海外ボランティア活動支援のCEC

タイ・親子でボランティア

タイの子供たちと遊ぶ

CECのスタッフが子供連れで参加

CECのスタッフとその子供(当時小学4年生10歳)が他のスタッフと一緒にプログラムに参加しました。ちょうどそのとき一緒に参加していただいた他の参加者の方々のおかげもあり、熱い(暑い)体験をしました。 タイのボランティアは親子でも参加できる安心なプログラムです。滞在先、活動先がすべて同じ場所です。もちろん観光も楽しめた心に残るホリデーになりました。

タイ海外ボランティア

タイ・いろんな発見ありました

アユタヤの気温は4月は日中40度近くまで上がります。まだうすら寒い日本から到着した小学生にはきつかったみたいです。スリランカ、セブにも連れて行きましたが、タイの夏は、たしかに半端じゃなかったです。 でも、夜は冷え込みタオルケットなどがないと寒く感じるくらいなのでぐっすり寝る事はできました。 タイでは3月の最終の週から夏休みになり、5月中旬から下旬まで休みが続きます。

下記の文章は当時小学4年生の子供が数年経ったあと、当時を思い出して書いたものです。

タイ海外ボランティア
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ワットサケオ小学校の寝泊りするところ。写真右は蚊よけのカヤです。 孤児院には小さい子と、大きい子の部屋があり、小さい子たちのところでは、折り紙やあやとり、ゴム跳び、ボール遊びなどをして遊びました。 大きい子のところでも同じような遊びで楽しみましたが、一番楽しんでいたのはボール遊びでした。

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小さい子たちのところに行くと、体力の消耗が激しいです。少し寄っただけで、みんな一斉に走りよってきて、手を繋いできます。 大きい子たちのところでのボール遊びも楽しいですが、本当に暑くてすぐにバテてしまいました。(気温37℃) 朝食と夕食は、寝泊りしている部屋の隣りで食べるようになっています。 昼飯は、ちょっと外に出たところにあるお店。

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私はカフェオレなどが好きなのでタイのコーヒーを飲んでみたのですが、タイのコーヒーは砂糖を入れずともとても甘いです。 先にすでに砂糖が入っているようで、飲み物は大体甘かったイメージがあります。 昼ごはんは、私は麺類しか食べなかったのですが、ご飯類もあるようです。

麺には太さが決まっており、自分の好みの太さを指差せば、その太さの麺で出してもらえます。 日本とは比べ物にならないくらい、今まで感じたことのないほどの暑さでした。 タイの人達は、暑い、暑いと言いながら、なぜかみんな汗をかいておらず、全然暑そうには見えませんでした。

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アユタヤの街で象乗りができます 孤児院の小さい子達のところでポン菓子を作りました。 ある子が、ポン菓子を袋に入れるのを手伝ってくれていたのですが、1つの袋に「自分の分だ!」と言って、5杯も、6杯も入れていました。 他の友達らしき子は、服のところにいっぱいポン菓子を詰め込んで。 すでにたくさん持っているのに、私が入れた袋を無理やりとっていく子もいました。

みんなそうやって強く生きているのだと思いますが、自己主張が激しくない私は「自分勝手だなぁ」と思っていました。 裸足でいる子もいれば、ビーサンを履いてる子もいます。靴を履いていても、履いていなくても、あまり変わりはないようです。

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日本からの参加者の人がポン菓子を作って全生徒に配りました。そのお手伝いをしました。

日本の子供として、思ったのですが、ここの子供達は、日本の子供達とはまったく違います。 孤児院の子供達の多くは親がいない子達。残りは、親が子供に十分な食を与えられないか、学校が遠くて、家から通うのが大変なので、孤児院に入っている子達。さまざまな子達です。 夏休みなどになると家がある子は、家に帰ります。両親が迎えにきたり、バスや電車などで帰っていく子供もいます。

バスなどで帰る子供で、家が遠すぎて2日かけて帰る子もいます。タイの子供は、日本の子供と違って、強いと感じました。 何が強いかというと、日本の子供で小さい子、小学の低学年の子達なんかは、親が一緒に居ないと、バスも電車も乗れません。しかし、タイの子供達は親がいなくても強く、1人でバスや電車に乗って帰っていきます。 日本の子供より、タイの子供の方が苦労していると思います。実際そうなのですが、だから強いのかなとも思いました。

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何度も言っていますがタイはとにかく暑く、子供達と遊ぶのも大変でしたが、子供達とボール遊びをしている時は楽しかったです。 タイのごはんは美味しく、そこはとても嬉しいのですが、本当に暑さだけにひたすらやられていました。 今まで行った国の中で、一番暑かったんじゃないでないかと思います。