海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

オーストラリアで幼稚園ボランティア

【楽しかったこと】
朝幼稚園に来て私を見つけるとみんな飛びついてきます。みんなで取り合いになってしまい、けんかになるときもあります。それをなだめるのが朝に日課でしたが、心では本当にうれしい気持ちでいっぱいでした。外では、鬼ごっこやかくれんぼ、日本でいうハンカチ落としのようなゲームをよくしたり、室内ではおままごとをしたり、絵本を読んだり、いろいろな遊びを通じて子供たちと距離を縮めることができて楽しかったです。

【大変だったこと】
子供はすぐになついてくれるのですが、やはりどんどんわがままをいうようになりました。しかし、叱り方がわからず戸惑うことが多くありました。つたない英語なので子供にもなめられたりしましたが、きちんと守らなければいけないルールや、やってはいけないことをしっかり先生のマネをしていうようにしました。子供に嫌われることもありましたが、それでも遊びにきたわけじゃないと割り切って怒るときは怒るようにしました。

【持ち物について】
持って行って良かったもの 絵本、半袖Tシャツ、
持っていけばよかったもの 折り紙 ダウンorジャケット

【現地での服装について】
普段の服装や、活動先での服装のアドバイスなど 基本的に半袖の上に長袖のパーカーを着、下は動きやすいパンツでした。昼間はとても暑く、夜はコートを着るほど冷えました。私はそんなに気温さがあると思っていなかったので向こうでいくつか服を買いました。

【コミュニケーション手段(言葉の問題など)について】
ホストファミリーや幼稚園のスタッフの方は優しかったので、わからないことあっても聞きやすい環境でした。言葉に詰まっても、汲み取ってくださったり、正しい単語でお子供たちの英語が少し聞き取りにくかったのですが、何度もきいてもわかるまで教えてくれました、常に辞書を持ち歩いてわからないことがあれば覚えておいて、休み時間に調べるようにしていました。

【ステイ先の情報・感想】 ホームステイ
ママがフィリピンの方でパパがオランダ方でした。初めは少し英語が聞き取りづらく何度か聞き返すことがありましたが、すぐに慣れ、毎日ディナーの時間に今日あったことなど話しました。3人の子供がおり、何度かディナーのあとにみんなで映画鑑賞をしたり、ごはんに連れて行ってくれたり本当によくしていただきました。何よりごはんがおいしくて毎日おなか一杯食べ、デザートにアイスクリームやママの焼いたケーキを食べていました。基本的に全て好きに使っていいよ、という感じで、朝も自分で好きなものを作って、夜も好きな時にシャワーに入り、本当に自由に過ごしていました。外にバスケットゴールがあり、よく子供たちと遊んでいました。

【派遣(ボランティア)先について】
オーストラリアのシドニーから少し北の方のCastle hill の近くのFiona Child care というところでアシスタントをさせていただきました。朝9時前に幼稚園に行き子供たちが来るのを待ちます。来た子供たちと遊びつつ9時半くらいからmorning teaの準備をします。 フルーツやジャムやベジマイトを塗ったトーストをみんなで食べます。食べ終わると外に出てお昼まで遊びます。ランチの時間になるとまた部屋に入り、みんなで食べます。基本的にパスタやライスなどが多かったです。片づけ終わるとお昼寝の時間ですのでみんなを寝かせます。子供たちが寝ている間にスタッフたちはご飯を食べます。起きてきた子供たちと室内で遊びつつ、次はafternoon tea の準備をします。また、フルーツやクラッカーなどを食べ外にでます。日によっては本読みをしたり、歌を歌ったりします。そしてお迎えが来る子供たちを見送るというのが一日の活動内容です。

【やってみたかった事・やり残した事】
もっと日本の文化を紹介したかったです。いくつか紹介はしましたが、慣れるのに時間がかかってしまったのと日本のように1日の中で「何かをする」という決まった時間がないためなかなかタイミングがつかめなかった。もっと、準備をしっかりして初めの方から積極的に日本の遊びを紹介すればよかったと思います。