海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

バリ島ボランティア&ホームステイ+ウブド特別支援学校 2~3月

インドネシア、バリ島ボランティア&ホームステイ+ウブド特別支援学校の参加レポートです。

 

■参加されたプログラム
バリ島ボランティア&ホームステイ/ウブド特別支援学校

 

■参加期間
2/18〜3/10

 

■ボランティア活動や地域体験について
バリ島ボランティア&ホームステイの活動は、現地の方々がお祈りに行く、などの都合があったため日によって訪問先や時間の変更がありました。基本的には朝ご飯を食べた後、ホストファミリーの運転するバイクの後ろに乗せてもらって幼稚園へ行き、3時間前後過ごします。折り紙や塗り絵を配って教えたり、授業は「数字」だけさせてもらいました。基本的には授業見学と個別に子どものサポート、休み時間に一緒に遊ぶ、といった感じです。幼稚園の後は孤児院に行きます。デンパサール市内の、幼稚園から近い孤児院に行くのが基本で、そこでは10人弱の子どもと1時間ほど過ごしました。とても静かで、折り紙や塗り絵を一緒にやっているうちにあっという間に時間になります。帰宅後は、夕方は日本語の授業で、2〜3人の近所の子どもに授業しました。日によって来なかったり来る児童が違いましたが、トランプをしたりひらがなを教えたりしました。小中学生の男子だったので、スポーツやスマホゲームの話題がウケ、私は1度空手を教えました。

 

ウブド特別支援学校では、9時半頃にステイ先の他のボランティアさん(欧米出身の方が多い)と一緒に学校まで行き、10時まで子どもたちと掃除、そのあと10時30分までエクササイズ、12時まで授業等、といった感じでした。個人的に教える機会は少ないですが、子どもたち1人1人がかなり支援を要するので、気が抜けません。13時までは他のボランティアさんと昼食を食べ、その後は14時まで支援が必要な子どもたちの絵やクラフトや音楽といった様々な活動の支援をしました。14時からは貧困・孤児の子どもたちへの授業で、私は日本語を教えました。挨拶や自己紹介など簡単なものでしたが、なかなか覚えるのが難しかったようです。ガーデニングに行く時間もありました。

 

どちらの活動でも、基本的な枠組みはありますが時間も内容もかなりその日によって違うことがあり、その都度確認したり対応できるように準備したり、なんなら気にしないマインドを持っていることが大事かなと思います。

 

■その他の感想
特に観光地を調べずに行きましたが、デンパサールではその日のノリで色んなところに連れて行ってもらえました。具体的に調べてもう1〜2箇所行っても良かったかなとは思いますが、次にバリを訪れる時の楽しみにしたいと思います。途中で体調を崩してから食文化をあまり楽しめなかったので、それは残念でした。
インドネシア語は使っているうちに覚えます。ホストファミリーのインドネシア語はかなり標準語に近いと思われるので、度々知っている単語を聞き取れました。

 

■滞在先やその周辺について
デンパサールでもウブドでも、犬や猫があちこちにいます。特にウブドの犬は真横を通ると急に吠えてくることがあったので怖かったです。なるべく、他のボランティアさんと行動するなどして、特に夜は1人で歩かないようにしてください。犬の近くを通るときは走らず、少し距離をとってゆっくり歩くようにしてください。
滞在先の部屋は、多少不便ですが使っているうちに慣れます。シャワーはデンパサールはお湯が出たり出なかったり、水の勢いがあったり無かったりでその日の様子で洗濯の量なども決めていました。ウブドのシャワーは常に水でしたが勢いはありました。電気が少し暗いので、夜は電灯を持っていると少し安心かもしれません。ヤモリはあちこちにいます。

 

■現地の物価について
食費はテイクアウトしたものだと1食当たり35000ルピア〜50000ルピア(350円〜500円くらい)が多いです。マリンスポーツが2万円弱しますが、3時間くらいの中で4種類のアクティビティが楽しめるのでオススメです。水やお菓子は、お店によって値段の違いが大きいらしく、ホストマザーにお願いすれば安いスーパーに連れて行ってくれます。クレジットカードを使えるお店がほとんどなので急な出費にも対応できますが、現金の方が数%安いです。

 

■今後参加する人へのアドバイス、お気づきの点など
私は途中で体調を崩し、最終的に病院に行きました。デンパサール市内の病院は、私が来院した日はいませんでしたが日本人医師がおり、その日は電話で簡単に問診をしてくれました。施設はとても綺麗で、担当の医師や看護師は簡単なインドネシア語や英語で説明してくださり、薬や検査結果などの専門的な話はGoogle翻訳を使ってくれ、ある程度は理解できました。バリの人は普段病院に行かず、マッサージで治してしまうらしいので、病院に行かないと原因不明となることが多いと思います。私は脱水症状や熱中症だと思っていたら検査でウイルスが発見され抗生物質がもらえました。どちらも症状としては似ていて判断がつかないので、発熱や風邪に似た症状が表れたら病院に行くことをオススメします。
支払いは、私は一旦その場で払い、後日保険請求をすることになりました。クレジットカードも使えます。金額は薬代込みで約18000円でした。

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