海外ボランティア活動・CECジャパンネットワーク

参加者レポート

オーストラリアで日本語教師アシスタント No8

オーストラリア

2020年10月11日

みんなでお寿司を作りました
12月5日(日)
木曜日にやっとすし作りが終わった。5クラス150人分は後片付けも大変だし、さすがに疲れる。みんながみんな巻きずしを好きだったわけじゃないけど、良い経験をしてもらえたんじゃないかと自画自賛。

その日の夜は、私のホストの近くに住んでいる11年生の子が裏山の頂上まで案内してくれた。彼は、日本や日本語にとても興味があり、登っている間の会話は半分は日本語でしていた。
将来、大学で日本語の勉強を続けて、カリキュラムの一貫で日本に来たいそうだ。

英会話学校でも教えてみたいと言っていたが、とても純粋に日本を好きなので、日本に毒されないか親のように心配してしまう。でも、しっかりしているのできっと大丈夫だろう。日本の家の話になって、私の部屋がたたみでふとんでねているといったらうらやましがっていた

6畳の普通の狭い家なのにそんな風に言われるなんて変な感じ。 田舎に住んでいる親類が大きな日本家屋に住んでいるので、頼めばとまらせてもらえるかもよ、と言ったら本当に喜んでいた。

週末の金曜日の最初の授業は、いたずらっ子の多い8年生のクラスで「もののけ姫」を見ることになっていた。日本語の先生が遅れてくることになっていたので、リリーフティーチャー(代理教員)の先生が来ていて、最初騒がしかった。 いたずらっ子が多いとはいいながら、私はこのクラスは好きなので、「最初のあいさつをしてもよいですか」とリリーフティーチャーの先生に聞いたら、「静かになるのを待っている」と言ったので、とりあえずいつものように日本語で「立ってください」と言ったら、何人かの子が「静かにしろ」と英語で言ってくれて、例の後みんなで「おはようございます」といい、「すわってください」と言ったら座って静かになった。

リリーフティーチャーの先生はその光景にちょっと驚いていたが、多分、私が後1週間で帰るとみんな知っていたので、私の号令(?)を聞いてくれたんだと思う。うれしかった。授業の終わりにいたっては、「さようなら、よしこ先生」と名前付で言ってくれて、感動倍増だった一人の絵の上手な子がお土産代わりに自分で書いた絵をくれた。いつもいたずらでうるさいクラスだけにうれしかった。

その日の午後は、日本語の先生がキャンベラでもっとも格式のあるハイアットホテルのアフタヌーンティーに連れて行ってくださることになっていたが、クリスマスが近いせいでクリスマスまで1日を除いて予約でいっぱいということでそこを断念。その代わり、とてもおしゃれな街であるMANUKAというところでお茶をした。金曜日は、キャンベラのレイトナイトショッピングデーなので、その後町に行って買い物をしようと思ったが、カフェに長くいたせいで時間があまりなくなったし暗くなってきたので、帰ることにした。

土曜日は、夕方からホストマザーの同僚たちを呼んでのホームクリスマスパーティーだった。その前にホストマザーの買い物についていったときに、ホストマザーが、「子供たちにあなたが来週帰ることを言ったら悲しんでいた。」と言ってくれた。

ここの家の子供たちは、以前ホームステイをした家族たちにくらべて、あまり私に話しかけたり、「遊ぼう遊ぼう」とか言って来ることがほとんどなかったので、驚いたのはもちろんうれしかった。でも、そんなことを聞くと私も悲しい気分になってしまう。

後1週間となってみんな色々誘ってくれたり、周りの人のことがわかってきたりしてきたところなので帰ってしまうのはちょっと残念なような気もするけど、もっといてもいいと言われたら、帰りたいような複雑な気分。

話は変わって、クリスマスパーティーでたまたま同じ学校の先生が来ていた。その人は私のことを知っていたが、私は、覚えがなかったのでちょっと恐縮。話をしていて、意外だったのが、今の学校の3割の生徒は片親なんだそう。オーストラリアはハッピーファミリーが多いという感じを抱いていたため、かなり意外だった。

日本に比べて男性が家事をしたり、お茶を入れたりすることが普通なこの国だが、あるパーティーに来ていた男の人の話では、彼の元奥さんはとても収入が高くキャリアウーマンだったそうだが、自分が母親であるという感じを得ることができず出て行ってしまったそう。なんだか悲しい。

別の人の話では、友達が日本に行って日本男性に幻滅したそう。理由は、女性がなんでもして当然と男性が思っているから、とかだったと思う。 日本もその辺は多少変わってきたように思うけど、オーストラリア女性から見たらそう思う場合が多いんだろうなとは思う。
今日は、マーケットに行った。色々なクラフトは手作りのジャムやソースなどが売っていて、みているだけで楽しい。その後、動物園にも行ったが、日本と違ってライオンがちいさな檻に入れられているのではなく、結構広いフィールドに入れられていて、こちらの動物園の動物の方が恵まれているな、と思った。

とはいえ、檻に入れられているっていういみでは動物園の動物はかわいそうだけど。。。 動物園で笑えたのが、こんなところにまでバーベキュー台があるってこと。オーストラリアでは、たいていどの家にもバーベキュー台があり、公園にもあるのだが、動物園の中でまでバーベキューをすることを思ったら笑えた。

12月6日(月)
最後の週が始まった。 最後の週とはいっても水曜日で生徒は学校終了なので、私のアシスタント生活も残すところ後2日となった。

9週間は、長いような短いようなと思っていたが、最初の半分は長く後半は早かった。クリスマスも近づいてきて、お店はクリスマスツリーなどでクリスマスムード満点になってきた。ただ、違うことと言えば季節が夏だということ。もうすぐ夏休みということもあって子供たちの落ち着きがなくなってきた。

今日などはたくさんの生徒が昼休みに騒ぎすぎたのかいたずらをしたのか壁に向かって立たされていた。 クリスマスということで、時々生徒がクリスマスカードやクリスマスプレゼントを日本語の先生にも持ってくる。たまに私にもくれる生徒がいて感激。いまだに名前が覚えられておらず、もらってもどの子だったかわからないのが情けないところだ。

帰りに雨が降り出して雷もなりだした。でも、オーストラリアは建物が低いので空がとても広い。遠くのほうは晴れ間も見えたので木陰で雨宿り。雲が流れているのをしばらく眺めていたが、なかなかやみそうもないので、小ぶりになったところを見計らいながら木陰から木陰へとたどりながら家に帰った。

ホストファミリー滞在も残すところ3日。そのせいか(?)今日は、この家の猫が4匹とも部屋にやってきた。一匹喧嘩っ早いのがいて、けんかしかけたが、今は私のベッドの上で4匹のうち3匹が仲良く頭を寄せ合って寝ている。私がもうすぐ帰るのを知っているのかなあ?
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