海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

セブ地域開発活動に参加しました!

会社員・自営業 30代~40代 男性 K.Mさんからの投稿です。
 
■参加期間:2025年7月31~8月6日
 
■ボランティアの種類
子供関連
幼稚園、学校
地域開発
 
■滞在形態
ゲストハウス/ホテル
 
■ボランティアの活動内容と、その活動時間等
1週間の参加に於いて移動時間込みで
①スタディツアー半日
②墓地スラム訪問半日
③非営利団体の活動へ参画半日
④山村スラム訪問半日
⑤ゴミ山スラム訪問半日
⑥マンゴー工場見学半日
休日は、ジンベイザメツアーのお誘いあり。
 
■参加期間中の面白い発見、感動したエピソード
①スタディツアーでは、教会を訪問してセブの人の信仰や歴史を学ぶ機会となりました。教会の周辺で、アクセサリー・キーホルダーを売って生計を立てている人(赤ちゃんを抱いたお母さん)にインタビューをする機会があり、そこではスラムに住んでいるが少なからず家賃がかかりその為にアクセサリーを売っていることや、お母さん本人も子供の頃にボランティアの支援を受けていたことを聞きました。子供の頃にボランティアの支援を受けていたが、未だに貧困生活から脱却できていない状況から、貧困からの脱却がいかに難しく貧困家庭に生まれた子供は将来も貧困生活を強いられる厳しい現状を叩きつけられました。今回の様な訪問では、アクセサリー・キーホルダーを買うことで直近の生活の支援をすることしかできませんでしたが、多くの人がこの状況を知ることで手助けができる人が現れるかもしれませんし、私も長い目で何ができるかを考えていきます。
②スラム訪問は、我々日本人の感覚では非常に苦しい生活環境にも関わらず前向きに生きているスラムの人たちとの交流の場であり、非常に多くのエネルギーをもらえました。一方で、スラムでの生活はある程度生活の基盤ができてしまっていて、また良くも悪くも生きて行くために順応していると感じ、心の中がモヤモヤして何とも言えない気分になりました。とはいえ、非常に厳しい環境・状況ではあるので現地に赴いて寄り添っていく事は、非常に重要だと思います。現地に足を運ぶことで言葉で聞くのとは比べ物にならないくらい心にくるものがあります。
 
■お小遣いはいくら持って行かれましたか?
小遣い含めて5万円(約17,000ペソ)持っていきました。
実際の支出は、
食事:フードコートだと200~250ペソ/食。
ただ、ちょっといいレストランで2時間くらい食事をすると、飲み物込みで1000ペソ/回くらいします。
コンビニやスーパーで水を買うと20~30ペソ/L。
交通費:100~300ペソ/人日(ジプニー、タクシー相乗り、バイクなど)
洗濯:コインランドリー 200~250ペソ/回
お土産:価格は日本と比べ半分くらいかと思います。お菓子・アクセサリー、Tシャツなど。(空港は街の2~3倍の価格でした)
 
■今後参加される方へのアドバイス(持ち物、準備等)
ホテルでの生活は、特に不便はありません。クーラーもばっちり効きました。一部扉の建付けが悪く、隙間があるの場合もあるので、ベランダ側の扉のすき間を埋めるテープを持っていくと良かったなと思いました。
現地のホームセンター(ショッピングモールにもあります)で、何でも揃うのでそこまで心配は不要です。
シャワースペースとトイレの区切りがカーテンだけで床に段差は無いので、床は濡れてしまいます。なのでトイレ用のサンダルがあると便利です。
ケトルやレンジは部屋になく、フロントでお湯下さいと頼んで持参した水筒に入れてもらいました。折り畳み電子ケトルを持参してもいいかもしれません。
活動全般では、外のショッピングモール含めトイレに紙はありません。折りたたんだ紙を持参する必要があります。
乗り物や公共の場は、様々な人が触っているので除菌シートは携帯しておくと便利です。
皆で集合して、ショッピングモールのフードコートで時間割確認などコミュニケーションと食事をとって、活動場所に移動します。活動地への移動までに多いと2時間くらい自由な時間があるので、ショッピングモールで寄付品やお土産を買う時間が確保できると思います。
活動についてですが、スラムに於いては一緒に歌を歌ったり、ダンスをしたり、サックレース、大縄をしました。一通り遊んだり、彼らの家に訪問してインタビューをしました。インタビューのお礼に、服・文具・おもちゃ・お菓子を渡すと喜んでもらえました。
また、持参したドネーションは後半に配ることになると思います。子供たちが一列に並んで、持参したメンバーが順に渡していきます。皆のドネーションを一旦全て集めて配る場合もあるので、多い少ないは気にしなくていいと思いますが、よろこんでもらえるので私は沢山持っていきました(トランクの半分と現地でも買い足しました)
 
■その他、お気づきの点
ボランティア活動自体は、今自分に何ができるかを考えつつ、現地のサポートメンバー会話と会話するれば問題ないと思います。体調管理は基本的に個人に任されていますが、暑くて慣れない場所という事もあり疲れがでる場合もあります。睡眠など体調管理は重要だと感じました。
また自己の成長や人生の糧にする為も、他の参加メンバーと会話して理解を深めたり、意見を交換することが重要です。放っておいても時間は過ぎていくので、積極的に見て聞いて感じると有意義な時間となります。
ボランティアとしてセブを訪問するチャンスを得ることができたことに感謝してベストを尽せるといいなと思ってました。観光では出来ない経験でした。
 
 
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私たちはフィリピン・セブ島を中心に、教育支援・子どもたちとの交流・環境保護・地域貢献活動を実施しています。参加者は現地の学校やコミュニティで「学び」「支え合い」「成長する」体験を得ることができます。

海外ボランティアは、英語力を活かしながら国際交流を深め、社会貢献を実感できる貴重な機会です。CECでは高校生から社会人まで幅広い方々が安心して参加できるよう、現地スタッフとともに安全で充実したプログラムを提供しています。

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