海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

セブ英語学校に留学してきました!

英語学校名   ZA

受講期間 2019年 10月 13日 ~ 12月 07日 8週間

1日の英語レッスン時間数
50分授業×8コマ(+2コマのスペシャルクラス無料で追加可)
(4コマ:グループ授業、4コマ:マンツーマン)

【上記学校を選んだ理由】
授業数が多く、4人部屋の空きがあり、ちょうど私の行く時期に少し安くなるキャンペーンをやっていたことから、ZAに決めました。

【日本から現地までの移動に関して】
飛行機は直行便で行きました。空港ピックアップでは、事前に頂いていた試料通りの服装とプラカードを持った日本人マネージャーさんが出迎えてくださり、特に迷うことはありませんでした。

【学校について】
・どんなレッスンでしたか?
≪グループ授業≫ 発音矯正の授業は、実際に音読して確認したり、その音の単語を各自調べてきて、確認しあったりしました。この授業の先生の発音はきれいで、よく通る声でしたので聞きやすかったです。ときどき、アメリカ英語とイギリス英語の発音の違いにも触れてくださいました。      フィルムスタディという授業は、映画を観て、その内容について議論しあうというものでした。先生が映画の途中で映像を止めて解説を入れてくださるので、映画からだけでは聞き取れていなくとも問題ありませんでした。議論は、「例えばこの場面であなただったらどう行動する?」というような質問に対して自分の意見を言い合うもので、咄嗟に英語で自分の言いたいことをいうことが難しかったのですが、先生が私の拙い英語でもくみ取ってくださったり、焦らせることなく時間をくださったので、私はこの授業がグループでは一番楽しい時間でした。
≪マンツーマン≫ 大まかに、文章読解とリスニングの授業に分かれていました。しかし、私は結構な時間を先生とのおしゃべりに費やしていたと思います。(教科書を進めたければそう希望すれば大丈夫だと思います。)長い文章は覚えきれませんが、ちょっとした会話の返しなど、先生と話していて勉強になりました。文章読解は、最初に単語の意味を確認し、次に単語の意味に関係した問題を解いて、最後に文章を読みました。読むときは音読をしました。リスニングでは時々TOEICの問題を使用したり、英語の歌の歌詞の穴埋めをするというような、毎日少しずつ違う授業内だったので、面白かったです。

・講師の先生はどうでしたか?
まず、セブの先生は、私の感覚ですと8割の方が陽気で、授業を盛り上げてくださるため、退屈な授業というものがあまりありませんでした。声が大きくて、よく歌を歌っています(笑)(残りの2割はつまらないのではなく少しまじめな方たちです)それから印象的だったのは、金曜日になると必ず週末の予定を聞いてくることと、「今日は金曜日明日は週末」と大喜びしているとこです。それどころか、金曜日だけではなく、だいたい水曜日くらいから「明日になったら木曜日で、その次は金曜日、だいたい今週は終わったみたいなものだね」と言い出していたので面白かったです。全力で楽しんでいるなと思いました。
私が風邪をひたときに、先生がレモンをくれるとおっしゃってくださったことがありました。レモンののど飴かなと思っていたら、レモンまるまる1つ下さり、雑誌の表紙を思い出して、予想外すぎて笑いました。
それから、とびぬけて面白かったのはマンツーマンの先生で、口癖が「ハンサムはいた?」か「私は美しくてセクシーな先生」でした。ユーモアがあって、いつも笑わせてくれていました。今ではあまり使われなくなった言語についての授業で、北海道のアイヌ語について触れたのですが、YouTubeで視聴してから先生がおもむろにアイヌ語を練習しているなと思っていたら、突然ヒューマンビートボックスをはじめて大笑いしました。似ていたみたいです。その後、私以外の真面目な生徒の時にも不意にヒューマンビートボックスを出してしまったらしく、えらく落ち込んでいらっしゃいました(笑)この先生のおかげで、毎日授業へ行くことが楽しく、話すことも楽しかったです。

【学校の寮について】
4人部屋

・部屋や洗面・トイレの様子について
私のいた4人部屋は、2段ベッド2台、各勉強机4台、冷蔵庫、扇風機、エアコン、ごみ箱がありました。トイレとシャワーは同じ空間にあり、その境目に段差などがなかったため、シャワーを使うとトイレの方まで濡れてしまうので、慣れるまで少し戸惑っていました。トイレは紙が流せますが、他の部屋で(何が原因かは不明ですが)トイレがつまりましたという報告をたまに聞いていました。(修理はすぐ対応していただけるので問題ありません)部屋は1週間に2回ほど掃除していただけます。私の部屋のエアコンは調子が悪く、なぜかたまに水漏れしていました。一度地域一帯の停電に巻き込まれた時があり、シャワーもエアコンも使いないという一夜があったのですが(翌日には復旧しました)、みんなで携帯の明かりを頼りにUNOで遊んで過ごし、いい思い出になりました。

・食事や洗濯について
セブの食事を漢字二文字で表すと個人的には「鶏」と「油」だと思います。学校の食事はバリエーションは豊富なのですが、どの料理でも油が多いという印象です。朝食は米飯、パン+シリアル、麺のローテーションでした。米飯の時は必ずキムチが出ていました。昼食と夕食は大抵1段のお弁当容器で提供されており、主菜、副菜、果物があらかじめ盛りつけられていました。主食は自分で後から盛り付け、その他にスープも大抵毎食ついていたと思います。たまに味噌汁もでていました。最初のころはセブの店でアイスティーを頼むと、甘いレモンティーのようなものが出てきて驚いていました。
洗濯は週に2回、部屋ごとに決められた曜日に出していました。各部屋で、種類ごとに衣服をカウントした紙を一緒に提出していました。4人部屋で、かつ水着なども洗濯に出した日には、洗濯のおじちゃんから「あなたの部屋はいったい何人の生徒がいるんだい」と聞かれてしまいました(笑)洗い終わったものはきちんとたたまれて返却してくださいます。色落ちや紛失などはありませんでした。

・他の生徒さん方との交流など
もし集団生活が苦手でない場合、なるべく人数の多い部屋を選択することをお勧めします。私の同室の方たちは、台湾人とベトナム人がいましたが、そのつながりで一緒に島に行ったり、ご飯を食べに行ったりしました。また、日本人の方で、2人部屋を選択した人が、「知らない人との生活に不安があり2人部屋を選択したけれど、4人部屋にしておけばよかった」と後悔されていました。
また、私は同室になった方たちにとても恵まれていたと感じております。私が風邪をひいてしまった時があったのですが、その際に同室の台湾人の方がマスクやのどが通りやすくなる塗り薬を分けてくださいました。そのお礼にと、私が後日お菓子を差し入れたのですが、その際誕生日だったベトナム人の方にも同じように渡したところ、今度はそのベトナム人の方が全員にタピオカミルクティーをごちそうしてくださいました。その次にはまた台湾人の方がケンタッキーのパーティーパックをごちそうしてくださり、自然とやさしさの輪ができていて感動しました。

【観光など】
私が行った時期には、ちょうど旅好きの台湾人の方がいて、その方が先生と一緒に計画し、1泊2日でカモテス島とバンタヤン島へ2度もご一緒させていただきました。きれいなビーチで遊んだり、崖から飛び込んだり、シュノーケリングをしたりしました。費用は1泊2日P3000くらいです。
また、私自身もマンツーマンの先生が、旅行を計画しようと誘ってくださったので、モアルブアル、カワサン滝、オスメニアピーク、ファンタスティック島、温泉へ行ってきました。予約と交渉系はすべて先生が行ってくださり、私は会計係をしただけでしたが、現地在住の先生と企画することにより、いい所だけれど、観光地としてはまだ有名ではない所などにも行くことができました。モアルブアル、カワサン滝、オスメニアピークは合計でP3000くらいで、ファンタスティック島と温泉はP1500くらいです。
その他にも、ジンベイザメと泳ぐツアーに参加したり(P2700)、セスナにも乗りました(P3000)。
旅行に行った先の道中で、突如ジプニーという乗り物の後輪が外れ、その後軽トラの荷台に14人押し込められ振り替え輸送さてたこともありました。みんなでセブらしいねといって笑っていました。
セブは自然のアクテビティがとても充実していて、ライフジャケットなしで潜れたり、20mくらいの滝から飛び込めたり(私はやっていません(笑))、手作り感満載のつり橋を進むなど、日本ではできないようなことがたくさんでき、一期一会で会った友達と時間を共有できたことがとても楽しかったです!

【現地で買った物、物価など】
私はスニーカーしか持って行っておりませんでしたので、アヤラモールでサンダルをP600くらいで購入しました。サンダルはあったほうがいいです。(気に入ったものがなかったので買わなかったのですが、コロンストリートでは同じような偽ブランドのサンダルがP40くらいで売っていました(笑)) あとは、学校の近くにタピオカミルクティーのお店が3軒ほどありましたので、そこでよく購入していました、P100くらいです。 タクシー代は、距離にもよりますが、4人で割ってだいたいP30くらいだったと思います。私は運よく、イカサマをするタクシーには会いませんでしたが、友人は、わざと遠回りされて多くとられてしまったと言っていました。

【日本から持参した方がよかった物はありましたか】
同室の台湾やベトナムの方たちから、自分の国のお菓子やインスタントコーヒーなどを頂いたのですが、私は日本から何も持って行っていませんでしたので、フィリピンのお菓子しかお返しできませんでした。日持ちするような日本語のプリントされたお菓子の小袋を持って行っておくと、このような交流の際に喜んでもらえるのではないかと思いました。

【ボランティア活動について】
・何をされましたか?
CECさんのボランティアではないのですが、学校主催のアウトリーチへ行きました。
・どれくらいの頻度で活動しましたか?
私が行ったのは1度だけですが、こちらのアウトリーチは2週間に1回開催されていました。

・感想はいかがでしたか?
私たちが何かをする、というよりも、一緒に交流したという感じでした。しかも、お子さん方が2・3歳だったと思われ、小さすぎたため、子どもたちと交流するのではなく、お母さん方と椅子取りゲームなどをして遊んでいました(笑)やった仕事と言えば、昼食を盛り付けて配膳したくらいでした。

【今回の留学が英語力向上に役に立ったと思いますか。それはどのような点ですか?】
私の場合、流暢に話せるようにはなっておりませんが、行く前よりは、少しは向上したのではないかと感じています。テスト結果も、入学時よりは良くなっていました。

【その他、感想など自由にご記入ください】
おそらく、海外どこへ行ってもそうだとは思うのですが、体調管理が難しかったです。食べ物には気を付けていたのですが何回かお腹を壊しました。
それから、セブは大きいお金でお会計しようとすると、お店やタクシーによってはお釣りがない場合があるので、その心配が少し面倒でした。
しかし、セブはすごく楽しかったです!帰国した空港からの帰りの電車の中で、既に英語が聞こえてこない環境下に身を置かれることに慄いていました(笑)私は四六時中友人と一緒にいられる空間が好きでしたので、早く日本に帰りたいというよりも、ずっとセブにいたいと思っていました。しかし、寿司は食べたくなりました(笑)セブにある日本食店はほとんど同じ味でしたが、寿司だけは怖いという気持ちもあり食べなかったので。

20代 女性