海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

インドマザーテレサボランティア&ホームステイプログラム

参加期間    2019年 4月 25日 ~  2019年  5月  3日まで (1週間)

参加の動機 インドのボランティアに興味があったので

ホームステイ滞在に関して
家族構成: お父さん お母さん 子供1人 その他(お手伝いさん)
ペット: 無
食事: 非常においしかった

生活形態について(日本での生活と較べて異なる点、注意点など):
インド人は22時頃に夕食を取るのが一般的だそうです。私は19~20時頃に食事を出してもらいました。ボランティアがある日は朝食をマザーハウスで取りました。風呂とトイレが一緒なのでサンダルがあると便利だと思います。

感想:非常に親切で温かい老夫婦のご家庭でした。息子さんは現在アメリカに留学中で卒業後もアメリカで仕事をするそうです。日本人もこれまで多数受け入れており、日本人の食生活や文化への理解も十分あるようでした。私の拙い英語も一生懸命に聞いてくださり、意思疎通は全く問題ありませんでした。ホストマザーからはベンガル語の簡単な挨拶や数字などを教えてもらいました。またこちらから日本語も少し紹介しました。ボランティアから帰ってきたらいつもチャイを出してくれました。最終日はベランダに出てお見送りもして下さり、感激しました。

ボランティア活動に関して
活動先施設: カリガート(死を待つ人々の家) ダヤダン(健常者、障害者) 

活動内容と感想(活動期間、回数、時間等も併せてご記入下さい):
午前5日間カリガート、午後2日間のみダヤダンで活動しました。カリガートでは、手洗いで洗濯、食事の配膳・片づけ・皿払い、ベットメイキング、食事や異動の介助、髭剃りや爪切りを主に行いました。初日は重労働に疲れましたが、だんだんと日が経つにつれて患者さんとも顔なじみになり、挨拶をしてくれたり、御礼を言ってくれたりと心の交流ができた気がします。日本人ボランティアも多く、心強かったです。5月1日はメーデーだったのでスタッフのインド人がお祭りムードで仕事は最低限で終わらせて、ゲームをしたりアイスを食べたりしていました。
午前のカリガートでの活動後、ボランティア仲間と一緒にお昼ごはんをサダルストリート付近で食べました。午後は2日間ダヤダンで活動、他は観光や休憩に充てました。ダヤダンは障害を持った10歳未満たちが20人ほどおり、子供と一緒に遊んだり、食事介助をしたりするのが主な仕事でした。子供から寄ってきてくれて、とても可愛かったです。

ホームステイ先からボランティア施設までの交通手段は?
ホームステイ先からマザーハウスまでは徒歩15分+バス40分ほどでした。朝6時に出発して、7時にマザーハウスに行き、朝ごはん(チャイ、パン、バナナ)を食べて、みんなでボランティア施設へと向かっていました。
<ボランティア仲間と>

Cultural activitesに関して *受講された項目のお値段、感想をお聞かせ下さい
ベンガル語レッスン:
ホストマザーに簡単な挨拶や数字を教えてもらいました。

マザーハウスのミサへ参加する:
5時50分までにマザーハウスに入る必要があります。朝早く、まだバスも動いていないため、参加した日はUberでタクシーを手配してマザーハウスに向かいました。一度しか参加しなかったのですが、敬虔なシスターの綺麗な歌声を聞くことができ、神秘的でした。

市内徒歩散策:
コルカタ到着の翌日にコーディネーターのカロルさんに市内案内をしてもらいました。ビクトリア記念堂、ジャイナ教寺院、フーグリ川の川下りなどを回りました。また地下鉄やバスの乗り方なども教えて頂き、おかげさまですぐに慣れることができました。

すみこさんとの懇談会:
ボランティアが休みの木曜日にお話を伺う時間を頂きました。場所はすみこさんが設立された自立支援ホーム(ひまわりホーム)で私含めて日本人4人参加しました。ここに入居しているインドの学生さんと交流もすることができました。すみこさんのお話は本当に胸に響くもので素晴らしい時間を過ごさせて頂きました。
<ひまわりホームにて>

持ち物に関して
日本より用意し、役に立ったものは?
トイレットペーパー、ウェットティッシュ、サンダル、日焼け止め
その他、便利だと思うものは?

コルカタ市に関して
お勧めの観光スポット、お店、レストラン等があればお知らせ下さい:
・ブルースカイカフェ(サダルストリート):インド料理、メニューが豊富でおいしいです。フリーWi-Fiもあり、快適に過ごせます。有名店なので日本人も多いです。
・ボージ・カンパニー(サダルストリート):ベンガル料理店。空調がよく効いて内装もとても綺麗です。ビニヤニ、ベトゥキ・パトゥリを食べましたが、非常に美味でした。
・ラージス・スパニッシュ・カフェ(サダルストリート):イタリアンです。ピザとラザニアを注文しました。フリーWi-Fiも使えます。

ご参加頂いた時期に関して
気候、お天気はどうでしたか?
5月は一年で最も暑い時期でかなり覚悟をしていましたが、日本よりもからっとした暑さで思ったほど日差しは気になりませんでした。帰国翌日の5月4日に超大型のサイクロンがインド東部で発生し、コルカタ空港のフライトが欠航になっていました。幸いコルカタにはサイクロンが上陸せず大きな被害はなかったようです。サイクロンが来る前にコルカタを発ててよかったです・・。

服装は?
日本の夏の服装でよいと思います。帽子と日焼け止めクリームは準備した方がいいです。

インドの物価に関して
ご参加時のレートは?  1ルピー=約(1.6)円
何か購入されたものがあれば参考までお知らせ下さい:
ミネラルウォーター1L 20ルピー 毎日1~2本購入しました。

お小遣いはどのくらい用意されて、どのくらい使いましたか。
一週間滞在で6000円両替して使いました。最終日に少し余りました。
地下鉄やバスに乗るときは小銭を用意しておいた方がいいです。100ルピー札だとおつりが出せないと言われます。
Wifiルーターをカロル氏通じてホストファミリーに借りました。1週間で2000円でした。

レンタル携帯に関して
滞在期間中チャージをいくらしましたか:
なし、カロル氏とLINEで連絡                                                               
予防接種に関して
渡航にあたり予防接種を受けましたか? いいえ

今回のご参加を通じて、最も印象に残っていることや今後の参加者へのアドバイスなど自由にお書きください。
コルカタはデリーやバラナシと比べてしつこい客引きや詐欺が少なく、親切なインド人が多い印象でした。ボランティアでは特に仕事の指示をしてくれるわけではないので、周りのボランティアの方を見ながら主体的に動くことが大切と思います。

最後に、あなたのことをお知らせ下さい
お名前(イニシャル、ニックネーム可):TS
性別: 男性      ご年齢:30代