海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

『無償の愛』とは….

インドマザーテレサボランティア&ホームステイプログラム
参加期間   28 年 2 月 23 日  ~ 28 年3 月 1日まで ( 1週間)

参加の動機:
  もともと海外ボランティアには興味があり、インドは友人からも良い、と聞いていたため。またマザーテレサの活動には興味があり、『無償の愛』とはどのようなものか感じてみたかった。インドプログラムは他にもたくさんあったが、CECさんのプログラムが値段もお手頃で、日程的にも融通がききやすいと感じたため。                                   CIMG2076CIMG2084  
ホームステイ滞在に関して:
家族構成: お父さん お母さん  その他(お手伝いさんが何人か)
ペット:  無
食事:   おいしかった  
生活形態について(日本での生活と較べて異なる点、注意点など):
 夜ご飯が21時と遅め。チャイとビスケットを18時、20時に食べていた。もっと早く、と交渉すれば早くしてくれそうだった。トイレにトイレットペーパーはなかったため、持参していて良かった。お手伝いさんかご近所さんかは分からない人もいたが、急に知らない人が家に入ってくるから少しびっくりすることもありました。                                                                       
感想:
 本当に温かい家庭で、ボランティアから疲れていても『帰る場所』として私にとってなっていていました。一家族に、一人で良かったと思います。ボランティア先でいろんな国の人、日本人とも話す機会があったのですが、せっかくインドに来ているので、国のことを忘れて生活できる空間があって、よりインドに近づけました。多分ホームスティ先は中流階級のお家で、インドのお家が全てホームスティ先と同じではないと思いますが、インドの家庭に触れることで、より理解が深まりました。                                                                   
ボランティア活動に関して:
活動先施設: シシュババン(健常孤児院、又は障害孤児院)  

活動内容と感想(活動期間、回数、時間等も併せてご記入下さい):
障害孤児院に午前中4回。活動内容は、8時過ぎに施設につき、おむつかえやおやつ、余暇時間。10時~10時30分がボランティアの休憩時間。屋上でチャイとビスケットを頂きました。戻ってからは昼食介護とおむつを替えてお昼寝準備。12時終了。曜日によっては大掃除の日だったり、子どもが学校に行ってたり、セラピストさんがいらっしゃったりしていました。障害とひとくちに言っても様々で、一人一人の個性を覚えるには、時間が足りませんでしたが、子どもの方もすこしずつ慣れてきてくれて可愛かったです。おむつの換え方や食事介助はマーシーたちの見よう見まねで。毎日毎日が新しいことのはっけんで穏やかな時間を過ごさせてもらいました。
健常孤児院に午後2回。活動内容は、15時~17時まで子どもと遊ぶこと。1日目は雨が降っていたため室内でブロックや布、絵本で遊んでいました。2日目は晴天で施設のお庭みたいなところで遊んでいました。多分年齢ごとに分けられていて、乳児のお世話は、乳児が混乱するためボランティアは入れないようでしたが、余暇時間は一緒に過ごすことが可能。とにかく元気な子ども。同じ目線に経って遊ぶことで、子どもも楽しんでいるように見えました。国が違っても保育の根本は変わらないことを実感しました。ためし行動をしてくる子どももいて、だっこ等どこまですれば良いか迷うこともありました。2日しか見ることができなかったのですが、マーシーたちに遊びの狙いを聞いても支援の方法が他にもあったかも知れないと感じました。折り紙は興味深く見てくれる子どももいました。 マーシーたちと相談しつつ新しい風を送るのも子どもにとっては良いことかも知れません。                                                                      
ホームステイ先からボランティア施設までの交通手段は?
行きは、ホームステイ先からバスにてマザーハウスまで行っていました。帰りは、サダルストリートに立ち寄る際は、地下鉄で最寄り駅まで帰り、そこからバスに乗って買っていました。午後もボランティアをして真っ直ぐ家に帰るときは、バスでホームステイ先近くのバス停まで帰っていました                                                    CIMG2085  
Cultural activitesに関して *受講された項目のお値段、感想をお聞かせ下さい
マザーハウスのミサへ参加する:
朝5時過ぎにホームステイ先からマザーハウスに向かうので、タクシー代が必要になります。私は友人と2人で向かったため、一人ずつ110ルピー、合計220ルピーでした。ミサの内容は正直分かりませんでしたが、毎朝行なわれているミサの様子に、シスターたちのすごさを感じました。また、他にも参加されているキリスト教の方を見て、宗教について考えさせられました。

市内徒歩散策:
運転手さんに、100ルピー?(値段は忘れましたが、チップとして払いました)。あとは、自分がほしいと思ったお土産代。コルカタの地元に基づいた観光をして頂いたり、カルロさんとお話しできたりしてよりインドのことを知ることができました。田舎の地方から最新のショッピングモールまで、様々なインドを知ることが出来ました。インドの宗教や歴史に関連する建築物を見ることで、もっとインドについて知りたいと感じました。                                  
すみこさんとの懇談会:
施設の子どもが作ったはがきやティッシュケースを購入。
すみこさんのパワフルさに圧倒されました。すみこさんの生き方を聞いて、こんな風になりたいと強く感じました。すみこさんからマザーハウス、インドの制度・宗教・児童福祉について聞くことができ、それまで知ることができなかったインドのもう一面について発見し、それまでインドに滞在している自分だけの価値観とは違う視点でインドを見ることができました。ひまわりホームのから笑顔の強さ、すみこさんの教育方針が分かり、元気をもらいました。すみこさんから教えていただいた「どんな経験でも全て生きる」言葉を胸に日本でも頑張ろうと思いました。                                                               その他:
英語のレッスンやベンガル語もチェックを付けていたのですが、特にありませんでした・・・。                                                            持ち物に関して
日本より用意し、役に立ったものは?
日本のお菓子(飴・カロリーメート・駄菓子等)・・友人やホストファミリー、ひまわりホームのこども、インド人等日本を伝えるためにも、渡すことができたし、自分自身、お腹が空いてたときや少し日本食が恋しくなったときに食べることができました。  
自分や日本を紹介するアルバム・・自分を紹介したり、日本を紹介したりするのに役立ちました。
レトルト食品・・ やっぱりお腹を壊すことがあったため、その時に使っていました。        救急箱(カットバン)・・ちょっとした怪我やくつズレはつきもの。カットバンを貼って応急処置をしていました。 名刺・・・自分のSNS情報等をのせた名刺をつくっていきました。繋がれた人もいたので良かったのかな、と名前を覚えてもらうためにも。                      ティッシュやマスク                                                                         
その他、便利だと思うものは?
絵本やおもちゃ・・ボランティア先の子どもと一緒に遊べると思います。                                                                         
ご参加頂いた時期に関して
気候、お天気はどうでしたか?
行って何日かは曇りや雨でした。この時期に雨は珍しいようです。その後は晴れでした。雨が降ったためか、思っていたよりも昼間暑くはなかったです。朝・夜は肌寒いくらいでした。  

服装は?
 昼間は、半袖にズボン。ガウチョパンツはすぐに乾く素材であるし、重宝してました。夜や朝は長袖を羽織っていました。特に夜はシャワーを水浴びで浴びてだったため、寒くパーカーを着用して寝ていました。羽織る長袖は便利だと思います。足はサンダルを室内外着用していました。 

インドの物価に関して
 焼きめし 145ルピー、カレー 110ルピー、お香 200ルピー、コースター 15ルピー、パンセット(昼食)249ルピー、チャイ 250ルピー、バースデーカード 15ルピー、ビスケット(三袋) 250ルピー、ミネラルウォーター 20ルピー、絵はがきセット 80ルピー

お小遣いはどのくらい用意されて、どのくらい使いましたか。
三万位用意していて、二万強は使ったと思います
                  
レンタル携帯に関して
滞在期間中チャージをいくらしましたか: 100ルピーくらい 
                              
予防接種に関して
渡航にあたり予防接種を受けましたか? いいえ

今回のご参加を通じて、最も印象に残っていることや今後の参加者へのアドバイスなど自由にお書きください。

 “当たり前のことが当たり前じゃない”それを痛感した旅でした。良くも悪くも常識を壊されます。しかし、そのことは私にとっては意義があるものでした。 あと事前にインドの本など読んで知識を深めておくとよりインドの旅が有意義になると思います。インドにいる時間を1分1秒無駄にしないために、準備も、インドにいる時間も心を開いて積極的に動いてみて下さい。得ることが違ってくると思います。                                         

最後になりましたが、CECの皆様、本当にありがとうございました。近すぎず、遠すぎず適切の距離での支援をしていただき、充実した旅となりました。 

最後に、あなたのことをお知らせ下さい
お名前(イニシャル、ニックネーム可):I.C
性別: 女性      ご年齢:   20代