海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

新着情報&お知らせ

2021年に向けて

今年は春休み(2月末から)コロナの影響を受け、3月のプログラムが参加不可となるなど、みなさまには本当にご迷惑をおかけしました。
3月以降、私たちのような海外にお客様を送る産業(旅行、留学、語学学校、航空会社、ホテル業界など)は大打撃を受け、いまだに先が見えない状況が続いています。

海外の語学学校も閉校に追い込まれたり、水面下で売り出しにかかっているところがあります。旅行会社もいくつかすでに倒産しました。留学の会社も同じ状況です。
私たちの産業はコロナ感染が収束し、観光で行き来できるようになるまでは再開することができませんから、それまでの間を出費を最大限切り詰め、副業などしながら本来の業務を再開できる時期を待ちます。
大手航空会社の社員が農業をしたり、旅行会社が蕎麦屋をはじめています。スタッフの人たちも前向きに新しい仕事に挑戦する気概をもっているから、かならず生き残れると信じています。

来年は、コロナの状況が落ち着き、どこかの国にボランティア参加者を送ることができることを期待しています。
みなさまにはご迷惑をおかけしていますが、再開の折にはご参加お待ちしています。

CECの業務も止まったままですが、実際に海外でボランティアすることができない今、やれることは現地の様子をみなさんにお伝えすることです。

アジアの国々はコロナ感染の状況による規制や、現地協力者などの制限でお伝えするのが難しいのですが、幸いフィリピンのセブにはオンラインで現地の状況をしっかり伝えてくれる協力者のみなさんが多く、いままで5回ほどオンラインでボランティアスタディツアー(名称が正しく内容を反映していませんが・・・)を行いました。

私たちが活動している派遣先(スラムや山村集落)で協力者に生出演していただき、オンライン上でみなさんに現地を案内してもらっています。

12月05日オンラインツアー
40名近くの参加者のみなさんに集まっていただきました。4度目のオンラインツアーで、はじめて参加者のみなさんのスクリーンショットを共同ホストの方に撮影していただきました。いまだに私はやり方がわかりません。

12月23日オンラインセミナー

30名近くの高校生のみなさんも興味深くご覧になっていただいて良かったとおもいます。現地の協力者(スラムや山村に住む生徒さんたち)もすごく緊張していましたが、回数を増やすにつれ、だんだん慣れてきたみたいです。日本の高校生のみなさんからの質問に答えるのも慣れてきたし、反対に現地から日本への質問なども行って、双方向の交流のようなイベントになりました。

今やれることを大切に続ける。それだけです!
2021年も引き続きよろしくお願いします。

CEC 代表 池頭稔