海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

カンボジア・シェムリアップでボランティア

■参加期間
2023年8月9日~14日
 
■参加しようと思ったきっかけは?
カンボジアについてはあまり知らなかったのですが、アンコールワットなどの歴史的遺産もさることながら、ポルポト派の「負」の歴史、そしてさおりさんとのzoom打ち合わせで「カンボジアの人は暖かくて素朴」という言葉を聞き、この国に興味が湧きました。
 
■参加された時期の天候、服装をお知らせください。
日本より少しは涼しいかと思いましたが、とんでもなかったです。日本と同様、朝から晩まで蒸し暑くて湿気もすごかったです。活動場所はクーラーではなくて天井扇風機だったので、体感温度は日本より高かったかもしれません。
Tシャツと、現地で購入した「カンボジアパンツ」が重宝しました。かなり汗をかくので、Tシャツは何度か着替えました。たくさん持ってきたほうがいよいと思います。(現地でも購入できます)
 
■ゲストハウスはいかがでしたか。
DENHOTELは、日本人スタッフが常駐されています。食事の場所や、空き時間に何をすればよいか(最終日はこちらでおすすめされて、アンコール国立博物館へ行きました。見応えたっぷりでした)など、色々と的確にアドバイスをくださり、とても助かりました。
また立地もよく、アクセスもよかったです。周囲にはカフェやレストランがあるので、食事には困りません。
また、8月はヤモリは産卵期ということで、あちこちで見かけました。一晩中「トッケイ!」と鳴いていてけっこううるさいです。初日は驚きましたが、だんだん慣れてきました。
 
■活動先/活動内容
日本語学校
 
■ボランティアの活動内容と、その活動時間等
日本語学校は、ガイドさんたちのような上級レベルから、日常会話レベル、ひらがながやっとわかるレベルなど、いろんなクラスに分かれています。
最初に自己紹介をし、生徒さんからの質問に答えたり、日本語の文章を読んだり、宿題の添削やアドバイスなどをしました。
慣れてきたら、小さなお子さんの多いクラスでカルタをやりました。みんな歓声を上げて、盛り上がりました。
スピーチコンテストが近いとのことで、一緒に練習をしました。
時間帯は、朝7時~10時、休憩を挟み、16時~20時までですが、途中でオールドマーケットへ行ったりなど、臨機応変に活動しました。
 
■参加期間中の面白い発見、感動したエピソード
カンボジア人の先生が、「笑点」を聞いていたのには驚きました。5代目圓楽師匠が司会のときですから、けっこう前の音源ですね。桂歌丸師匠の落語も「おもしろい」と言っていました。楽しんで学んでいるなあ、と思いました。
日本のひらがなのドリルがありました。きれいなカラーコピーで、シールもついています。至れり尽くせりだなあと改めて感じました。日本は教育を受ける環境に大変恵まれているな、と思います。日本にいるとそういうことは感じないと思います。
 
■観光、ツアーには参加されましたか? その感想は?
アンコールワット小回りコース(アンコールワット朝日、アンコールトム、タ・プローム)+一ノ瀬泰造のお墓、地雷博物館、キリングフィールドで85ドルでした(入場料、食事別)
ガイドはアチョさんでした。アンコールワットの壁画についてや歴史について日本語で詳しく説明していただいたのでとてもよかったです。ひとりだったら、全部、同じ遺跡に見えていたかもしれません(汗)
アンコールワットは朝日がおすすめです!
地雷博物館やキリングフィールドでも、ポルポトの悲劇や当時のカンボジアの社会的背景についてもいろいろと教えてくださいました。
食事の後のハンモックも心地よかったです。
トゥクトゥクで移動中、人々の生活風景が垣間見えてとても面白かったです。
 
■お小遣いはどのくらい用意して、どのくらい使いましたか?
成田で6万円を両替しました。おそらく52,000円くらいは使ったと思います。
買ったものは、オールドマーケット近くのお店でTシャツ1ドル、カンボジアパンツ3ドル、クロマ―4ドル。※このお店はかなり破格でした。
日本人オーナーのお店でカンボジア風扇子?3ドル、ハヌマーンのTシャツ14ドル。
アンコール国立博物館のミュージアムショップで、生まれ年の干支(日本の干支とは少し違うみたいです)のイラストが入ったポーチ10ドル。
アンコールクッキー7.7ドル(10枚入り)。こちらは空港には売っていませんでした。
カンボジアティータイムのお菓子(ノムトムムーン)6ドル(8本入り)。空港の方が値段が高かったです。
 
■今後参加される方へのアドバイス(持ち物、準備等)
かなり暑かったので、ハンディ扇風機を持ってくればよかったと思いました。帽子は必須です。いきなりスコールが降るので、折り畳み傘は常に持ち歩いてください。
また私は、帰国してから一週間くらい、お腹の調子が良くなかったです。夏バテだったのかもしれません。無理をしないで、活動を行ったほうがよいと思います。