしました。
午後の授業が終わると帰宅する生徒や部活動に励む生徒がいて、部活動を見に行ったり、お寺に行って配膳のお手伝いをし、拙いタイ語と英語を交えながら、こどもたちとお話しをしたりしました。夕食前には寮へ帰宅し、夕食をいただいてから就寝します。
活動の内容は自分次第で変わります。一日に何をしたいのか、そのためには何をするのか、どこへ行くのかを自分が決めることが出来ます。プログラム初日はお昼に学校は着いて、エイ先生とレストランへ行き、エイ先生から「学校内を自由に歩いてごらん」というように具体的なことが指示されないことに驚きました。せっかく来たのだから、まずは校内を知ろう!と校内を一通り歩いたことを思い出します。歩いていると日本語で挨拶をしてくれる生徒が何人もいて嬉しいと感じながらも、何を話そうかと悩んでなかなか話しかけられずにいました。グランドでの部活動を眺めてると小学校低学年の男の子が寄ってきてくれ、そこでようやくこの活動の使命感のようなものを感じました。
今回私の中のテーマとしては日本に興味を持って、好きになってくれる人を増やしたい!という気持ちがあり、日本語クラスの特に日本人のマサ先生のクラスに積極的に参加しました。日本人に漢字を教えることも大変だと思いますが、タイ語を交えてタイ人に漢字や日本の文化を教えるマサ先生は尊敬とともに素晴らしい先生!だと毎回感じていました。そもそもプログラムに参加する前は生徒たちがどの程度日本語を話せるのかが分からなかったので、学校に来て中学一年生でも綺麗な形のひらがなが書ける子がいることにとても驚きました。日本でも子供の時から英語以外の言語、特に近隣のアジアにもっと関心が向く機会が増えれば良いと思います。

滞在中の出費についてと今後ボランティアに参加される方へのリクエストは、
滞在中は観光を除いたら、ほとんどお金は使っていません。雑貨や飲み物を購入したくらいで100バーツも使いませんでした。アユタヤへは交通手段としてロットゥー(ミニバン)の運賃や自転車のレンタル料、観光地の入場料、お土産代、その日の昼食代とで500バーツから1000くらいあれば足りるくらいだったと思います。基本的にはタイ語でのコミュニケーションとなるので、前もって簡単な単語を覚えるのも大事かと思います。また学校にいると日常会話を毎日聞けるので、何回か聞いていると単語と使い方を覚えることもあります。
滞在期間にもよりますが、トイレットペーパーは使い勝手が良いので、余裕を持って用意すること、また蚊取り線香や虫刺されに効くスプレーはあるだけで就寝時に重宝します。子供たちへのお土産としては、習字道具と新聞紙は持ってきて損はないと思います。習字道具は多くの生徒たちに一人一セットずつあると順番待ちをせずに使うことが出来ます。新聞紙は半紙を乾かしたり、ちゃんばらを作ったりと使い方が無限なのでぜひ持ってきていただきたいです!!