海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

スペシャルなオプションも沢山あり思い出多い体験プログラムでした

◆参加期間◆
2011年12月28日~2012年01月04日

◆参加の動機◆
ホームステイをしながボランティアができればと思い昨年行った海南島コースがあったため夫婦で申し込みしました

【印象に残ったこと・感動したこと】
まず最初に事前情報どうりの自然環境の中でのホームステイであり滞在期間中は大変満足したことに感謝いたします。朝の鶏の餌やり・卵回収そして小舟での魚とり・畑に行ってその日の野菜の収穫・熱帯植物の中での散歩と毎日が飽きることがありませんでした。
また当然ながらホストファミリーである王先生家族の優しく暖かなもてなしや隣近所の方たちとのフレンドリーなコミュニケーションには田舎に帰った時のような雰囲気の中で毎日を過ごすことができとても快適でした。
そして生活スタイルが自給自足であったこと、食べ物(肉・野菜・魚・果物)は王先生宅付近より全て手に入る為
スーパーには買い出しに行かないようであったが、その為中国料理のイメージである脂っこいものはなくヘルシー感覚であったことが滞在期間中に体調異常も起きなく暮らしやすかったです。
時間は短かったのですが小学校での子供たちとの交流では子供たちの素直な気持ちが不安だった私たちの心に喜びと満足感を与えてくれました。“謝謝”“再見”の言葉にはとても感動いたしました。期間中のプログラムについても王先生の取り計らいにてスペシャルなオプションも沢山あり思い出多い体験プログラムでした。たった一週間という短い期間ながら十分に満足のいく企画に感謝いたします。ありがとうございました

【大変だったこと】
広州空港にて海口への乗り継ぎに当たり国内チェックインカウンターが添付の地図と違っていたため手続きに手間取ってしまいました。この空港はかなり広いために迷いやすいと思います。国際到着から国内乗継までのもう少し詳細な空港内地図あれば安心して乗継ができると思いますが如何でしょうか?また国内チェックインにはかなり時間を要します“要注意”!!                                                                               
ホームステイ中は王先生のフォローがあり何等不安もなく過ごせました。

【楽しかったこと・体験】
とにかく毎日の農村生活は格別でした。“山羊や鳥や魚を自分たちで調理して食べる”生活習慣。喉が渇けば椰子の実を落としてその場でココナツジュースが飲める(これは最高!!)今の時代中々体験できない!!村中参加の結婚式に参加できた事・近所の方の法事ではこの地域独特の儀式に参加できた事(これは楽しいことではありませんが)。そして、この間、毎日の生活の中での先生からのワンポイト中国語レッスンは日常会話の上達には即効性があり楽しく学ぶことができました(ただし全ては覚えていない)。小学校での交流は子供たちのキラキラした目に引き込まれあっという間に時間が過ぎてしまったこと。 

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無邪気な子供の笑顔(結婚式にて) 

【持ち物について】 
農村での生活ということでは蚊取り線香(電気蚊取りは備えてあるがやはり蚊取り線香が一番)。虫に刺された時のかゆみ止めと塗薬(日本と違う虫に刺され腫れてしまった)。スーツケースとは別にデイバック 。日差しが強いため帽子。食生活ががらりと変わる為常備胃薬。日本を紹介できる物(自分の周りにある風景(春夏秋冬があればベスト))。何か一品ということで正月ということで「お雑煮(牛蒡と餅と昆布と蕎麦汁は持参)を作りました(とても喜ばれました)。」数種類のキャンディ(いつでもポケットに入れて会った人に挨拶がてらに)。 

【現地での服装について】 
一年中暖かいところですが冬季は夜中から朝方まで結構冷えますので短パンTシャツで寝ると風邪をひきます。できれば長袖Tシャツとタイツがあれば安心(余りかさばらないから必須かも)。 

【現地の物価】  
外食は一人100~120元あればかなり好い物が食べられます。今回のレート:1元=12~13円
 スーパーでは大体日本の数分の一の値段です。果物は珍しい物でも500g単位で売られています(ものによって数元~十数元)。バスは一回4元。新幹線(高速鉄道)は海口空港~チョンハイ(30分位)まで(29元)。 
チョンハイ~三亜(東洋のハワイ)まで1時間ちょっと(49元)。
因みに特別に参列させていただいた法事(亡くなってから5週目が女性・7週目が男性)のお返しは2元でした。 
三亜までの一泊旅行は1200元/1人(交通費・食事・ホテル代(かなり安いホテル)・その他観光・コーディネート含 

【コミニュケーション手段(言葉の問題など)について】  
覚えている中国語はほとんど通じない。間違ってもいいつもりでとにかく発声するとなんとか通じて直してくれる。絵をかいたり・筆談が一番早い とにかく笑顔を絶やさず“ニイ好“”チンネン ハオ(新年 好)“ 

【ステイ先の情報・感想】
町から車でも30分位の周りには店もない農村地帯ですがコンクリートつくりの立派な建物でした
今年の3~4月にはゲスト棟が2階建てになります。
夜はカエルの声が気持ちよく聞こえ・朝は鳥の声と鶏の鳴き声で目覚める環境です。ドアのカギは渡してくれますが必要なかった。村の中心的存在な王先生宅な為、近所の人が集まってきてはご飯を一緒に作り一緒に食べるので顔見知りになり散歩に出ても楽しく安心してできました。どこの国でも田舎の雰囲気は一緒かも!!

【派遣(ボランティア)先について】 
ステイ先から歩いて20分位の地元の小学校に行き大体2時間くらいの持ち時間で3年生くらいの子供たち(20人弱)と一緒に写真を見せながら日本の紹介をし、簡単な折り紙を折り、ひらがなの50音を皆で発生練習をした。 

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歩いて20分位の小学校で交流“みんなの自信作を”(全員で猫の折紙)

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毎朝、前日仕掛けた網を上げに行きました[毎朝行くのが楽しみの一つ
王先生(右手前)と隣家の祭さん(左奥)と私達 :祭さんの港?出港

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王先生のお父さん(94歳)前真ん中・お母さん(90歳)後左・王先生奥様後右・山羊を解体してくれた近所のおじいさんの孫(この時写っていないが目の前で今夜食べる山羊を解体していた) :家の居間の入り口の前にて

【やってみたかった事・やり残した事】 
ただ単にお客様としてのホームステイでなく 中国語の集中学習と農村での自分に課せられた作業を与えてもらうと規則正しい日々を送れると思う。決して上手くいくとは思いませんが!!

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農村の足(タクシー)バイク取り付けた3輪タクシー

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近くのたんぼから見える椰子越しの夕日  

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ハワイを思わせる三亜の海岸[真っ白い砂浜]

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今でも現役“水牛トラクター”を連れて、いざ水田へ 

とにかく素晴らしい自然が・人々が思い出を作ってくれました。

ご夫婦で参加  (ご参加時年齢)・50歳代・