海外ボランティア活動支援のCEC

ハンガリー 参加者の就活・キャリア

ハンガリー課題解決インターンプログラム

「ハンガリー課題解決インターンプログラム」に参加した仲間たちは、この経験を就職活動やその後のキャリアに活かしています。 実際にどのように活かされているのでしょうか? ここでは、参加者自身のリアルな声をご紹介します。 きっと、みなさんの就活やこれからのキャリアを考えるヒントになるはずです。 みなさんも参加後に、この経験を、ぜひご自身の未来につなげてみてください。

Tくん 大学2年次に参加 内定先:大手損害保険会社
Q1. なぜこのプログラムに参加しましたか?

苦手意識のあった英語を克服したいこと、初めての環境に身を置くことで自分の強みや弱みを知りたいという思いから、自らこのプログラムを見つけて参加しました。これまで部活動中心の生活を送ってきた自分が、未知の環境でどこまで通用するのか挑戦したいという気持ちもありました。

Q2. イベントを企画・運営・集客にコミットする中でどのように取り組みましたか?

国籍も異なる日本全国から集まった初対面のメンバーばかりで、価値観の違いから議論が停滞する場面がありました。そこで私は調整役として、「合意形成の質」を高めることが重要だと考え、課題を以下のように整理しました。
1. 信頼関係の不足
2. 共通目標の不明確さ
3. 衝突による周囲の消極化

その上で、交流の機会を設けて相互理解を深め、信頼関係を構築しました。共通の目的を「自分たちがやりたい企画ではなく、現地ハンガリーのニーズに沿った企画」と再定義しました。さらに、発言が苦手な人にもその人の得意なことを任せることで、全員が主体的に参加できる体制を整えました。 その結果、チーム全体の行動が加速し、来場者数も目標数を達成しました。イベントに参加してくれた現地の人たちからは「団結して文化を伝える姿に感動した!」との声もいただきました。

Q3. 就職活動で本プログラムをどのように活用しましたか?

就職活動では、自分が「挑戦を軸に行動してきた人間」であることを印象づけるよう意識しました。

例えば自己紹介では、 「大学では“挑戦”をテーマに、自分の視野を広げ、できることを増やすために行動してきた」と伝えた上で、ハンガリーでの本活動や地元での地域活性化プロジェクト、プログラミングなど複数の経験を一貫したストーリーとして話しました。

また、いわゆるガクチカではこれらの経験を中心に、以下を具体的に伝えることができました。
・初対面でも信頼関係を築く力
・チームの議論を前に進めるファシリテーション力
・多様な価値観の中で合意形成を行う力

Q4. 面接で評価されたポイントは何でしたか?

以下の点を特に評価していただきました。
・信頼構築力
・合意形成力
・ファシリテーション力
・関係調整力
・海外へ挑戦する行動力
・結果だけでなく過程を重視する姿勢
・頼まれていなくても組織改善に動ける主体性

営業職を志望していたこともあり、「初対面での信頼構築」や「相手に合わせて場を動かす力」は強みとして伝わりやすかったと感じています。

Q5. 活動中に印象に残っている出来事はありますか?

在中に体調を崩してしまい、高熱が出たことがありました。しかしその中でも、ホステルからオンラインで接続し、自分にできる作業を探してチームに貢献しました。 この姿勢を「責任感が強い」と評価していただき、就職活動でも責任感を自分の強みとして伝えるきっかけになりました。

Q6. 帰国後、どのような変化や行動につながりましたか?

大きく2つあります。

① ゼミ活動への挑戦
地元の人口減少対策をテーマとした学生主体のプロジェクトに参加しました。企業や行政とのワークショップ運営、企画立案、発表などを行う活動であり、ハンガリーで培った経験が活かせると感じ、自ら手を挙げました。

特に、ハンガリーで自分の強みがファシリテーション力だと教えていただいたことで、自信をもって学生リーダーを務めることができました。また、ハンガリーの授業で学んだ「Shared Leadership」の考え方を活かし、メンバーそれぞれが強みを発揮できるよう、意見共有や役割決めを全員参加型で進めました。その結果、徐々に主体性が高まり、多くのメンバーが積極的に発言するチームへと変化しました。

② プログラミング・サイト開発への挑戦
チームで成果を出す経験に加えて、「自分一人でゼロから形にした成果」を持ちたいと考え、プログラミングに挑戦しました。 また、苦手分野にあえて挑戦したいという思い、文系であることを言い訳にせず、自分の可能性を広げたいと考えました。 更に、就職活動を通じてITの重要性を感じたことも理由です。

サイト開発ではアンケート200名の回答収集を目標に設定し、仮説検証を繰り返しながら改善を重ねました。この仮説思考も、ハンガリーで「ただ自分たちがやりたいイベントを開催する」のではなく、現地のニーズを調べて企画を磨き上げた経験から身についたものだと感じています。

Q7. 就職活動全体を通して感じたことは?

1次面接ではハンガリーでの経験、2次や最終面接ではゼミやサイト開発など複数の経験を求められることが多くありました。 異なる経験であっても、「共通する強み」を一貫して伝えることで、自分の人物像がより明確になると感じました。

Q8. これから参加を考えている方へ

参加を通じて自分が変われたと感じるのは、このプロジェクトで何としてもチャンスをつかみたいという強い思いがあったからだと思います。 だからこそ、友人と朝まで悩み、時には衝突しながらも、最後には笑い合うことができました。周りを見れば、必ず支えてくれる仲間がいます。 これから参加するみなさんには、衝突や壁を成長のチャンスだと捉え、ぜひ楽しみながら挑戦してほしいと思います。