海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

在学中に、一度インドに行ってみたいと思っていた

■参加期間■
2015年 2月 11日   ~ 2015年 2月 22日まで (11日間)
2月11日~18日 コルカタにてボランティア
18日~22日 バラナシ、アグラ、デリー観光

■参加の動機■
在学中に、一度インドに行ってみたいと思っていたから。また、国際交流、ボランティア活動が好きだから。

■ホームステイ滞在に関して■
家族構成: お父さん お母さん 
食事: 非常においしかった ←ホストマザーのご飯が一番おいしかったかも。
生活形態について(日本での生活と較べて異なる点、注意点など):
ベッド、机、いすのある一人部屋を用意してくださり、とても快適でした。お家には日本と同じように玄関で靴を脱いであがります。トイレ、浴室は屋上の少し離れた小屋にあり、トイレは水洗式、シャワーはありませんが、バケツに水をため、それを電熱器で温めて使います。洗濯は手洗いでしたが、毎日少しずつ洗うのでほとんど苦になりませんでした。夕食について、ホストファミリーは10時ごろに食べているようでしたが、わたしには8時半ごろ別に用意していただいていました。夕食は白ごはんとカレーの小皿2品、また夕方ごろに家に帰ると、チャイとお菓子を用意してくれました。
感想:
とても便利というわけではありませんが、不自由なく過ごすことができました。お父さんは英語が堪能、お母さんも少しは話されるので、家族のことや、日本での生活のこと、コルカタでの生活のことなどをお話しすることができて楽しかったです。お母さんのチャイはとてもおいしいです!
ちなみに、お家に過去のボランティアさんのリレーノートが残されていて、おすすめのレストラン、屋台、お土産屋さんなどのアドバイスが書いてあります。必読!

■ボランティア活動に関して■
活動先施設: シャンティダン(子供、精神障害者)

活動内容と感想(活動期間、回数、時間等も併せてご記入下さい):
シャンティダンでは、大人と子供(どちらも女性のみ)の二つのセクションがありますが、わたしは大人のほうで活動しました。活動時間は朝8時半から12時の午前中のみ、14日から18日の5日間活動しました。
活動内容は、
・8時半から10時まで150名あまりの患者さんの服、毛布、タオルの洗濯
・10時からお茶休憩
・休憩後、昼食の時間まで患者さんの身体のマッサージ、爪の手入れなど
・11時半から食事介助
という流れでした。シャンティダンは、ほかの施設に比べるとボランティア受け入れを始めて日が浅いらしく、知名度が低いためボランティアの数が少な目。そのため仕事がいっぱいでてんてこまいですが、その分充実した活動ができると思います。施設には、マーシーと呼ばれるお手伝いさんが複数人、シスター、健康管理をするドクター、薬剤師の方々が患者さんをサポートしています。
またボランティアの中に、長期(シャンティダンで2年ほど、ほかの施設を含めると10年)で活動されている日本人ボランティアの方がいて、活動についていろいろと教えてくれました。患者さんは、どの女性も身体障害、精神障害をかかえていて、一人で生活するのが難しい状態でした。患者さんの言葉はわかりませんが、日本語でも英語でもいろいろ話しかけることで少しでも意思が伝わるように努めました。

ホームステイ先からボランティア施設までの交通手段は?
行き:家からバス停まで徒歩10分→バスで40分(8ルピー)→徒歩5分でマザーハウスに到着。7時から7時半の間ボランティアに供給されるパンとバナナ、チャイの朝ごはんをいただいたあと、シャンティダンへ移動。シャンティダンの施設には、バス停まで徒歩10分→バスで20分(8ルピー)→徒歩5分でした。
帰り:シャンティダンから中心部のサダルストリートまでバス20分(8ルピー)、ランチ。そのまま帰る場合は地下鉄15分(10ルピー)→バス15分(6ルピー)→徒歩10分で帰宅です。

■Cultural activitiesに関して■
ベンガル語レッスン:
特に先生にお願いしたわけではありませんが、ホストファミリーのお父さんがベンガル語とコルカタの文化についてのレクチャーを毎晩1時間ほどしてくれました。もちろん無料。お父さんの英語はちょっと聞き取りにくいので、それだけだと難しかったかもしれませんが、以前のボランティアさんが置いていったベンガル語超初級文法の本があり、それを併用して習っていました。

市内徒歩散策:
フーグリー河のすぐ横にあるドッキネッショル寺院、ジャイナ教のパレシュナート寺院、粘土人形の町クマール・トゥミに連れて行ってもらいました。パレシュナート寺院の内部は撮影できないのですが、イスラム建築のような鏡のモザイクが内壁にびっしり装飾されていて荘厳!お昼はショッピングコンプレックスにあるフードコートで南インドのご飯を食べました。ちなみにKFCやSubwayもあります(費用は参加費に含まれています)。

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■持ち物に関して■
日本より用意し、役に立ったものは?
・懐中電灯。朝6時に出るとき、お家の中が真っ暗で危ないため。←ただ、これも現地で調達できます。
・おなじみのガイド本。

その他、便利だと思うものは?
特にないです。コルカタはなんでもそろいます。
逆に、インドで購入した綿製のインドパンツが大変便利でした。一着150ルピー。ボランティア活動の洗濯でどんなにびしょ濡れになっても速乾いてくれます。列車などの長時間移動の際も、体を圧迫しないのでとても楽です。

■コルカタ市に関して■
お勧めの観光スポット、お店、レストラン等があればお知らせ下さい:
・定番ですがニューマーケット。人、もののるつぼ、ごみごみしていて騒がしくて、いかにもという雰囲気でした。そういうのが好きな方にお勧め。

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・ブルースカイカフェ。コルカタのオリエンテーションの際、カロルさんが教えてくれます。無料でWifi使用可能。ボランティアのたまりば。

・サダルストリートに入る直前にあるカレー屋さん(店名不明;)。シャンティダンの日本人長期ボランティアEさんについていくと必ず連れて行ってもらえます。カレー、ナン、水を頼んでおなか一杯食べて100ルピー以下。
・Flurys。オックスフォード書店の向いにあるおしゃれケーキ屋さん。ケーキだけ買ってイートイン可能。

反対にお勧めできない場所等があればその理由もお知らせ下さい:
特になし。

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■ご参加頂いた時期に関して■
気候、お天気はどうでしたか?
気候はコルカタ観光のベストシーズン、朝晩は涼しく昼も30度以下。一度だけ雨に降られましたが、基本的に毎日晴れです。

服装は?
7分丈のTシャツ、長ズボン、スニーカー。足元は裸足にサンダル、クロックスの人も多いです。わたしは足が土まみれになるのがいや&サンダルだと長時間歩けないので、靴下にスニーカーをはいて、ボランティアの施設にビーチサンダルを持参していました。

■インドの物価に関して■
ご参加時のレートは?  1ルピー=約2円

何か購入されたものがあれば参考までお知らせ下さい:
サンダル200ルピー、インドパンツ150ルピー、屋台のカレーと焼き飯20ルピー、屋台のチャイ一杯5ルピー 

■予防接種に関して■
渡航にあたり予防接種を受けましたか? いいえ

■今回のご参加を通じて、最も印象に残っていることや今後の参加者へのアドバイス■
コルカタでのボランティア活動:
・シャンティダンについて…
まず施設についてすぐ、勝手に歩き回ったり、壁際に座り込んでぼーっとしたり、急にボランティアの腕をつかんできたりする患者さんたちに面喰いました。そういった患者さんたちは、肺炎などそれぞれ病気を抱えていること、家庭内暴力から逃れてきたひと、障害のために家族から見捨てられて収容されたひとなど様々な過去があることを知ったのも衝撃でした。
また施設での患者さんの管理の仕方や衛生面についても不十分に感じるところは多く、いったい自分がここで何をできるのか、何をしていいのか、短期ながら少し悩むこともありました。
ただわたしの活動したシャンティダンでは「自立支援」を目標としていて、ボランティアがなんでもかんでもやらない、できる限りのことを患者さん自身にやってもらうという方針がありました。比較的障害の軽い人はマザーハウスの学校に通い、施設を卒業した人もいるということを伺ってうれしく思いました。
・マザーハウスのイベント…
「マザーテレサの歩いた道をたどる会」というのがボランティア期間中に行われたので、参加しました。テレサにゆかりのある場所(初めてマザーテレサが活動を開始した場所、教会、学校など)をめぐり、各地で止まってシスターがマザーテレサの活動についてレクチャーしてくれます。これがなんと5時間のウォーキング。健脚シスター。でも、ひとりでは絶対歩けないような、いわゆるスラム街も見ることができました。
・ボランティアとの出会い…
世界各国からやってきたボランティアとの出会いは大変貴重でした。通りがかりのバックパッカーから、中には15年ほど毎年活動に来ているというつわものもいました。CECさん含め日本人参加者は多く、帰国後も続くような出会いにも恵まれました。

バラナシ、アグラ、デリー観光(各地地元のガイドさん、運転手さんつき、列車、ホテル、食事代込60000円。ちなみに二人での参加なら45000円):
・バラナシ…
コルカタから寝台列車で14時間ほど。列車は、席の階級にもよりますが、コンパートメントになっていてカーテンで仕切られています。車内は大荷物を抱えた家族連れ、ビジネスマンなど日本の新幹線のような雰囲気。荷物は一応肌身離さず持っていましたが、それほど不安に感じることはありませんでした。車内アナウンスはなく、列車も定時で動くことはまれ(笑)で、今どこの駅にいるかわからないので、降りる駅を周りの人に伝えて、教えてもらうようにしていました。インドの人はとても親切です。
バラナシについた日は、近くのサールナートというブッダが最初の説法をした仏教ゆかりの地に向かいました。ダメーク・ストゥーパという巨大な仏塔が有名で、敷地内にある遺跡をタイのお坊さんたちが団体で見に来ていました。

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ホテルはレストランが有名なスルヤ・ホテル。豪華でびっくり。。。バラナシ二日目は早朝にガンジス河のボートライド、河畔を歩きながらガート(沐浴の場として用いられる堤。火葬場になっているものも二か所ある)、沐浴する人たちの様子を見物。

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沐浴する人々

その後河の近くにある黄金寺院の中を見学。寺の中に入る前に警察の厳重なパスポートチェックがあり、荷物はすべて外に預ける。(これはガイドさんがいないと入れなかったと思います。)寺の中は、シヴァ神の象徴である男根の像に祈る人のすごい熱気!インド人にもみくちゃにされながら一緒に参列する。午後はバラナシの有名大学の内部にあるヴィシュナワート寺院、シヴァの妃である女神、ドゥルガー寺院を見学。
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バラナシはコルカタよりももっとバイクと牛が多くて、田舎な印象を受けました。ガイドさんによると、牛は管理されているのとそうでないのがいるらしく、そうでないほうはフリーダムなのだそうです。

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駅にもいる。フリーダムブル。夕方アグラへ向けて寝台列車で移動。

・アグラ…
バラナシから14時間。長い…。そして降りる駅をまちがえる。アグラには、「アグラ」の名がつくメインの駅が二つあるらしく、違う方で降りてしまったもよう。ガイドさんに心配される。宿はカロルさんの元同僚の方が経営しているゲストハウス。アグラにあるチェーンは6か月前にできたばかり!とてもきれい。トイレとシャワーが分かれている。
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アグラでは、もちろん憧れのタージ・マハル、そしてアグラ城を見学。ガイドさんがタージ・マハル建設の経緯、内部のデザインなどについていろいろと教えてくれる。本当に何から何まで白い大理石でできている!これがお墓とは…。アグラ城は、深い濠に囲まれ、要塞として使われた城。敷地は莫大だが、見学できるのは全体の2割の面積。そこに宮殿や、謁見の間、タージ・マハルを建設した王が晩年幽閉された塔がならんでいて、自由に見学できます。ガイドさんによると、残りは軍が所有していて一般人は立ち入りできないらしい。タージ・マハルと同じく完璧なシンメトリー構造の建築がきれい。
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・デリー…
列車で4時間。その日のうちに出国だったのですが、ここでも少しだけ観光に連れて行ってもらいました。オーストラリアのオペラハウスを含め世界各国の寺院をデザインしたバハーイーハウスの寺院、ロータス・テンプル(蓮寺)、マハトマ・ガンディーが射殺された場所のすぐそばにある記念館、インド門、大統領官邸を見学。インド門から大統領官邸までは2キロの道がまっすぐ伸びていて、両脇に屋台が立ち並び、芝生でたくさんの人がピクニックしています。インド門付近では記念写真を撮る人でいっぱい。のどかな気分で観光を終えて、国際空港へ。空港へ向かう車内で、ガイドさんがメッセージ入りのカードをくれました。

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お名前(イニシャル、ニックネーム可):H ゆう 性別: 女性 20代