海外ボランティア活動支援のCEC

海外ボランティア ネパール

ネパールボランティア

マザーテレサの高齢者

シスターの支援活動をお手伝い

コロナの為にそれまで利用していた現地の受入が止まったためこのページのプログラムは休止とさせていただきます。もし今後受入が再開した際にはお知らせいたします。<2024年4月現在情報>
神秘の国ネパールの首都カトマンズ、この町は1979年ユネスコの世界文化遺産に指定された古都として有名です。ここにもマザーテレサの意思を受けついだシスターが活動しています。 カトマンズの東、ガンジス川の支流であるバグマティ川の川岸にある、ネパール最大のヒンドゥー教寺院パシュパティナート(Pashupatinath)ではおよそ235名のホームレスの高齢者に宿泊施設と食べ物を与え、安住の地として開放しています。現在マザーテレサが設立したMissionaries of Charityがこの寺院で高齢者への奉仕活動を行っています。

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パシュパティナート寺院

Missionaries of Charityのシスターは毎朝ここで30名の体調の悪いお年寄りの為に食事を与え、体を洗い、食事を与え、洗濯をする活動を行っています。木曜日以外の午前中に活動が行われています。木曜日がお休みの為、翌金曜日は大変忙しいので是非お手伝いをお願いします。 シスターもボランティアと一緒に活動しています。やさしいシスター達です。好感が持てます。インドからもMissionaries of Charityのシスターが短期で活動していました(訪問時)。

ネパールボランティア
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パシュパティナート寺院はカトマンズにあるシヴァ神を祭るネパール最大のヒンドゥー教寺院。バグマティ川の川岸に建ち、1979年世界遺産に登録された「カトマンズ盆地」を構成する要素の一つになります。寺院の裏側にはバグマティ川が流れており、この川はカトマンズ盆地を通って、やがて母なる大河ガンガー(ガンジス川)に合流するため、ネパールではとても神聖な場所とされています。

ボランティア活動内容

死期が近づいた身寄りのない高齢者の人たちを保護しています。そこでお年寄りのお世話をするのがマザーテレサ修道院のシスターとボランティアのみなさんです。ヒンズー教寺院とカトリックのマザーテレサ修道院が協力するプロジェクトです。参加者の方の感想文を参考にしてください。

身寄りのない人たちのための終の棲家

入居者は身寄りのない高齢者で、そのうち特に身体の不自由な 20-30 人の世話をします。ここは政府管轄施設だそうですが、隣接するマザーテレサ施設のシスターが自らケアに携わっています。

活動時間:8:15~10:45(シスターが 8:15 に来るため) シスター1-2 名+didi、土曜日(祭日)は学生ボランティアが 15 人くらい来ました。私と同時期には、ボランティアとして、スペイン人 5 名、カナダ人 1 名、ベルギー人 1 名、フランス人 1 名が参加していました。木曜日は活動休みです。

ボランティア活動の流れ 1)入居者全員を移動(晴れの日は軒下+中庭、雨の日は軒下+床の空きスペース)(入居者シャワータイム。シスターがやっていました) 2)ベッド雑巾がけ(消毒)→ベッドメイク 3)床ホウキ掃除→モップがけ(消毒) 4)リネン洗濯(手洗い)→洗濯物干し(物干し竿がめちゃ高い 2.5mくらい?) (入居者、朝ごはん) 5)皿洗い(食器は共有ではないので、個人個人に返却) 6)軒下モップがけ、中庭掃除

ネパールボランティア
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水を使うので、また衛生面からもゴム手袋を持って行ったほうがいいと思います。ビーチサンダルとかがあれば便利かと(シスターは長靴でした)。地元の学生、カトマンズに住んでいるというブラジル出身の女性、冬休みの中国人学生がボランティアに来ていました。数人と友達になり、アドレス交換したりしました。

手順は詳しく説明がありませんが、見様見真似でできます。作業中は入居者の方と交流する時間はあまり取れませんが、「ナマステ」と笑顔で言われるだけで嬉しいです。シスターは、ボランティアが解散しても作業をしていて、その体力と、奉仕の姿勢は本当に素晴らしいです。

感想:日本の福祉施設とは全く異なります。生きるための最低限の保障をする施設、といった場所だと思いました。入居者には、身体が不自由で動けない(トイレに行けない)方や痴呆の方もいるので、清潔度は低いです。(ベッドサイドに洗面器が置いてあり、そこで用を足しているようです。)

ネパールボランティア
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活動の内容はシスターや、他のボランティアが教えてくれます。英語がわからなくても、誰かがするのを見ていればわかりますよ。ご心配なく

生命力が強くないと、あるいは障害を持っていると、生きていくには大変なところ(国)だと感じました。ある意味、人間が本来持っている生命力に依存しており、日本のように寝たきりになっても生かされている、自然ならば死にゆく命までも救ってしまうのは、本当は不幸だと思いました。

また、外国人ボランティアは、学生ではなく全員が社会人(全員女性でしたが 40 代以上)でした。私も頑張ったつもりですが、ネパール人学生ボランティアは、それ以上に一生懸命活動しており、日本人にはこういう精神が少し足りないし、このようなチャンスも少ない気がしました。

ネパールボランティア
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活動は掃除、洗濯です。ベッドからゴミやホコリを落とし、それらを竹ボウキできれいに取り、その後コンクリートの床に水を流してモップがけを行ないます。同時に外では洗濯(手で洗います)が行なわれています。

パシュパティナートの入場券売り場で近づいてきたおじさんに 500 ルピーの言い値で英語ガイドを頼みましたが後から考えたら高く、値切ればよかったと後悔・・。ただ、説明は上手で、パシュパティをよく理解できました。いろんな観光地でガイドもどきが近づいてきますし、コーディネーターさんからはそういう人は基本的には無視しなさいとアドバイスを受けるのですが、試しに聞いてみるのも悪くないかなと思います。(勿論、いろんなとこに連れて行こうとする人や怪しい人にはついて行かないほうがいいですが)

この寺院には偽のガイド(ライセンスを持っていない)が外国人に声をかけてガイドを無理やり行います。50ドルを要求されたひともいますので、注意してくださいね。

ネパールボランティア
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モップが終わった後、洗濯物を干します、木曜日が休みなので、金曜日はものすごい数の衣類、毛布、シーツを洗濯します。この日は、是非、皆さま参加ください。