海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

オーストラリアで幼稚園ボランティア

期間:2023年2月 21日から3週間
 
活動中のある一日をお知らせ下さい
[06:30] 起  床  
[07:00] 朝食   メニュー(ヨーグルト、シリアルなど好きなものを勝手に食べる)
[08:50] 学校到着
[09:00~9:30] 午前活動 内容(モーニングティー )
内容(食べを終わった人から、自由時間 )
[10:00 ~11:00] 内容(日本の文化紹介(こどもの日) )
[11:00〜]  昼食    メニュー(パスタとハンバーグみたいな給食、バナナブレッド )
[11:30 ~] 午後活動  内容(食べ終わった人から寝る、寝ない子は一緒に遊ぶ )
[14:00 ~14:30] 内容(アフタヌーンティー )
[16:00~] 内容(先生方に挨拶して帰宅 )
[16:40] 家到着 
[18:00~] 内容(ランニング、停電 )
[19:30]  夕食   メニュー( サラダ、コンビーフ )
[20:00~] 内容(シャワー、シアタールームでテレビをホストペアレントと見る)
[22:00]  就  寝  
 
Q.このプログラムに参加した目的は何でしたか?
4月から大学の児童英語の科目を勉強しようと考えていたため参加した。
 
Q.費用は全部でおおよそいくら掛かりましたか?
参加費と航空券でおよそ35万
滞在時の生活費(お土産等を含む)およそ10万
合計45万くらい
 
≪幼稚園での活動について≫
Q.どんな活動やお手伝いをされましたか?
食事(モーニング、アフタヌーンティー含めて)の補助
自由時間の遊び相手
掃除
昼寝の寝かしつけ
おむつ替えの順番待ちしている赤ちゃんクラスの面倒をみる
 
Q.今回の活動について学んだことや感想を教えて下さい。
改めて保育士や幼稚園の先生の重要性を学んだ。今まで他人事に感じていた、日本の保育士、幼稚園の先生の給料が低いことが問題視されていることについて、このような重労働で精神的にも体力的にも大変な仕事であることをもっと世の中の人が知りもっと仕事量に見合った給料であるようにしていくべきだと強く感じた。
今まで気の合わない人、あまり分かり合えない人は最低限の関わりで済ませることができたが、こども相手ではそのようなわけにはいかない。一人一人どのようにコミュニケーションを取れば良いのか、どこまで手伝えば良いのか(オーバーリアクションがいいのか、控え目がいいのか、何ができてできないのかなど)を毎日考えて活動していたため、人をみる力が少し身についたかなと思った。
 
Q.日本出発前にしておけば良かった事はなんですか?
幼稚園と事前にメールをしていく中でどのようなクラフトグッズがあるのかを聞いておけば、「幼稚園には○○がないから日本から持っていこう」となり、自分のアクティビティの範囲が広がったのかなと思った。
 
Q.この経験を今後どのようにつなげていこうと思っていますか?
先ほども述べたとおり、児童英語の科目を受けようと考えているためそこに繋げていけるようにしたい。
特に、日本の文化紹介をする際に子供をコントロールすること、興味を持たせて集中力を持続させることがとても難しく、大変だった。どのようにすればこれらを解決できるのかを考え、次に子どもと接することがあれば再挑戦したいと考えている。
 
Q.出発前と現在の英語力は何が違いますか?どれくらい伸びたと思いますか?
スピーキングスキルはかなり上がったので絵はないかと思う。初日に比べて、会話のリズム感もスピード感も良くなったように感じた。また、冗談なども交えて会話ができるようになった。
 
Q.今後参加される方にアドバイスをお願いします
自分のアクティビティをやる際に、あまりうまくいくことを想像しない方が良いと考える。例えば、折り紙は折るだけでなく絵を描いたり、ちぎってみたり、作ってあげたものをハサミでバラバラにされたりする。また、やり方を教えて!と言われて教えてあげても、先生を含めて綺麗におることは絶対にできない。そのため、理想をあまり作りすぎると柔軟に対応できなくなってしまうので始めから何でもありのスタンスで言ったほうがやりやすいかもしれない。その中で本当に自分のやりたかった、教えたかったことを付け加えるくらいの感覚でいた方が無理やりやらせるよりも意外と興味を持ってくれたりする。
 
Q.幼稚園スタッフのご自身に対する対応はいかがでしたか?
とても良くしてくれた
 
Q.日本文化等の紹介はしましたか? ( はい )
はい → Q.どんなことをしましたか?
こどもの日の紹介、きらきら星、やっほっほー(歌)、ひな祭り、折り紙、ちぎり絵、紙すき、はじまるよったらはじまるよ(歌)
 
Q.このプログラムの満足度を教えてください  80 点/100点
また、この学習中に感じた事、学んだ事、心に残った事、辛かった事、嬉しかった事等あればお書き下さい。
ある先生がとても仲良くしてくださったり、自分が座っていると子供達が集まってきてくれたり、折り紙にものすごく興味を持ってくれたり、毎朝たんぽぽや白つめくさのような花をプレゼントしてくれた時は嬉しかったです。
日本人の先生がとてもよく面倒を見てくださっていたのですが、叱られることもたくさんありました。しかし、全て子供と接する上で大切なことだったためとても勉強になりました。
個人的に一番嬉しかったことは、一日中ずっと泣いている子と仲良くなれたことです。その子は朝から晩までずっと泣いていて、何を聞いても基本的には「NO」としか答えてくれませんでした。また、2週間一度も笑った姿を見ることもなかったです。しかし毎日その子と過ごし、母親ともコミュニケーションをとり名前を覚えてもらえるくらいにまでなりました。そのような中、3週間目で初めて自分に向けて笑顔を見せてくれたのです。また今まで「NO」しか話してくれず、一日中泣いていた子が一日中喋ってくれるようになりました。それをまた母親に伝えると、母親から「昨日の夜ご飯の時に彼女がI love Natsumi.って言ってあなたのことを家でずっと話していて、明日も幼稚園行く!って言ったんだよ。ありがとう」と言ってもらえました。その時から登園の時も一瞬しか泣かず、先生にもすごいと言っていただけて、諦めずにその子と向き合ってよかったなと感じました。
 
≪アンケート : ホームステイについて≫
① 食事(夕食)はホストファミリーと食べていましたか? 週4~5日

② 食事(夕食)の質・量には満足しましたか? 大変満足

③ 食事(夕食)は毎回提供されましたか? 毎回

④ 週末はホストファミリーとどれくらい一緒に過ごしましたか?  時々

⑤ 初日はバスや電車の乗り方などを案内してくれましたか? してくれた

⑥ 1日の出来事などの会話はしましたか? 毎日よく話した

⑦ 家族は困ったときなど、ケアしてくれましたか? とても良くしてくれた

⑧ ホームステイの総合評価をお答えください。 大変満足した
 
⑧ 滞在した地域はどんなところでしたか?(地域の特徴、過ごしやすさなど)
ショッピングストリートにとても近く生活に困ることは特になかったです。しかし夜や早朝はこの地域に限ったことではありませんが、街灯がほとんどないためとても暗いです。
 
⑨ 家族や食事のこと、楽しかった思い出、文化の違いなど滞在中感じたことや、ホストファミリーの良い点や悪い点を含め、を自由にお書き下さい。
悪い点を強いてあげるなら、ハウスダストのアレルギーがある人は薬があった方が良いかと思います。扇風機がかなり埃をかぶっていたからです。ですが、家は綺麗ですし週一でシーツも洗ってくれました。
良い点はたくさんあります。まず、家には母、息子(大人)、パートナーがいたのですが皆とても優しく面白くとても素敵な方々でした。初日には暑い中、Dulwich Hill周辺の案内をしてくださったり、バスや電車について詳しく説明してくださたり、オパールカードを購入するまで貸してくださったり、一緒に観光してくださったり、私たちの片言な英語を最後まで理解できるまで聞いてくださったり、逆に私たちが理解できるまで伝えてくださったり、ここには書ききれないほどです。また、母は料理本にレシピを提供するほど、とても料理が上手でバナナブレッドやチョコレートケーキをいつも作ってくださったり、ご飯もとてもおいしかったです。シャワーの時間制限や回数制限はなくいつでも入ってよかったです。洗濯は基本的に週一ですが、手洗いと脱水は毎日できます。