海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

ホーチミン日本語&障がい孤児 8月

ベトナム、ホーチミン日本語&障がい孤児の参加レポート。

■参加された国名
ベトナム ホーチミン

■参加期間
8/13~8/19

■参加の動機
異文化コミュニケーションによる
国際理解の為。

■ボランティア活動について
◆孤児院
孤児院には2日間午前中(8:30~11:00)のみ活動を行いました。初日は6人全員で赤ん坊の介助のボランティアに子供は活発的でおもちゃよりも人とのコミュニケーションをとるほうに積極的な印象を受けました。私以外は女性でしたので男性のボランティアが珍しかったみたいでだっこやおんぶ(力技)などを子供たちに求められました。女性ボランティアの方はおもちゃ、スマホのカメラ等を使用してこどもとコミュニケーションをとっていました。おもちゃ・食べ物等を譲渡、遊ばせる場合は孤児院のスタッフが一度確認を行っていました。あと、マスクをしての孤児院の活動はNGとのことです。(子供に風邪が移る可能性があるから)
2日目は障碍者の孤児たちの介助を行いました。私を含め3人で障害者がいる孤児のエリアで作業を行いました。こちらはコミュニケーションをとるより、行動を補助する活動が主でした。孤児院のスタッフに指示を受け、車椅子からこどもを降ろし、足の補助具を外し、マットで子供リラックスさせておりました、途中で女の子にだっこを媚びられて遊んでいました。体力的に疲れたので休んでいましたら、ベトナム人4人組に英語で話しかけられました。そのベトナム人の4人と協力し少女の歩くリハビリ活動を補助を行いました。その少女は最初はずっと泣いていましたがじょじょに歩くことを続けることによって笑顔になりました。その後は、日本人+ベトナム人で孤児の介助を協力して行いました。その後もベトナム人と食事、記念撮影を行いました。孤児院のボラティアを通じてベトナム人と密に交流ができました。
◆日本語教室
15:30~18:30頃までアン先生のわかば教室で17~11歳の生徒に日本語の勉強の補助を行いました。3日間ともに日本語の読み方、発音の確認・指摘をしてました。生徒さんは基本的な日本語の理解度のあったので教えるというよりかは間違いを指摘する感じでした。時折、雑談等を挟み、生徒さんとコミュニケーションをとりました。生徒さんは勉強してるだけあって、私たちと日本語で積極的にコミュニケーションを取りに来ます。(私はベトナム語でなかなかコミュニケーションが取れませんでした)
日本語教室のボランティアを通じて、ベトナム人の日本語の学習意欲、理解力が高くて驚きました。そして、外国人に日本語を教えるのがものすごく大変っていうのが今回のボランティアでわかりました。

■その他の感想
◆孤児院
2日目の活動中に4人組(男性1人+女性3人)のベトナム人に話しかけられ、一緒に協力しボランティアをし最終的にはかなり(Omさんと)仲良くなりました。日本人が異国の地でボランティア活動してることに感銘してくれたそうです。孤児院の子供を日本人とベトナム人が協力して助け合う行動は心がとても清らかになる感じがして気分がすごいよかったです。この経験・出会いは旅行では絶対に味わえないと思います。ボランティアをして本当に良かったと思います。
◆日本語教室
僕が日本語を教えていたphongと弟みたいな関係が築けました。授業が終わると生徒たちと夕飯を一緒に食べていたのですが、phongは毎回僕のとなりにすわり積極的にコミュニケーションを取りに来ました。別れ際に日本語で「さみしい」と言ってくれて思わず泣きそうになりました(泣いていない)。今回は1週間のプログラムでしたがもうちょっと長いプログラムだったらどうなっていたのか…すくなからず日本に帰りたくなくなっていたと思います。
◆自由時間
私は屋台で食べるか、コンビニ(ビンマート)でお酒だけ買い、ホテルの小さいロビーで屋台の料理とお酒を飲んでいました。ほぼ毎日ホテルのスタッフと近所のベトナム人の若者とビール飲んで楽しんでいました。
◆空港での迎え時にだれがCEC関係者がわからなかったのでぼたっくりタクシーの男に付いて行ってしましました(私が悪いのですが…)。空港の迎えの関係者をわかりやすくしてほしい。

■滞在先やその周辺について
ホテルは特に問題なく、寝泊まりができます。ホテルの従業員も親切で活動のフォローをしてくれました。周辺ですが屋台でバインミー、肉まん、コーヒーを指さし等で注文できます。金額も高くはないので安心して食事できると思います。すこし離れたところにはわかば教室のお気に入りのお店があります。すこし離れたところは現地の人と一緒がいいかもしれません。
ホテルスタッフ・わかば教室の関係者と飲みニケーションもすることができました。お酒を飲まれる方はベトナム人と飲みニケーションを測れるのでお酒を通して異文化コミュニケーションできます。

■現地の物価について
現地で約15,000円で一週間過ごせました。食費は朝食がバインミーで150円ほど、昼食は孤児院で食べれば無料ですがレストラン(ローマ)に行く場合は、300円ほど、夜食も300円ほど済ませられます。コンビニビールが100円、発泡酒が50円ほどでした。ベトナムの居酒屋で4人で飲んだ場合の総額が3,000円でした。
観光はメコン川のツアーで1,500円ほどでした。

■今後参加する人へのアドバイス、お気づきの点など
まず日本で「Grab」のアプリをインストールすることを強くお勧めします。ベトナムで初めて操作する場合ですと、WIFIだけでの通信では登録できないので日本で電話回線が使用できる状態で登録することを強くお勧めします。携帯もFreeSIMに対応している携帯の方が何かと便利だと思います。
日常会話のベトナム語を覚えておきますと現地の人とより深く交流できるので、可能な限りベトナム語を取得するといいと思います。
ホテルの周りは基本的に日常生活に欠かせないお店が揃っているので、現地調達でも問題ないと思います。
バイクタクシーを使用する場合はフード被りながらヘルメットを被ったほうがいいと思います。ヘルメットは共用でいろいろな人が使用しているので衛生的にきつい人はフードを被ってヘルメットをするといい思います。(現地のベトナム人もフードを被ってました。)
コーヒー屋にフラッペがよくありますが氷なのでお腹を下すの可能性が気を付けてください。