大学生・社会人向け|春・夏の短期 海外ボランティア一覧
このページでは社会人や学生の皆さまが参加しやすい短期活動を集めています。子供関連(孤児院・幼稚園・学校)、貧困サポート(貧困層の子供たち・ストリートチルドレン)、日本語教育(各国の日本語学校や現地の高校など)です。
※ お知らせ ※
派遣国ごとの最新状況・再開情報は各プログラムページで随時更新しています。最新の受入可否をご確認ください。
高校生が参加可能な海外ボランティアページをご覧ください。詳細
社会人・学生
短期海外ボランティア
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フィリピン・セブ島
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短期 長期可能現地のNGOの活動に参加、一度の旅行でいろんな活動体験を行います。貧困層の子供たち、ストリートチルドレン、スラム、孤児院に住む子供たちへの支援など、個人では参加しづらい現場へ安全にアクセス。
オンライン説明会開催(春休み用) -
タイ
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短期 アユタヤ郊外孤児スクールに滞在し、子供たちと交流。日本語クラス支援もあり。世界遺産アユタヤ近く。
学校開講時期・参加可能 -
ハンガリー
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短期 ブダペスト ホステル日本学専攻の大学生とイベントを企画運営。社会人基礎力や就活スキルの実地訓練に。
2026年夏予定 -
イギリス・チャリティ
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短期 ロンドン ホームステイ 高校生可語学学校で英語+学校近隣のチャリティショップで地域奉仕。本場のコミュニティ活動を体感。
2025年現在・参加可能 -
AUS・幼稚園
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短期 シドニー ホームステイ自由保育中心の現場で保育体験。女性限定、時期は要問合せ。
女性のみ参加可/時期要問合せ -
アメリカ・フード
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短期 オレンジカウンティ ホームステイ生活困窮者・ホームレスの方へ食事提供。キッチン・給仕を通じコミュニティ支援を学ぶ。
2025年10月現在・参加可能 -
インド
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短期 長期可能 ホームステイコルカタの施設で奉仕。世界の若者と共に学び働く。長期も相談可。
2025年10月現在・参加可能 -
カンボジア
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短期 シェムリアップアンコールの街で保育・日本語交流。遺跡学習と組み合わせも可。
2025年10月現在・参加可能 -
マルタ・動物保護
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短期 語学研修 ホームステイ・寮美しい街並みと治安の良さで人気。現在は語学留学のみ。
現在は語学留学のみ可能 -
台湾
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短期 台南親日地域の台南で日本語交流。はじめての海外にも適した環境。2026春予定。
2026年春予定 -
バリ島
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短期 デンパサール ホームステイ 高校生可幼稚園・日本語教室・孤児院・農園体験、文化体験や観光も充実。
2026春催行 -
インドネシア
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短期 ジョグジャカルタ古都ジョグジャで日本語交流や学校支援。世界遺産学習も。
通年参加可能 -
ベトナム
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短期 ホーチミン日本語教室アシスタント。孤児院交流も可。初級者も参加しやすい。
2025年10月現在・参加可能 -
NZ・幼稚園(参考)
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短期 オークランド ホームステイNZの多様な保育現場を学ぶ参考プログラム(現在再開予定無し)。
再開予定なし(参考) -
カナダ・幼稚園(参考)
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短期 バンクーバー ホームステイ多文化保育の現場を体験(現在再開予定無し)。
再開予定なし(参考) -
英語+日本語(参考)
詳細
短期 シドニー ホームステイ語学+日本語教室アシスタント(現在再開予定無し)。
再開予定なし(参考)
社会人にも学生にもおススメ
成熟した日本の社会が背景


日本の社会が成熟してきたということです。このような社会の背景があるから、学生のみなさんが海外ボランティアに興味を持つのは自然な流れだとおもいます。
若者の自己形成支援のため「大学教育の充実」をはかる方法として、文部科学省は大学が定期的に認証評価を受けることを義務付けています。その評価の中で、ボランティア活動を取り入れた授業科目を開設する大学数が増加していることを指摘しています。大学としても、国際社会で活躍したいとのニーズを持つ学生の要望に応えるために、その学生が活動しやすいプログラムをNGOやNPOなどの周りの資源と協働することにより選択肢を提供する工夫が求められています。

- インド
- フィリピン・セブ島
- 台湾
- カンボジア
- バリ島
- インドネシア
- タイ
- ベトナム
- アメリカ・フード
- NZ・幼稚園
- カナダ・幼稚園
- AUS・幼稚園
- AUS・日本語
- イギリス・チャリティ
- マルタ・語学研修
大学生として海外ボランティア参加することの効果
最近は高校生のみなさんが海外でボランティアをする傾向が多くなってきましたが、それでも海外ボランティアの参加者の大半が大学生です。大学生は長い春休みや夏休みを利用して比較的長期の活動をすることが可能です。海外ボランティアの活動にもなれ、現地の人たちともより親しくなることができます。
高校生の海外ボランティアは体験としての意味合いが大きいですが、大学生の海外ボランティアの場合、その知識や技術を活かした貢献活動につながることもあります。なによりも海外での活動を通じて将来の自分の未来を考えるきっかけになるでしょう。
もう一つ海外ボランティアの大事な役割があります。社会人になると、友人を作る機会が少なくなります。職場で会った人たちはビジネス上の付き合いになりがちです。学生時代に価値観を共有できる友人ができると長い付き合いができます。海外ボランティアは大学生の間に新しい友人を作る絶好の機会です。
Gap Year を使って大学生が海外ボランティアに参加
社会に出るまでにある一定期間を使って海外でボランティア活動をする。これはイギリスなどでGAP Year と呼ばれています。本来は高校を卒業してから大学に入学する前に海外でいろんな体験をしし、そこで得た経験なども含めて自分が希望する将来像を見据え、大学で勉強する科目につなげていくものです。
日本の大学でも、このGAP Yearで国際体験をした人を特別選抜試験(ギャップイヤー入試)として受入するところが出てきました。今後もますます海外ボランティアでの経験が大学の単位としても取り入れられる機会が増えてくるでしょう。
他の国からのボランティアと、日本からのボランティアの違いに気が付きます。 たとえばインドのマザーテレサの孤児院では世界中の若者、学生がボランティアをしています。その多くの人たちの場合、自身が信じるキリスト教などの宗教的な教義が背景にあり、それがボランティア活動につながっているように感じます。日本人の場合、人のためになることだから行うという道徳的な考えと、自分自身のモチベーションを高めるためにボランティア活動する学生さんが多いです。
大学生の海外ボランティアの種類
初めて、一人で参加する人がほとんどなので、ボランティアの種類は限定されます。初心者でも参加しやすい活動をえりすぐってご案内しています。子供関連(孤児院、幼稚園、学校)貧困サポート(貧困層の子供たち、ストリートチルドレン)、日本語教育(各国の日本語学校や現地の高校など)、そして同時に異文化体験できるものをこのWEBに記載しています。特別な技術や経験が必要なボランティア活動はCECの海外ボランティアプログラムとしては不向きだと考えています。
大学のゼミや研修旅行でのボランティア活用
近年多くの大学で海外研修の中でボランティア活動を取り入れています。ある大学の経営学部が毎年フィリピンのセブで2週間のボランティア活動をグローバル教育の一環として採用しています。海外ボランティア活動研修の成り立ちとして、出発前の事前学習、現地NGOでの研修、そして帰国後に活動成果と学びをプレゼンテーションするというプロセスを通して現場体験が大学での学びとして定着するよう内容を作り上げています。
社会環境が日本と全く異なる国で、困窮世帯の家族にどのような機会を提供することができるかを参加した学生のみなさんが一緒に考え、行動します。2週間で結果を求めることは難しいものですが、チームワークの中で行動することの大切さや、社会問題を目の当たりにして深く考える時間をもつなど、社会にでてから役に立つ新しい経験をしています。
海外のNGOでインターン活動
インターン活動は、大学生が一定期間NGOで研修生として働き、自分が将来希望する進路の就業体験を行う機会です。現在、就職活動が本格化する前の大学2年生や3年生が、海外でボランティア活動を行うNGO/NPOでインターンに取り組んでいる人がいます。 求められるのは「柔軟性」 大学生の海外ボランティア参加に際し心がけていただきたいことは「笑顔」でいること、そして「続けてみよう」という気持ちです。
日本と海外、とくにアジアは生活のレベルが異なります。ウォシュレットが当たり前の日本、アジアではそんなトイレはほとんどありません。トイレットペーパーを便器に捨てることができない(パイプが詰まるから)ので備え付けのゴミ箱に捨てる国が多くあります。そのような文化の違いを受け入れる「柔軟な心構え」を持っていただければどんなこともすぐに慣れるでしょう。学生という若い年齢だからこそ、柔軟性があります。
ボランティアは就職で有利?
学生の海外ボランティア体験は就職で有利になるのでしょうか?今は多くの学生さんが短期の海外ボランティアに参加したあとに「参加証」の発行を希望されます。形として残し、就職のときに役立てるということはもうずいぶん前から行われています。企業の採用担当者はすでに沢山の学生さんたちから「海外ボランティア参加証」を見せられています。
重要なのは、会社が人材を探す上で重要視するのは何に参加したかではなく、「何を得た」か、どう「対処」したかの部分です。
もちろん海外ボランティアに参加することは自分自身を紹介するときのきっかけになります。大事なことは参加するときに、つねに活動場所で課題を発見し、どのように解決のために取り組んだか、またその過程で得た経験や思いを振り返ることです。就職に有利だろうという気持ちだけで参加しても、企業の採用担当者はすぐに見透かすでしょう。
希望する企業にとってプラスになる人材であると判断されるのは参加証明書ではなく、みなさんが自分で歩いて、自分で試して、自分が五感で感じたことからのでる経験の言葉です。


