海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

ネパール 日本語学校での活動 

参加期間  2019年 8 月 5 日  ~ 8 月 12 日まで ( 1 週間)

参加の動機
日本語教師として日本へ留学しているネパール人学生と話すことが多く、お国柄に興味を持った。
便利すぎる日本から離れて、全く違う世界を体験してみたかった。

ホームステイ滞在に関して
家族構成: お父さん お母さん 子供( 2 )人 その他( お父さんのご両親 )
ペット: 無
食事: 非常においしかった
生活形態について(日本での生活と較べて異なる点、注意点など):
トイレ・シャワーは外にあります。皆さん書かれてますが、深刻な水不足のため、水を非常に大事に使います。トイレを流すのは大のときのみ、紙は持参してゴミ箱に捨てる。シャワーは水のみ。昼間は電気をつけず窓を開けて明かりを取る。

感想:
旧市街の中の、築100年以上のお宅で、隣は古い仏教寺院です。夜は近所の方が集まって歌のようなお経をあげるのが聞こえてきます。朝はお祈りの鐘を鳴らす音が聞こえ、雰囲気はすごくいいです。
食事も美味しかったです。チェイワンさんとは毎日、ネパール、ネワールの生活、文化、宗教についていろいろなことをお話ししました。奥さんのニーラムさんは本当にやさしいです。二人の娘さんは忙しそうで(上の娘さんは学生、下の娘さんは中学生で試験中)、またお年頃のため一緒に遊ぶという感じでもなく、あまり話をしませんでした。
3階のゲストルームに滞在しましたが、部屋にいてドアを開けっ放しにしていると、隣の部屋のおばあさんが「チヤ?(お茶入れようか?)」と声をかけてくれます。(ということが最終日に分かりました!締め切っていては声をかけられません)朝一度だけ、おばあさんが近所のお祈りに回る時についていきましたが、とても貴重な体験でした。

やはり、水に関しては気を使いました。時間がなかったこともあり、シャワー(水なので明るい時間でないと寒い)は滞在中1回だけ、洗濯は小物をトイレで手洗いして、手持ちの服を2,3回ずつ着てやりすごしました。実は、出発前に予定されていたステイ先の水事情はまあまあ良さそうだったので着替えも最低限しか持っていなかったのですが、到着後にチェイワン氏のお宅に再変更されたと知り、内心焦りました(笑)シャンプーは一度、近所のビューティーパーラーで300ルピでしてもらいました(下記のゲストノートに情報あり)。日本で水が自由に使えるありがたさをしみじみ感じました。
さすがに何年もホームステイを受け入れているだけあって、ゲストルームには過去のゲストたちが残したノートが置いてあり、これがすごくよかったです。近所のお店や生活・観光に役立つ情報が詳細に書いてあって、読んでいて楽しく、非常に役に立ちました。 
食事時に常にテレビがついているご家庭で、ネパールでいかにインド番組の影響が強いかよく分かりました(笑)個人的には食事中にテレビをつけていると会話に集中できないのであまり好きではないのですが…。これは日本人の家に泊まっても同じ問題があるので、黙っていました。食後にゆっくりテレビを見るのはリラックスできました。夕食後の時間にちょうど『ラーマーヤナ』をもとにしたインドのドラマをやっており、ヒンドゥー教の神様についてチェイワンさんに解説してもらいながら見るのが楽しみでした。
一つ後悔しているのは、ニーラムさんに料理を習う余裕がなかったことです。毎日疲れて帰って夕食に呼ばれるまで部屋でだらだらしていたので・・・次はぜひ教えて下さい、と最終日に話しました。

ボランティア活動に関して
Inovative日本語学院 (チェイワンさんのオフィスの下にある日本語教室)                                                                
活動内容と感想(活動期間、回数、時間等も併せてご記入下さい):
8月6日(火)~11日(日)の、土曜日以外毎日、8時~11時まで、アシスタントとして教室に入りました。日本に留学経験のあるネパール人の先生が教えていて、一時間ごとに生徒さんが入れ替わります。ひとクラス4~7人ぐらいで、『みんなの日本語』という、日本の日本語学校でもメジャーな教科書を使っています。上のクラスは6ヶ月学習して、日本留学の申請中、下のクラスは2ヶ月とか、始めたばかりとか… 何の打ち合わせもなく行ったので初日はお互い様子見でやることもなく、正直、落ち込みました。2日目からは、上のクラスは先生の説明に補足したり、板書、表記チェック。下のクラスはいきなり、日本のやり方で授業してくださいと言われ、ぶっつけでしたが教科書に沿ってほぼ日本語で授業し、先生がネパール語で説明、という形になりました。これは私が日本で本職でやっているので丸投げされたのだと思います。2日目からは楽しくできました。                                                                感想…生徒さんは皆さん一生懸命で、勉強や仕事で忙しい中、朝一時間勉強しに来ているそうで、こちらも教えるということの原点に返らせてもらいました。留学前の学習の様子が垣間見れて良かったです。ただ、あまりにも打ち合わせがなく、授業の進度も早かったので、カリキュラムを邪魔するのが申し訳なくて、持っていった水筆習字もしませんでした。校長先生が不在でお話しできなかったこともあり、学校の理念や教育事情などについて、もっと話したかったなと、あとで思いました。出発前にある程度こちらから質問して必要なものを用意すればよかったと反省しました。日本地図や漫画、子供向けの本をお土産に持っていきましたが、地図はたくさん貼ってあり、また本はレベルが高すぎたようで、たぶんあまり役に立ってないと思います・・・ 
それと、本職でやっていることをボランティアでやるのは良し悪しで、どうしても仕事を思い出して色んなことが気になってしまうので、次回は全然違うボランティア活動をやりたいと思います。                                                                 ホームステイ先からボランティア活動先までの交通手段は:
チェイワン氏のオフィスと同じ建物なので、歩いて15分ぐらい。                                                                        
英会話or ネパール語レッスンに関して
良かった

感想:チェイワン氏のオフィスのアルバイトのアスマさんという女子学生さんに、30分ネパール語、30分ネパール文化についての英会話のレッスンをしていただきました。ネパール語はかんたんなあいさつ、数字、よく使う表現など。向こうが用意しているものはネタがつきてしまうので、3日めくらいからはこちらからネパール語の復習練習やネパールについての質問を考えて行きました。カースト、神様や祭り、教育事情、結婚事情などなど・・・非常に興味深くお話ししました。なお、時間は当初、夕方の設定でしたが、午後まるまる観光にあてたかったので、日本語学校の活動後、11:00~12:00に変更していただきました。                                                              
持ち物に関して
日本より用意し、役に立ったものは:
・虫除けグッズ(リング・スプレー)、ムヒ。部屋で蚊が出るので。
・晴雨兼用の折りたたみ傘(この時期は必須。地元の人も持ち歩いている)                                                                    その他、便利だと思うものは:
・1週間ぐらいなら、下着と靴下は日数分持っていくのが無難。                     
・ステイ先にもよりますが、ペンライト。(停電があったのと、トイレが外だったため。スマホの懐中電灯で代用できるが、あると便利) 
・マスク(道路のホコリがすごい。地元の薬屋でバラ売りしている。一つ10ルピ)
・できれば山歩き対応ぐらいの歩きやすい靴、雨期なら防水のもの(とにかく毎日歩くので。チェイワン氏との近郊の村のウォーキングツアーでは7時間ぐらい歩いた)
※ポケットWifi・・・レンタルして持っていきましたが、ほぼどこでも問題なく接続できました。ただ、せっかく海外に行ったのに常時Wifiがつながる状態だとあまり面白みがないので、良し悪しでした(笑)。国際空港はまず問題なくつながりますし、現地でもカフェやホテルなど、Wifiがつながるところも多いので、なくてもなんとかなると思います。オフラインで使える地図(MAPS.MEなど)もあります。                

半日観光に関して
場所:パタン:ダルバール広場、黄金寺院、マハーボーダー寺院、クマリの館
カトマンズ:ダルバール広場、スワヤンブナート、パシュパティナート
感想:
時間の許す限りめいっぱい回りました。行き方は一つ一つチェイワン氏に確認してローカルバスを利用しました。一つ一つをじっくり見ました。観光地も勿論、素晴らしかったですが、普通の町並みや生活の様子も、見るものすべて面白かったです。
カトマンズのクマリ館では生き神クマリを一瞬見ることができました。現地の人でもめったに見られないそうで、ラッキーでした。 世界遺産の中ではボウダナートに行きたかったですが、限られた時間のなかで見れるだけ見れたと思いますので、満足しています。 

カトマンズに関して(主に滞在先のパタンについて書きます)
カトマンズの印象やお勧めの観光スポット、お店、レストラン等があればお知らせ下さい:
パタンも含めた感想:古い伝統や建物が残っていながら、とても活気あふれる町。     
世界遺産以外でおすすめスポット:パタンのクマリ館は観光客でも一人ひとり対応してくれてティカをもらえます(作法はチェイワン氏に確認を)。独特の空間です。 
パタンのお土産屋さん:日本人経営の「ネパールガネーシャ」(『歩き方』に記載)も、勿論いいのですが、その向かいにある「ネパールコレクション」というお店も、値札付きで良心的で、おすすめです。         
レストラン:あまり食べ歩いてないので分かりませんが、チェイワン氏のオフィスの近くのBOTAというモモのお店は英語メニューもあり、きれいで入りやすく、美味しかったです。(モモ10個で200ルピーぐらい、少し高めらしいですが地元の人も入っている。) 

反対にお勧めできない場所等があれば、その理由もお知らせ下さい:
おしゃれなカフェはメニューの料金プラス税金で日本並みの料金を取られるところも多いので要注意。     タメルは、行く暇がなかったので分かりません。 

カトマンズ以外の街を訪れた方は、下記の質問にお答えください
①パタン近郊のキティプル、ココナ、ブンガマティへ(チェイワン氏のガイドで、もう1人の日本人女性と一緒に、ウォーキングツアー)
②ナガルコット、バクタプル、チャングナラヤン(オプショナルツアー)                                                                     
交通手段、かかった時間、費用は:
 ①はプログラムに含まれるということで追加料金なし。朝8時出発で、軽食休憩等を挟んで夕方4時頃まで歩き、ブンガマティからローカルバスで帰りました。 
②はオプショナルツアーで、もうひとりの方と二人で同室だったので、ナガルコット・バクタプルで1人130USドル、チャングナラヤンに行くために2人で45ドルを追加で支払い。                                                                        感想:
①→歩いていく途中、昔ながらの共同浴場や洗濯場、また子供が外で水浴びしている様子など、田舎の生活の様子が見られました。山を背景に、広大なだんだん畑で農作業をしている人たちなど、町中では見られない景色がとても良かったです。ココナの木彫り工房でお土産を物色していたら、ボランティアの日本語教室の生徒さんが偶然来て声をかけてくれ、楽しい出会いでした。 
②→ナガルコットからは運良く夕日、朝日、ヒマラヤの山々を見ることができました。バクタプル、チャングナラヤンの寺院等も見る価値はありますし、ネパール人ガイド(ラムさん)と同行のさやさんと一緒に、気になるお店があれば一緒にはいってゆっくり買い物もでき、時間に追われずにじっくり回れたのがよかったです。                                                        ご参加頂いた時期に関して

気候、お天気はどうでしたか:

雨期ですが、天気が変わりやすく、夜中に2回ほどスコールのような大雨がありましたが、日中で雨が降っている時間は短いです。一日の間でにわか雨が1,2回。降ってもしばらくすればやむので観光にはあまり問題なかったです。晴れると日差しが強いので晴雨兼用傘が役に立ちました。オフシーズンで外国人が少なく、観光はしやすかったです。晴れると暑いですが木陰は涼しく、朝晩もほどよく涼しくなります。                                                                 服装は:
日本の真夏の服装(半袖Tシャツ)。足元が悪いのでスカートよりズボンが便利。ナガルコットは朝晩冷えるので防寒の薄い長袖が必要。平地の日中も日差しが強いときは長袖を羽織ったほうが涼しい。                                                              
ネパールの物価に関して
ご参加時のレートは:  1ルピー=約( 1 )円
何か購入されたものがあれば参考までお知らせ下さい:
ミネラルウォーター1L 常温20ルピー(20円)、冷蔵25ルピー。
パタンからカトマンズまでのローカルバス 行き先により15~20ルピー
町中の小さい店のサモサ1つ 20ルピー、パニプリ(お皿山盛り+甘いクリームみたいなものセット)30ルピー土産物屋(ネパールコレクション)のTシャツ 400ルピー など
地元のBeauty Parlor でシャンプー&ドライ 300ルピー                      
レストランは、観光地の外国人向けのお店は高め(パタンのダルバール広場近く・チョウメン大盛り400ルピーぐらい)、ネパール語しか通じないローカルなお店だと安い。カジャセット(ネワールの定食みたいなもの)で120ルピー。

予防接種に関して
渡航にあたり予防接種を受けましたか: いいえ
はいと回答された方は、その種類をお知らせ下さい:

今回のご参加を通じて、最も印象に残っていることや今後の参加者へのアドバイスなど自由にお書きください。*ネパールで撮られた写真をお貼り頂く際は、説明のコメントもお願いします
【印象に残っていること】(上記以外で)
・お寺や道端に休憩スペースが多く、子供からお年寄りまで、野外で座って話したり、のんびり過ごしている人が多い。こういう風景を見ていると、日本のような心の病は少ないのではないかと思ってしまう。
・インフラが未発達な分、人々が目の前の生活に一生懸命で、助け合って生きている。もう少し便利になってほしいと思う反面、この人間味あふれる良さは失われないでほしいと思う。
・バスの中でも、超満員でもお年寄りや赤ちゃん連れの人には自然と席を譲り、赤ちゃんが泣けば近くのおばちゃんが手を出してニコニコあやしている。現地のひとにはごく当たり前のことに、感動する。バスは、初めて乗るときは緊張したが、慣れてくると、楽しかった。安いし、移動手段としてはおすすめ。                
【今後の参加者へのアドバイス】                                    特にありませんが、私自身はこのプログラムに参加して本当に良かったと思っているので、ぜひ飛び込んでみてください。  
↓チェイワン氏のご家族と。中庭で。

←チェイワン氏と、アシスタントのアスマさん。オフィスにて
↓Inovative日本語学院

↓ナガルコットの朝、雲海と、ヒマラヤを望む。

最後に、あなたのことをお知らせ下さい

お名前(イニシャル、ニックネーム可):AK 性別: 女性      ご年齢:40代