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コロナウイルスの状況 インド・コルカタ マザーテレサの街

2020年6月25日
6月に入り経済を回すために都市封鎖を緩和したため、現在インドは感染が止まらない状況に陥っています。19日には13,856人そして、23日には16,000人の新規感染者が確認されています。
マザーテレサ施設のあるコルカタでも現地情報としては緩和後も人々はあまり外に出ず、店も半分ぐらいしか開店していないとのこと。マザーテレサの施設も外部者(ボランティア)の立ち入り禁止状態です。施設にいる患者や子供たちはシスターやインド人で施設に雇われているおばさんたちが面倒をみているとのこと。お世話しなければいけない患者や子供たちの数が多いので大変なことだと思います。早く感染状況が落ち着き、海外からボランティアとしてお世話をしてくれる人たちが戻ってくることを願っています。

2020年5月12日
インド、コルカタはマザーテレサが貧困層の人たちのために献身的に生活、医療サポートを続けてきた場所です。
マザーテレサが逝かれた後も、その意思をついだ修道院は活動を続けています。
この街には多くの貧困層の人たちが住んでいます。スラムがある場所はコロナ感染が広がります。

5月12日現在までにコルカタでは2,063人が感染が確認され、いままでに190名の方が亡くなっています。コルカタ都市圏の人口はおよそ1500万人、東京より人口が多いです。(ちなみに東京では本日までの感染者は約5000人、死亡者数は203名です。)
ベンガル州の1日のPCR検査件数は4,201 です。国全体で考えると毎日の検査数は75,000-80,000と、日本より断然多いです。5月末までには1日の検査体制を100,000件をめざしています。

インド全体では、5月10日の新規感染確認数は4000人、11日も3600人です。13億人の人口です。まだまだ感染が衰える気配はありません。

コルカタもロックダウン中です。一般に外出は禁止されています。医療従事者や病人に関しては外出が許可されています。そういった人たちの足としてスケルトンバスが水曜日から運行します。タクシー乗車もこのような人たちのみの利用が可能になります。タクシーも走ることができる範囲が決められています。

ようやく本日12日、広大な鉄道網の一部が運行を再開。ニューデリーやムンバイなどの都市からも列車が運行しました。

2月の始めにインド政府は中国との国境を閉鎖するなどウイルス流入阻止のための厳しい措置をとり、感染者の増加が確認された3月25日、国全体のロックダウンを断行しました。日本の緊急事態宣言よりも、はるかに厳しい政策です。公共、商業施設は閉鎖し交通機関も停止。個人の外出全面禁止です。民主主義のインドでこのような厳しい規制を取ることは非常に困難なことなのですが、公衆衛生や医療体制などが低いインドの国情を踏まえ、政府が断行したのです。当初は3週間の予定でしたが、このロックダウンは現在まで続いています。

13億人の人口、そして社会格差のために多くの貧困街を有するインドは大きな感染国になる危険性があります。
現在のところ、感染者70,756人、死亡者数は2,293人、ナレンドラ・モディ政権は、厳格なロックダウンの措置のおかげで感染者数を比較的少なく抑えられたとしています。

日本よりかなり厳しい規制がまだしばらく続きます。

インドでは、1000万人以上が中東の湾岸諸国を中心に出稼ぎ労働者として世界中に渡航し、賃金の一部を仕送りするなどして自国の経済を支えてきました。しかし、新型コロナウイルスの影響で滞在先の国々の経済状況が悪化し、多くの出稼ぎ労働者が失業して帰国を求める声が高まっていることから、インド政府は先週から各国に合わせて64便のチャーター機を手配するなど帰国を希望する人たちの支援を本格化させています。

このうち、UAE=アラブ首長国連邦ではおよそ20万人が帰国を希望し、インド各地の空港にはチャーター機が次々と到着しているほか、観光業の再開の見通しが立たないインド洋のモルディブには海軍の艦艇を派遣して希望者を帰国させています。

インドだけでなく、隣国のパキスタンなどでも出稼ぎ労働者が帰国を希望していて、多くの出稼ぎ労働者を送り出している国々では、感染拡大で自国の経済が悪化する中、海外の出稼ぎ労働者も失業することでさらなる経済への打撃につながることに懸念が広がっています。(NHK5月12日)

インド・コルカタでのマザーテレサボランティアプログラムの再開は現地の感染が終息したのちになります。 
https://www.cecj.net/programe/mother_teresa/motherteresa.htm