海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

ネパール復興支援

ネパール復興支援ボランティア&ホームステイプログラム

参加期間:2017 年 3 月 22 日   ~ 3 月  30 日まで (  1 週間)

参加の動機:アジア最貧国と言われているネパールの実態を体感したいとともに、指導者や物資の乏しいサッカーを通じて子供たちとのコミュニケーションを図りたかったから。

ホームステイ滞在に関して
家族構成: お父さん お母さん ( 留学中の子供2人)
ペット: 有( 犬      ) 
食事: 非常においしかった
生活形態について(日本での生活と較べて異なる点、注意点など):
シャワーは毎日浴びる習慣がない、砂ぼこりが街中を舞っている、交通整備が成っておらず渋滞多発
                          
感想:
とても楽しく充実した一週間を過ごすことができました。ボランティア活動では子供たちが手伝ってくれたり、と思いきや邪魔されたり。(笑)みんなとてもフレンドリーで日本に帰ってきたとき違和感を覚えたほどです。ホストファミリーはとても優しく、色々な話をしてくれる人たちで、私を本当の息子のように扱ってくれました。それゆえボランティアや観光から帰ってくるとまるで自分の家であるかのようにくつろぐことができました。                                 

ボランティア活動に関して
どんな活動をされましたか:がれきの撤去をおもにしました。ブンガマティというむらの重機の入れないエリアはまだレンガ造りの建物が倒壊したままでした。また子供たちにサッカーを教えつつ、一緒にプレーできたのはとても楽しかったです。

活動内容と感想(活動期間、回数、時間等も併せてご記入下さい):
活動期間は三日間、毎日4時間ほどがれきの撤去をし、その後一時間半ほど子供たちと遊びました。

ホームステイ先からボランティア活動先までの交通手段は:
まずチェイワン氏のオフィスまで20分ほど歩き、そこからみんなで公共バスで20分ほどでした。 

持ち物に関して
日本より用意し、役に立ったものは:マスク、汗拭きシート            

バクタプル観光に関して(参加者のみ)
感想:バクタプルのダルバールスクエアはカトマンズやパタンのそれと違って、車、バイク、人すべてが多すぎず居心地がよかったです。寺院の荘厳さもそうですが、個人的にはその周りのお土産店の並ぶストリートを見て歩くのが楽しかったです。

ナガルコットからの朝日鑑賞に関して(参加者のみ)
感想:曇天により景色を見ることはできませんでしたが、夕食後、毎日同行してくれたコーディネーターのロビンさんを含め、みんなで談笑したのはとても楽しかったです。参加する前は値段に躊躇していましたが、参加してよかったと思っています。これでさらにヒマラヤの山々が見れたなら最高だと思います。

カトマンズに関して
お勧めの観光スポット、お店、レストラン等があればお知らせ下さい:
ボダナートにあるストゥーパはとてもよかったです。昼頃にはたくさんの人が何らかの儀式をしており、その数と雰囲気には圧倒されました。またそのストゥーパを臨む位置にSAKURAという日本料理屋があり、おすすめです。

反対にお勧めできない場所等があれば、その理由もお知らせ下さい:
 おすすめしたくない場所はありませんでした。

カトマンズ以外の街を訪れた方は、下記の質問にお答えください
どちらに行かれましたか:パナウティ                      交通手段、かかった時間、費用は:公共バス、往復で二時間ほど、150円       感想:のんびりとした街で、カトマンズの喧騒を逃れたいときにお勧めです。    

ご参加頂いた時期に関して
気候、お天気はどうでしたか:雨は一日のみ、前半は晴れの日が多く、後半はほぼ曇りでした。

服装は:昼は半そで半ズボンでちょうどよいです。朝や夕暮れ以降は一枚はおるものがあると良い。

ネパールの物価に関して
ご参加時のレートは:  1ルピー=約(1.06  )円
何か購入されたものがあれば参考までお知らせ下さい:
ポテトチップス一袋 40円
スリッパ      300円
バス 一回 平均  30円                                                             
お小遣いとしてどのくらい用意され、実際に使いましたか?
1万円換金してちょうど使い切りました

予防接種に関して
渡航にあたり予防接種を受けましたか:  いいえ

今回のご参加を通じて、最も印象に残っていることや今後の参加者へのアドバイスなど自由にお書きください。
ネパールはアジア最貧国と言われていますが、日本より商店の数は多く水など生活必需品は日本より簡単に手に入ります。営業時間も朝は6時から夜は8時ころまでやっているのでこまりません。マスクと汗拭きシートだけは必需品だと思います。大気汚染というよりは道路が舗装されていないがために砂が舞っています。去年までは停電があったようですが、それは工場の24時間稼働や他国への電気供給が原因だったようで今年は全くありませんでした。Wi-Fiが整っている家庭も多く、テレビ、冷蔵庫もありました。 

この写真はブンガマティという村で子供たちとサッカーをした時の写真で、中央に写っている黒いTシャツを着ているのが私です。みんなサッカーが好きで、You Tubeでサッカーの動画を見ていました。その一方で、靴はサンダル、プレーできるのはこのような小さな広場、指導者もいないというのが現状です。それでもみんな日本の子供たちに負けないくらいサッカーが好きで、毎日楽しんでいます。ポテンシャルがあってもそれを育てる環境がないのです。これを体感して、日本の恵まれている環境に感謝するべきだと思いました。それとともに、経済的に恵まれていることだけがすべてではないとも思いました。

お名前(イニシャル、ニックネーム可):ワカ コウヤ
性別: 男性     ご年齢:  20代