海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

日本の幼稚園や家庭では、「危ないから、まだ小さいから」と言って

このカナダでのボランティアは、私にとって初めての経験ばかりでした。

まず、初めての海外で初の国際線、初の機内食、何もかもが初めてでした。
カナダでの最初の1週間は、とても長く感じました。食事、お風呂など日本で当たり前のものが当たり前ではなくて慣れるまでが辛かったです。しかしホストファミリーがいつも優しく接してくれたり、日本で応援してくれている人たちを想うとすごく励みになりました。

平日は午前中に幼稚園にボランティアに行きました。幼稚園では、朝のおやつの手伝い、子どもと一緒に遊んだり、お昼ご飯の準備や片付け、お昼寝の手伝いをしました。いつも叫んで走り回っている子どもたちの寝顔は、天使のようでした。笑

日本の幼稚園とは異なり、学ぶことも多かったです。
私が一番驚いたのは、2~5歳の子ども達が自らピーラーやナイフのようなものを使い、ニンジンを食べていたことです。日本の幼稚園や家庭では、「危ないから、まだ小さいから」と言って大人がやってしまいがちです。それでは子どもの興味や関心を奪ってしまっていたと感じました。
小さい時から色んなことに挑戦し経験することで、大人になっていけると気付きました。
また、カナダでは雨の日が多いらしく、そのせいか雨の日でもレインコートやスノーウェアを着て外で遊んでいました。おもちゃが増え、室内で遊ぶことが多くなった今、外で元気に遊びまわる子ども達を見て、元気をもらいました。

3週間って長いと感じていたのに、終わってみると本当にあっという間でした。もっと英語が話せたら、もっと世界が広がると感じたので、日本に帰ってからも頑張りたいと思ったし、考え方も変わりました。
勇気を出して海外ボランティアに来て本当に良かったです。
ありがとうございました。