海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

挨拶をすれば必ず笑顔で返してくれます。

【 お名前 】:M様(大学生)
【 参加した国 】:タイ
【 参加しようと思ったきっかけは? 】:
子どもが大好きで、英語・日本語教育に興味がありました。もともとタイで10か月生活をしていてこの国に親近感があったので、タイにしました。

【 活動内容と、その活動時間等 】:
6:00 起床

6:30 お寺まで行き、生徒の朝食配膳のお手伝い(女子寮を通って行くと、生徒と一緒に歩いて行くことが出来ます。配膳をしているおあばちゃんが2人いてその人に言えば手伝わせてもらえます。とっても優しい方たちでした。)

7:30 朝食(チョン先生・エイ先生が作ってくれて、とてもおいしいです!)

8:30 授業スタート(校舎内を歩いて面白そうな授業があったらふらっと入って見学させてもらっていました。先生たちは日本人に慣れているので快く受け入れてくれます。私は主に日本語と英語のクラスを見学していました。)

12:00 昼食(決められたお店で昼食。お店の人はボランティアスタッフに慣れていて、私の顔見ただけで日本人!と言って英語メニューを渡してくれました。ドリンクもフリーです。学校の先生やたまに生徒もここでご飯を食べているので一緒に食べました。)

13:00 授業

15:30 授業終了(全校生徒が列になって寮に戻ります。そのままお寺に夕ご飯を食べに行くので授業が終わると一緒に列になってお寺まで行きました。)

16:30 夕ご飯配膳

17:30 夕ご飯(チョン先生の子どものニックと一緒に食べていました。)

19:00 女子寮に行って子供たちと遊ぶ

20:00 自由時間&就寝

ブラスバンド部の練習を見学していたら、一緒に写真を撮りましょう!と言ってくれました。

ブラスバンド部の練習を見学していたら、一緒に写真を撮りましょう!と言ってくれました。

【 参加期間中の面白い発見、感動したエピソード(字数無制限) 】:
タイ人は時間にルーズというのは有名な話だとは思いますが、実際バンコクに住んでいた時先生や友達が遅れてくることはなかったのでそれを感じることはあまりありませんでした。しかしやはり田舎だからか、先生たちの動きが少しゆったりしているなと感じました。授業のチャイムがなってから授業に行く準備をしていたので、通常50分ある授業が30分ほどになっていました。特に誰かが注意していたわけでもないので、スローライフが根付いているんだなと、私もゆったり行動をしていました。
学校には小さい子から18才までの生徒がいます。寮や学校での小さい子の面倒は基本的に上級生が見ていました。洗濯や掃除、身の回りのことはすべて自分の手で行っていました。最初にその光景を見た時は、小さい子が洗濯できるほどしっかりしてるんだ!と思っていましたが、実際はやはりまだまだ甘えたい年頃で抱っこしてあげるとすごい喜んでくれるし、私の姿を見つけると走って抱きついて来てくれる子もいました。また上級生の子たちも、恥ずかしくて少し距離がある子や小さい子に譲ってか遠くから遊んでいる私たちを見ている子もいますがおいで!と話しかけると笑顔で答えてくれました。

チョン先生の子ども、ニックと習字であそびました。ニックはお調子者ですごく面白い子です!日本人にも慣れていて、日本語単語が少し分かり色々助けてくれました。時間があるときは二人で思いっきり遊んでいました。

チョン先生の子ども、ニックと習字であそびました。ニックはお調子者ですごく面白い子です!日本人にも慣れていて、日本語単語が少し分かり色々助けてくれました。時間があるときは二人で思いっきり遊んでいました。

【 今回の参加で感じた現地(人々等)の良い点 】:
食事配膳をまとめている女の方とおばあちゃんがいるのですが、最初は少しムッとしていて近寄り難いイメージでした。しかし、挨拶やできる限りのタイ語で話そうとすると気さくに話してくれました。配膳が終わった後には、ご飯はあるの?食べていく?といってくれたり、他のタイ人スタッフの方のところまで連れていいて紹介してくれたり、スイカやマンゴー、お菓子をくれました。お手伝いに行ったのにしていただいてばっかりでした。。。私は一人で参加していても特に孤独感や不安感はありませんでした。しかしやはりタイ人の方々に話しかけてもらって優しくしてもらうととても心があったかくなりました。きっと一人でいる私を気にかけてくれていたんだと思います。生徒から、先生から、スタッフの方々から毎日のようにこのやさしさをうけていました。

生徒がご飯を食べる場所になります。1000人以上の子が集まり食べる前に必ずお祈りをしています。

生徒がご飯を食べる場所になります。1000人以上の子が集まり食べる前に必ずお祈りをしています。

【 現地で感じた不満点 】:
なし

【 今後参加される方へのアドバイス(持ち物、準備等)をお願いします。 】:
私はタイからの参加だったので、日本の遊び道具などをあまり準備することができませんでした。しかしボランティアスタッフ寮に折り紙やけん玉、色鉛筆、習字セット、なわとび、紙コップや割りばしもたくさんあったのでそれを使わせていただきました。(ハンガーも十分にありました。)特に折り紙とシャボン玉が人気でした。折り紙は何枚あっても足りなくなると思います。パパッと作れる簡単な折り紙のバリエーションを増やしておくといいと思います。一人に作ってあげると次から次へと、作って!!!と子供たちがくるので!笑
子どもたちとはすごく距離が近くなれます。なのですぐになついてくれるのはとても嬉しいことなのですが、少し目を離すと私のカバンを開けようとしていたり携帯を触ろうとするので注意が必要です。マイダーイ!(だめ!)というとすぐ分かってくれるし、少し年上の子がだめだよと言い聞かせて助けてくれたりもしました。
現地では挨拶をすれば必ず笑顔で返してくれます。タイ語はそんなに話せませんが、
どこに行くの~~?ご飯は食べた~~?おいしい?などとにかく何でもいいからすれ違った生徒に話しかけていました。そうすることで顔見知りの子もできてくるし、生徒のほうから名前を呼んでくれたりもしました。英語を話せる子もいますが、小さい子はタイ語だけで話すことになるので勉強したらした分だけここでの生活が楽しく感じると思います。