参加者レポート
セブ地域開発活動に参加しました!
大学生の女性、M.Sさんからの投稿です。
■参加期間:2025年9月18日~2週間
■ボランティアの種類
子供関連
成人(18歳以上)
マザーテレサ施設
日本語教育
幼稚園、学校
■滞在形態 ゲストハウス/ホテル
■ボランティアの活動内容と、その活動時間等
活動時間は早くて8時半から、遅い時は11時半からの開始でした。遅くてもだいたい16時~17時にはホテルに戻れます。
朝ごはんはホテル(または近くのマック、スタバ)で済ませ、お昼はバディにモールに連れていってもらって済ませることが多かったです。(モールは高頻度で行けます)活動は夜遅くまでやることはなく、大体16時~17時にはホテルに戻れる日が多いと思います。(日によって違います)
到着後に1週間の予定を伝えられ、前日には次の日の予定を改めて連絡してもらえます。
私の場合は2週間はざっくり以下のようなスケジュールでした。
<1週間目>
1日目(9/18):到着(夜)してホテルで就寝※お昼に着いた人は少し観光できたみたいです。
2日目(9/19):スタディツアー(教会に行ってセブの歴史を学ぶ、ストリートチルドレンにインタビューなど)
3日目(9/20):英語のレッスン後(レッスン参加しない人はマザーテレサ施設で子供と遊ぶ、洗濯を手伝う)、シースラムで子供たちと遊ぶ(住人にインタビューもできる)
4日目(9/21):英語のレッスン後、小学校で子供たちに日本語を教える、一緒に踊る。午後はバディの家を訪問してお菓子作り・インタビュー
5日目(9/22):フリーデー(週に1回ある)
人数が集まったのでジンベエザメと泳げるオスロブツアーに参加できました(参加には8人以上必要)
6日目(9/23):マンゴーファクトリーツアーとゴミ山の訪問。最後に1週間の振り返りミーティング
(私は体調を崩してしまい行けませんでした、、)
7日目(9/24):1週間組は帰国日(朝5時~6時にホテル発)
私(2週間組は私1人でした)はマザーテレサ施設で子供と遊ぶ
※午後はフリー(私はホテルで力尽きていました)
<2週間目>
8日目(9/25):山村の子供たちと遊ぶ
9日目(9/26):新しいボランティアとスタディツアー(2回目)※新たなボランティアと行動するか、行ったことのない場所に行くか選べました。
10日目(9/27):英語のレッスン後、墓地で子供たちと遊ぶ・食糧配給を手伝う・墓地で働く人にインタビュー
11日目(9/28):英語のレッスン後、小学校で子供たちと遊ぶ・日本語を教える(4日目と同じ場所)
12日目(9/29):フリーデー(TOPsというところで夜景を見ました!おすすめです!)
13日目(9/30):学童保育施設に行き、子供たちと遊ぶ。午後は交渉してフリーにしてもらい、観光。
14日目(10/1):帰国日だったがトラブルで飛行機が飛ばず、別のホテルに宿泊(対応は手厚かったです。なんとかなります。)
15日目(10/2):日本に帰国
■参加期間中の面白い発見、感動したエピソード
私が今回のボランティアで思ったこと、学んだことを書こうと思います。
学んだことはたくさんありますが、1番はフィリピン人の楽観的なマインドです。「満足」のハードルが低くて、幸せを感じやすいのだろうなぁと思いました。物質的・金銭的に豊かになりすぎると満足のハードルは高くなって幸せも感じづらくなるので、お金があるから良い訳ではないと感じました。会った方々はほとんど私よりも経済的に苦しいはずですが、みんな笑顔で幸せそうな人が多かったです。もちろんボランティアが来たからという可能性もありますが、街の人の様子を見ても陽気な人が多かったです。日本より物理的にも精神的にも人との距離が近くて、生きている人間同士の関わりが自然に生まれてるなぁと肌で感じました。貧困は脱するべきものだと思っていましたが、当事者が幸せならばその暮らしもありなのかもしれないと思えたのは大きな考え方の変化です。おそらく私は、「貧困を救う」という言い回しは今後簡単には使わないと思います。
他にもたくさん学んだことがありますが、これを読んでいる方自身が学ぶことが大事だと思いますので、ぜひ一度行って何か感じてきてください!!私もまだまだ知らないことだらけでしょうが、セブには日本では得られない体験がたくさん、たくさんあります。迷っているならぜび一歩踏み出して!
■滞在先(ホテルやゲストハウス、ホームステイ等)
毎朝、朝食が出ます。(時間は自由度が高く、断ることも可能)部屋もきれいです。毎日ではありませんでしたが、掃除もしてくれます。物が盗られることも無かったです。シャワーの水圧は弱いですがお湯は出ます。部屋によって異なるようですが虫(小さいゴキブリ、ミミズみたいな虫、蚊)やイモリがでます。排水溝から来る虫が多そうだったので、シャワーを使わないときはごみ袋をちぎって排水溝に蓋をしていました。
■お小遣いはいくら持って行かれましたか?
2週間だったため、多めに10万円ほど持っていきました。実際に使ったのは6万円くらいだと思います。人によって異なると思いますが、1週間組の友人は3万円だけ持ってきたと言っていました。(ほとんど使いきったようでした)
個人的には1週間の人は5万円+クレジットカードがあれば安心だと思います。
お金の使い道として、一番高かったのがオスロブツアーで、その他はお土産代(Tシャツ、キーホルダー、お菓子など)や交通費(タクシー、バイク、ジプニー、バスなど)、食事代、生活費(主に水)で使いました。小さいお金をよく使うので、できるなら日本で換金する際に1000ペソではなく500ペソを2枚にしてもらうなど工夫しておくと良いです。(1000ペソはモールで崩すしかないですが、嫌な顔をされます笑)
■今後参加される方へのアドバイス(持ち物、準備等)
基本は送られてくる資料の中に書いてある持ち物をもっていけば大丈夫です。(資料長いので読みこんでおきましょう!)それを見てもらったうえで、特に書いておきたいことが以下の通りです。
<持っておくとよいもの>
・フェイスタオル
→バスタオル1枚はホテルについていますが、言わないと変えてもらえません。2,3枚バスタオル兼手拭きになるタオルを持っていくと楽だと思います。
・水で流せるポケットティッシュ
→トイレに紙がないことが多いのと、万が一流してしまってもトラブルになりにくい
・カップ麺やパックご飯など即席ご飯
→疲れて外で食べる元気がない時にホテルで食べていました。
<活動の準備>
屋内外どちらでも対応可能なように複数のゲームを考えておくといいです。年代も様々なので、たくさん準備すればいろんな子供と楽しめると思います。以下は特に持ってくるといい持ち物です。特に体を動かす分かりやすいアクティビティをお勧めします。
・シール(どこの場も人気でした)
・折り紙(その場で折るというよりは、紙としてお絵描きに使ったり、セットごと欲しいとねだられたりが多かったです)
・色鉛筆やクレヨンなどは多めに持っておくといいです(塗り絵やお絵描きの時に争奪戦になります)
・ボールやフリスビー
・風船
・ドネーション(使わなくなった服やペンなど、いくらでもあっていいです!※飛行機での重さ制限には注意)
持ち物を書きましたが、一番大事なのは楽しむマインドだと思います。物がなくても踊ったり、手遊びをしたり、ハイタッチをしたり、そんな関わりが大事だと思いました。(踊りや歌を何か覚えていくともっと楽しめたかも知れないです)
<SIMについて>
・資料にあるイーシムを使っている人が結構いました。私はシムを現地で借りましたが、それも問題なかったです。イーシムでもよかったかなと思います。
<もっていかなくてもよいもの※個人的に>
・水筒
→500mlペットボトルを水筒代わりにすれば大丈夫です(定期的に買えます)
お湯も都度ホテルの人に言えばもらえます。
・洗濯用洗剤
→ランドリーで一気に洗うほうが楽です。洗剤もランドリーで買えます。最初は下着はホテルで洗いましたが毎日の活動で疲れると洗うのが億劫になるため気にならない方は最初からすべてランドリーでいいと思います。
<英語のレッスンについて>
1週間に3回あり、私の場合は6回中4回やりました。2回出来なかった日があるのは、1回は体調不良、もう1回はスケジュールを変更したためです。振替は無かったので、きちんと学びたい場合は体調不良にならないように気を付けるのことと、スケジュールの相談が必要です。以下個人的なメリット・デメリットを書いておきます。
◆メリット
・バディと1対1で英会話ができる
・バディと仲良くなりやすい
・これまでの活動で疑問に思ったことを質問できる(学びが深まる)
・英語をもっと話してみようというモチベーションが上がる
◆デメリット
・活動に被るときがあった※私は2週間だったため調整されたのだと思います
・お金がかかる(レッスン費、交通費※1人でタクシー代を負担する日もありました)
・レッスンが朝早いことが多い(朝8時からとか)
個人的には他のボランティアと行動を共にできない時間があったのが寂しかったので、レッスン無しでもアリだったかなとは思います。ただ、バディによるレッスンはどの人もとても丁寧で楽しい時間でした!
■その他、お気づきの点
私が参加した時期は大学生の夏休み最後の時期でした。1週目は私を含め13人が全員大学生で、2週目は大学生が2人、社会人の方が1人でした。少人数もとても楽しかったですが、個人的には人数がいたほうがいろんな場所にも行けますし、思ったことを多くの人とシェアできるのでお勧めです!(私が体調不良だった日に行われた「振り返りの時間」にみんなが何を話していたかとても気になります。。。)
初めての海外で英語もあまり話せない中、様々なトラブルがありましたが、たくさんの方のおかげで良い経験をすることができました。最終日は大きな地震があり、今も心配ではありますが、心配に思えるくらいセブの方々と濃く関わることができたのだなと思います。
どうか、被害が大きくなりませんように。。。
今回出会ったすべての方に感謝申し上げます。
ありがとうございました!
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私たちはフィリピン・セブ島を中心に、教育支援・子どもたちとの交流・環境保護・地域貢献活動を実施しています。参加者は現地の学校やコミュニティで「学び」「支え合い」「成長する」体験を得ることができます。
海外ボランティアは、英語力を活かしながら国際交流を深め、社会貢献を実感できる貴重な機会です。CECでは高校生から社会人まで幅広い方々が安心して参加できるよう、現地スタッフとともに安全で充実したプログラムを提供しています。
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