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SDGs海外ボランティア・オンラインセミナー2021年春休み
フィリピンは経済発展が著しい国ですが、経済発展に追いついていってない数々の問題があります。とくに社会格差や貧困問題に関してはまだまだ発展途上にあります。フィリピンの現状を見ることで、「出来ることから」を考える実践型 SDGs の学びとしてこのスタディツアーを企画しました。
フィリピン以外にも貧困はいたるところにあります。私たちが現地の人たちとの絆をもち、生の生活をオンラインで見ていただける場所がたまたまフィリピンのセブ島なので、この場所を利用してセミナーをおこなっています。
セミナーとは言っても、講義をするわけではありません。自主的に参加したみなさんが自身で考えていただく場所を提供する。そんな感覚で開催します。
ストリートチルドレンの様子(フィリピン・セブ市内)
本当にしたいこと
実際に貧困地区で子供たちとの交流や食事を提供したり、ストリートチルドレンの教育サポートの取り組みを学んだり墓地や、海のスラムに住む家族から生活の状況と仕事の内容を聞く。しかし、いまコロナ感染のためにフィリピンに行くことができません。
SDGsを学ぶための海外ボランティア・オンラインセミナー
SDGs いまできることをする。そのために考えたのがオンラインで現地とつなぎ、そのままを見ていただくものです。
2021年2-3月の春休み予定
予定している貧困の現場
- セブ市内の墓地スラム
- セブ市内の海上スラム
- セブ市内近郊の山村集落
- セブ市内にあるスラム街
墓地スラムに住む子供(フィリピン・セブ市内)
上記の場所に住む協力者と彼らのスマートフォン経由でネットでつなぎます。
住んでいる場所を案内してもらい、誰かの家に家庭訪問します。
どんな暮らしをしているのか皆さんの目で生の情報をみていただきます。
日本人スタッフは日本からオンライン上で参加し、現地の様子を解説します。
現地の様子をみながら皆さんに考えていただきたいこと
- スラムや山村に住む子供たちは「自分たちを不幸だ」と思っているのか?
- 毎日の生活はくるしくて、幸せを感じることはないのだろうか。
- 貧困に陥ったきっかけはなんだったんだろう。
- 一番つらいとおもうことはなんなんだろう。
- どうしたら貧困からぬけだせるのか、当人たちはどう考えているのか。
- 2030アジェンダはSDGsに関連し5つの「P」もあげています。SDGsを「人間」「豊かさ」「地球」「平和」「パートナーシップ」の概念でとらえ直しており、別の視点から考えることでSDGsへの理解をより深めるよう促しています。このような観点から現場をみたときに、どのようなことが見えてくるか。
2021年の春休みに何度か行う予定です。より詳しい情報はこちらのページに記載します。