海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

バリ島・ウブド特別支援学校 9月

バリ島・ウブド特別支援学校プログラムの参加レポート(モニター参加)。

■参加された国名
インドネシア

■参加期間
9/8(土)~16(日)

■参加の動機
以前CECボランティア「ジョグジャカルタ」に参加し、とても楽しい経験を得ることができ、また参加したいと思いました。

■ボランティア活動について
ボランティア活動ではウブドにある特別支援学校で行いました。その特別支援学校には特別な支援が必要な幼稚園児から中学生ぐらいの子が30人近く居ました。それに対して先生の人数は6人ぐらいでした。特別支援学校には多くの外国人が施設見学に訪れておりインターンシップで参加している方もいたが、全体的に人手が足りていないように感じました。活動は10時から12時、14時から16時に分けて行いました。そのため活動する時間は十分ありました。午前中は特別な支援が必要な子供たちの手伝いを行い、午後は健常な子供たちに日本語の授業などを行いました。特に活動内容は決められておらず、ルールが分からないこともありましたが、自由に活動することが出来ました。私は午前中、いつも同じ子供につき、積み木やボールなどを用いて一緒に遊びました。午後は英語も用いて挨拶、数字、色など簡単な日本語を教えたり、日本の歌やインドネシアの歌を流したり、バスケットボールや鬼ごっこなどをしました。子供たちはとてもアクティブで疲れることが多いため、ほどよく休みながら活動を行うことが重要だと思いました。今回のボランティア活動ではジョグジャカルタでのボランティア活動とは異なった経験を得ることができ、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。

■滞在先について
初日はホテルに泊まりました。空港近くと聞いていたが、思っていたよりも遠いと思いました。ホテルでは何不自由なく滞在することが出来ました。ボランティア活動中は特別支援学校から歩いて5分くらいの所にあるゲストハウスに滞在しました。お湯がでない、シャワーの水圧が弱いなどありましたが、施設自体は綺麗でした。また、ホームステイ先のご家族は色々と気を使ってくださいました。休憩時間などボランティア活動を行っていない時間帯は、他のメンバーと一緒にゲストハウスで話していることが多かったです。ホームステイ先には、午後のクラスに参加している子がおり、チェスやゲームをして遊ぶこともありました。滞在した周辺には野良犬、飼い犬が多くおり威嚇してくることが多々ありました。大人しそうな犬でも急に威嚇しだしたりし、犬に噛まれたメンバーもいたため、注意が必要だと思いました。歩いて5分くらいのところにランドリーがありました。また、10分くらいのところにコンビニがあり、そこで飲み物やお菓子など買っていました。ホームステイ先での食事は毎日だいたい決まった時間に用意され、様々な料理がありとても美味しかったです。現地ならではの料理は少なかったかなと思いました。

■その他の感想
ボランティア活動中の自由時間は活動で疲れていたこともあり、ホームステイ先で他のメンバーと一緒にお菓子を食べながら話していることが多かったです。2日目はバリ寺院を観光、バリ舞踊の観覧などを行い、バリの文化を知ることが出来ました。ジョグジャカルタの文化と似ているところもあり、とても充実していました。4日目はダイビングなどのマリンスポーツを行ったり、サンセットを見に行ったりとバリらしい観光を行いました。ボランティア活動だけでなく、バリを観光することができとても楽しかったです。コンビニやスーパーなどで売っているものは日本と比べて安いです。現地での滞在において、お金を使う機会は少なかったため私は1.5万円ぐらいを両替して使いました。ダイビングや川下りなどのアクティビティは1万円ぐらいしましたが、クレジットカードを使うことが出来ました。物価は日本よりも安いですが、観光地などのお店では商品が高く売られていることが多かったです。
今回、他の国々を回ってこのボランティアに参加しました。そのため持って行くことの出来る荷物に限りがありました。ボランティア活動では自由に行うことが多かったため、活動に使えそうなものを持って行ければ良かったと思いました。

■今後参加する人へのアドバイス、お気づきの点等
このボランティア活動では日本語を話せる人がいるため、英語やインドネシア語が話せなくても楽しく行うことが出来ます。しかし、現地の子供たちは英語やインドネシア語を話すため、簡単なコミュニケーションを取る事がてきるくらいの英語は必要だと思います。また、インドネシア語が少し理解して話せるだけでも、楽しさは全く変わってきます。積極的にインドネシア語の単語を用いることで、子供たちもたくさん話しかけてきます。観光地などでは日本語、英語が通じることが多いですが、滞在先周辺のコンビニなどのお店ではインドネシア語しか通じないことがほとんどです。お金の桁数も大きく分かりにくいため、インドネシア語で金額は覚えた方が良いと思いました。