海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

インドコルカタマザーテレサボランティア

参加期間 2019年  2月 12 日   ~ 3 月 8 日まで ( 3 週間+4日)

参加の動機
インド全般、特にインドにおける障害者のあり方に興味があった。
ホームステイ滞在に関して
家族構成: ✔️お父さん ✔️お母さん ✔︎子供( 1 )人 その他(             )
ペット: 有(       ) ✔︎無
食事: ✔︎非常においしかった  おいしかった  普通  おいしくなかった 食べられなかった
**ある日の夕食**

生活形態について(日本での生活と較べて異なる点、注意点など):
やはりトイレとお風呂が一緒になっていることに最初は抵抗があった。
また、朝食の前には必ずティーとビスケット、バナナが出ることも日本とは異なり新鮮だった。

自分の部屋は、完全には窓を閉めることができないので冷えないよう注意した方が良いと思う。
ビーサンを持参していたので家の中のどこでも履いていた。
感想:最初の数日間は疲れで夕食のあとなどにコミュニケーションをとることができなかったが慣れてくるとたくさん話すことができた。
息子は、部屋のドアを開けておくと侵入してくるので入って欲しくないときはドアを閉めるなり貴重品はトランクにきちんとしまっておくなりした方がいいと思う。
しかし部屋は非常に広く、バストイレも自分専用のものだったので非常に恵まれた環境であったと感じる。
部屋の棚にはこれまでにボランティアが残していった物(手術用手袋など)が多く置いてある。
**お部屋のベッド**ホストの息子さん**

ボランティア活動に関して
活動先施設: カリガート(死を待つ人々の家) プレムダン(病気や精神障害のある患者)  
✔︎シャンティダン(子供、精神障害者) ナポジボン(知的障害者) ダヤダン(健常者、障害者)シシュババン(健常孤児院、又は障害孤児院)  シシュババンハウラー(孤児、重病の女性の家)  

活動内容と感想(活動期間、回数、時間等も併せてご記入下さい):
2/12~3/3 約3週間
朝6時に家を出て、バスでマザーハウス まで向かう
7時から30分間朝食の時間、その後各施設に向かう。
Shantidanは徒歩とバスで40分程度かかった。
9時ごろから12時までボランティアを行なった。10時より30分間の休憩時間があり、この時間に他のボランティアとビスケットとティーをいただく。
**Shantidanで毎日食べたビスケット**

イギリス、アメリカ、フランス、スペイン、ドイツ、ポルトガル、中国、日本と大変国際色豊かなメンバーだった。日本人が途中から一人になったりしたが、皆優しくそれぞれのボランティア最終日には全員で昼食を食べにいった。
内容は洗濯、歯磨きと食事、トイレのお手伝いがメインで、3時間とは思えない内容の濃さだった。
施設の女の子や他のボランティアとも仲良くなることができ、やりがいのあるものだった。
最終日には皆と別れるのが辛かった。

ホームステイ先からボランティア施設までの交通手段は?
家からバス停まで徒歩約10分、その後バスを使って約40分だった。
私は日本人の同時期にボランティアに来た友達と一緒に行っていたので、時間が長いとは感じなかった。

Cultural activitesに関して *受講された項目のお値段、感想をお聞かせ下さい
ボリウッドムービー鑑賞:
自分で友達と見に行ったのでプログラム内のCultural activitiesには入らないのかもしれないが。
チケットを取るところから大冒険だった。映画館の前には物乞いがいるのに客層はお金持ちばかりで、インド社会の階層のあり方を肌で感じた。映画はヒンディー語で細部は理解できなかったのだが面白かった。約3時間。

マザーハウスのミサへ参加する:
最終日に参加した。荘厳な雰囲気だった。
Uberを使って早朝に家を出発しなければならず大変だったが、参加してよかった。

市内徒歩散策:
カロルが現地のガイドならではの、通常の旅行では行くことのできないであろう場所まで連れて行ってくれた。花市場など、写真も多く撮ることができ充実していた。

すみこさんとの懇談会:
コルカタ最終日にお会いした。丁寧にお話くださり、ひまわりホームに住んでいる女の子たちとも会うことができた。本当に聞いてよかったと思うお話をしてくださった。

その他:サリーを着た
ホストマザーが自分のものを着させてくれた。とても綺麗。
・日本料理を作った
ひじきと電子レンジでケーキを作った。喜んでくれたようで嬉しかった。
・ヘナ
ホストマザーがしてくれた。ショッピングモールでもすることができた。

持ち物に関して
日本より用意し、役に立ったものは?
なによりもビーサン。
後は、電気式のランタン(電気のリモコンがないので)
置き時計
のど飴(コルカタは空気が悪いので気をつけないと喉をやられます)
ユニクロの薄手の上着(撥水加工だとレインコートとしても使え非常に重宝した)
手術用手袋、マスク

その他、便利だと思うものは?
アルコールティッシュ(インドではなかなか手に入らないがボランティア、食事の際
などとにかくたくさん使った)
レターセット(出会った友達、ホストファミリーへ。日本らしい柄のものなど持っていけばよかった)
アイボン(目も汚れる)
うがい薬

コルカタ市に関して
お勧めの観光スポット、お店、レストラン等があればお知らせ下さい:
・The Dakshineswar Kali Temple
なぜか現地人しかいない。フグリー川で沐浴している人も見ることができ、文字通りインドを感じることのできる場所だった。宗教的背景などもっと勉強してから行けばよかった。
・Peter Cat
New marketの近くにあるレストラン。近くにはスタバもある。ここのチェロケバブというのが絶品。
・「失神カレー」の店
店名を忘れてしまったのだがWeb検索すれば出てくると思う。ナンがひたすら美味。
・Sunshine
Sadar streetの土産屋さん。
見た目は怪しいが、価格も安く、お土産調達はここで決まり。
**サダルストリート**

反対にお勧めできない場所等があればその理由もお知らせ下さい:
・Kali temple
ヒンドゥー教の力を感じることのできる場所。しかし覚悟を決めて行った方がよい。

コルカタ以外の街を訪れた方は、下記の質問にお答えください
どちらに行かれましたか?
Varanasi
交通手段、かかった時間、費用は?
行き:深夜列車 14時間
帰り:飛行機 1時間半 行きの大変さは何だったのだろうかと思うほどの快適さ。
感想:車内の環境は日本の寝台列車とは比べものにならない。
万全の体調で行く方がよい。
私は列車酔い+疲れで発熱し、バラナシの1日目はホテルで寝ていた。
**ガンジス川で**

ご参加頂いた時期に関して
気候、お天気はどうでしたか?
天気は基本晴れだったが途中曇り、雨の時もあった。
晴れの時は30度くらい、雨のときは22度くらい。

服装は?
天気に関係なく半袖Tシャツに現地で買ったズボン、スニーカー。
その上に現地で買ったスカーフ、寒い時はユニクロの上着を着ていた。

インドの物価に関して
ご参加時のレートは?  1ルピー=約(   1.5   )円
何か購入されたものがあれば参考までお知らせ下さい:
水1L 20Rs, 昼食150Rs 等

お小遣いはどのくらい用意されて、どのくらい使いましたか。
結局35000円両替し、2000Rs程度残った。

レンタル携帯に関して
日本からSim freeのスマホを持っていったので現地で借りた携帯はチャージもせず使わなかった。
現地でカロルと一緒にボーダフォンショップまで行き、シムの契約をした。
一定期間以上滞在する人はwifiよりもsimの方がいいと思う(wifiは1日の終わりには電源が切れるのでいざという時に使えなくなる危険あり)
携帯は、最初にチャージしていないのにもう使えると言われ疑問だった。

予防接種に関して
渡航にあたり予防接種を受けましたか? ✔︎はい   いいえ
狂犬病、A型、B型肝炎、腸チフス

今回のご参加を通じて、最も印象に残っていることや今後の参加者へのアドバイスなど自由にお書きください。
今までアメリカとオーストラリアにしかいったことのなかった私にとって(しかも各一週間しか滞在していなかった)インドに行くというのは一大決心だった。しかし、今、本当にインドに行ってよかったと感じており、インドが好きになり、絶対にまた行こうと思っている。
インドは「なんでもあり」な国で、私の主に滞在していたコルカタは、一言で表すと「混沌」だった。人の生きている様子を肌で感じることのできる街だったと感じる。日々、日本では感じたことのないことを感じ、新しいものに出会った。約1ヶ月でも短いと思っている。
たくさんの素敵な人たちと出会い、その分その人たちとの別れは本当に悲しかったが、自分の財産になったと感じることのできた1ヶ月だった。
危険と思われがちなインドだが、そこでも人々は生活しており、相談できる現地の人と(ここではカロルなど)つながりを持ち、念のために危険予防策を自分で立てておけば大丈夫だと感じた。 
もしインドに行くことを躊躇している人がいたら、ひとまず行ってみるというのは選択肢の一つなのではないだろうかと思う。**帰国直前みんなで**カロルさん**
               
お名前(イニシャル、ニックネーム可):きさら
性別: 男性・✔︎女性      ご年齢:  10代 ✔︎20代 30代 40代 50代 60代以上