参加者レポート
一人ひとりの支えが地域社会を支えている。(アメリカ)
大学生女性 K.Aさんからの感想です。
参加期間: 2026年 4月 24日 ~ 6月 20日
参加の動機: 初めてアメリカを訪れた際に路上で生活する方を目にしたことをきっかけに、支援活動に携わりながらホームレス支援の現状やスープキッチンの役割について学びたいと考え、参加を希望しました。
【印象に残ったこと・感動したこと】
最も印象に残ったことは、食は人々の生活に欠かせないものであり、その食を支えるスープキッチンやホームレスシェルターは、多くの人の協力によって成り立っているということです。
様々な人たちがその場所や活動に思いをもって取り組んでおり、一人ひとりの支えが地域社会を支えているということを学びました。
【大変だったこと】
食事を提供する際に、ベジタリアンやビーガン、低炭水化物など様々な食事のニーズに対応する必要があり、最初は戸惑いました。
また、移動は主にバスだったため、目的地や帰宅時間を考慮しながら、事前に計画を立てて行動する必要がありました。
【楽しかったこと】
多くの人と出会い、さまざまな背景を持つ方々と協力して活動できたことです。
活動を重ねるうちにボランティア先の雰囲気が居心地の良い場所となり、毎回参加することが楽しみになりました。
スタッフやボランティアの方々が“Welcome back” “Happy to see you!” “See you next week!” などと声をかけてくださったり、以前話した内容を覚えていてくださったりしたことで、自分もその場所の一員として受け入れていただけていると感じ、とても嬉しかったです。
【持ち物について】 持っていって良かった物、or 持っていけば良かった物など
体温調整しやすい薄手のジャケットや、ファスナー付きのバッグは毎日使用していました。
特に、安全面の観点からも中身が見えないバッグは使い勝手が良いと感じました。
【現地での服装について】 普段の服装や、活動先での服装のアドバイスなど
活動では服が汚れることがあるため、汚れてもよい服や汚れが目立ちにくい濃い色の服が適していると感じました。
また、キッチンは滑りやすいときがあるため、動きやすく滑りにくい靴を履くことが重要だと思いました。
【現地の物価】 食品・日用品・外食・交通費etc・旅行に行かれた方はその費用など
外食 2000円~3000円
コーヒー 1000円
バス 往復 700円
【コミュニケーション手段(言葉の問題など)について】
現地で出会った方々は優しい方が多く、私の英語を理解しようと丁寧に聞いてくださいました。
すべてを理解することは難しかったものの、日常生活やスポーツ、仕事、家族などさまざまな話題について会話をすることができました。
そのようなやり取りを通して、現地での生活や文化への理解が深まったと感じています。
また、自分から話しかけた際にも、多くの方がフレンドリーに応じてくださり、とてもありがたく感じました。
【ステイ先の情報・感想】
お世話になったホストファミリーはとても優しい方々で、アメリカで出会えたことに心から感謝しています。
毎週末さまざまな場所に連れて行ってくださり、日本では経験できないような貴重な体験をたくさんすることができました。
また、家族の集まりにも毎回参加させていただき、多くの人と出会いながら、ホストファミリーについてもより深く知ることができました。
母の日にはホストファミリー全員で映画を観に行き、深夜までカードゲームをしたり、二泊三日のサンディエゴ旅行ではスタジアムでサッカーを観戦したりと、数えきれないほど大切な思い出があります。
普段の生活でも、朝食の時間に「今日は寒いね」といった何気ない会話をしたり、夕食の時間にその日の出来事を話して笑いあったりと、家族のように接していただき、毎日とても幸せに過ごすことができました。
ホストファミリーの温かさのおかげでかけがえのない経験になりました。
【派遣(ボランティア)先について】
スープキッチンでは、午前中にその日に提供するランチの調理を行い、午後はランチの提供や片づけなどを行いました。 PATHでは、ランチの提供や翌日の食事の下準備や仕分け作業を担当しました。
どちらの施設もスタッフとボランティアの協力によって運営されており、温かい雰囲気の中で活動することができました。
また、スープキッチンでは毎回異なるメンバーと活動することが多いと思いました。
【やってみたかった事・やり残した事】
やり残したことはあまりありません。
当初はロサンゼルスでドジャースの試合を観戦したいという思いもありましたが、ホストファミリーや現地の友人と過ごす中で、この場所で出会った人たちともっと一緒に時間を過ごしたいと感じるようになりました。
そのため、野球観戦についてはまた別の機会に実現したいと考えています。
【その他、自由にご記入ください】
今回のボランティア活動を通して、これらの施設が食事の提供という形で多くの人々を支えており、その背景には多くの人々の優しさと支えがあることを実感しました。
また、現地の人と一緒に活動する中で、アメリカでの生活や社会について学ぶことができ、人とのつながりのなかで協力して活動することの大切さを感じました。
さらに、ボランティア先ではスタッフの方から「ありがとう」と伝えられる場面がたくさんありましたが、一緒に活動するうちに、感謝すべきなのは自分の方だと感じるようになりました。
短い期間ではありましたが、生きていくうえで何が重要なのかを深く考える貴重な機会となりました。
受け入れてくださった施設のスタッフの方々、ホストファミリー、そして支えてくださった多くの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。


