海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

セブ地域開発活動に参加しました!

  
 
社会人の男性、HIROさんからの投稿です。
 
■参加期間:2025年5月4日~ 10日間
 
■ボランティアの種類
子供関連
孤児院 
高齢者施設
マザーテレサ施設
 
■滞在形態    ゲストハウス/ホテル
 
■ボランティアの活動内容と、その活動時間等
Day1(5/5) – 孤児院
・子供たちと自由に遊び、鬼ごっこ、高い高い、電車ごっこ
・ご老人たちとコミュニケーション
・子供の食事の補助、ご老人たちへの食事配給
・マゼランの十字架付近の物売りの子供たちへのインタビュー、寄付品の贈呈
 
Day2(5/6) – 海上スラム
・パプリカなど皆が知ってる曲でダンス
・特技のブレイクダンス披露、ダンスレクチャー
・バレーボール
・服や文房具などの寄付
 
Day3(5/7) – 給食センター
・子供たちと自由にコミュニケーション
・近くの博物館”National Museum of the Philippines”まで一緒に散歩し館内を見学
・子供たちへの食事の配給
 
Day4(5/8) – 市内のスラム 
・皆でダンス
・ブレイクダンスの披露、ダンスレクチャー
・書道の披露、子供たちの名前を漢字で書いてあげる、子供たちにも書かせてみる
・寄付品の贈呈
 
Day5(5/10) – 山村スラム
・皆でダンス
・子供たちのダンスチームの披露
・ブレイクダンスの披露、ダンスレクチャー
・紙コップで作るロケットを皆で工作、飛ばして遊ぶ
・寄付品の贈呈
 
Day7(5/11) – 海上スラム(再訪問)
・篠笛の披露、子供たちにも吹いてもらう
・子供たちのギター弾き語り披露
・段ボールとボトルキャップで作るプルバックカーの工作
・日本語当てゲーム
・寄付品の贈呈
   
 
■参加期間中の面白い発見、感動したエピソード
・鬼ごっこや高い高い,電車ごっこなど日本の子供たちと何ら変わりない遊び方。「Choo Choo Tren」という掛け声は「シュッポシュッポ」の掛け声に似ていた。
・老人への食事配給も実施。家に持ち帰る為のタッパーに大量の無視がいたのが印象的だった
・小学生の物売りの子たち。毎日、対岸のマクタン島の小学校に朝6時から通い、放課後は船でこちらに渡って物売りをしている。悲壮感など一切なくとても楽しそうに営業活動「私は営業得意なの」と自信ありげなのが印象的だった。
・フィリピンの人たちは皆歌やダンスが大好き。日本のパプリカの振りも知っていて直ぐに一緒に踊ることができた。得意なブレイクダンスを披露すると次々にマネする男の子たち。見てよと言わんばかりに何度も「Hey!HIRO」と読んでは逆立ちや側転を見せてきた。
・物凄いスコールが来たがスラムにとって貴重な水
。ここぞとばかりに雨にずぶ濡れになりながら楽しそうに洗濯をしていたのが逞しいなと感じた。
・「HIRO」と書いた名札がどうしても欲しいとねだってきた子がとても可愛かったので迷わずプレゼント
・インタビューを受けてくれた高校生は先生を目指しており暗い家の中でも日々勉強していた。スラムの子たちは先生になりたい子が多く皆勤勉な印象。
・ロケット工作がこちらの思い通りに作れない子もいたが、本人らは何も気にせず、手で思い切り飛ばしてキャーキャー言って遊んでいた。どんな状況でもポジティブにとらえて楽しめるのが素敵だなと感じた。
 
■お小遣いはいくら持って行かれましたか?
ボランティアのために使おうと確保していたお金は5万くらい。現地でも寄付品を色々追加で買ったりもしました。その他にバディの子たちとご飯食べたりで1万くらい、個人的なアクティビティで3万くらいでしょうか。
 
■今後参加される方へのアドバイス(持ち物、準備等)
・色々と事前にアクティビティを考えて準備しておけばするほど充実した時間を過ごせると思います。ボランティアで訪れた場所で子供たちやご老人たちと絡める時間は限られています。どうしようかな、と考えているうちにあっと言う間に時間は過ぎてしまうので、これを明日はやろうと決めて臨むことが大事です。どんなプランでも、元気に明るく皆と接すれば、絶対にうまく行くので、遠慮せずビビることなくトライしてみてください!自分が提供したアクティビティで子供たちが笑顔になってくれるのは何よりも幸せな体験だと思います!
あとはご自身でレポートを書いたりする予定であれば、自分が撮って欲しいタイミングでバディの子などにお願いしておく必要があります。バディによって積極的に気づいて撮影してくれる子と、そうでない子がいるので、気づいたら必要な動画や写真がないということもあるかも。
・寄付品はどこまであげてもキリがないと思います。子供たちは貰えるものはいくらでも貰おうとしてくれるので、ある程度割り切った量を持って行く形で良いと思います。自分が参加した時期は参加者の人数が少なく、私だけの日もあるくらいでしたので、寄付の量は結構がんばる必要がありました。ただやはり限界もあるのでバディと相談して決めればよいと思います。
 
■その他、お気づきの点
直前まで次の予定が分からない感じだったので、アクティビティを事前に色々と考えている場合は、それがその場所でできるのか、子供たちはどれくらいいて寄付品はどれだけいるのか、少し計画が立てにくい時もあると思います。