HOMEセブフィリピンの教育現場

私達CECがボランティア先として派遣するセブの市内にある公立の高校(中学、高校)には2800人の生徒が通っています。 教育現場、数字上では現在日本の高校生はおよそ320万人です。フィリピンは600万人程度だそうですが、私の見る感じではとくにセブの市内の学校は生徒が多いですね。一クラスは50名程度です。

学校に通える子どもたちは幸せです。フィリピンの学校に通わない不登校の子どもたちの数は日本に比べるとびっくりするくらい多いです。日本の小学校での不登校生徒数は約3万人だそうですが、フィリピンは20万人です。日本では中学生の不登校生徒はおよそ11万人と言われていますが、フィリピン(中学高校の年齢の子どもたち)は40万人です。その多くは貧困が原因です。 (参照元)

図書館などのインフラは日本に比べると整っていません。学校にある図書館も小さく、科学の部屋の設備も古く、設備的には日本のほうがレベルは高いと感じます。 ちなみに80万人のセブ市内には公共図書館は一つしかありません。大阪市には24の図書館があります。(参照元)それと比べると少ないですね。そのセブ唯一の公共Cebu City Public Libraryは2018年3月からは24時間営業になりました。図書館というよりは学習室のような雰囲気で、多くの学生がここで勉強しています。

このように問題があるフィリピンの教育事情ですが、勉強意欲が高い生徒がいるのも事実です。日本に比べると学校も生徒同士に競争意識をもたせるために、テストの結果を教室に張り出したりしています。そうすると、「あのひとには負けたくない」という気持ちが働きより頑張る・・・そんな環境になっています。

それが良いことかどうかわからないですが、結果的には飛び抜けて学習レベルの高い子供がでてきます。 また、フィリピンでは2016年から幼稚園の年長から高校卒業までが義務教育なので学費は無料となりました。これをK-12と呼びます。これは誰にでも機会を与えるという国の教育方針なのだと思います。

子どもたちは幼稚園から英語を使って授業を受けていますので、自然に英語の能力が高くなっています。フィリピンの中学生のほうが、日本の大学生より、英語は上手です。そして、この英語が使えるということでとても有利なことがあります。 勉強に必要な情報を英語を使ってインターネットから引き出せるのです。言語別ネットユーザーの人口ですが、英語は5億3700万人日本語9900万人と圧倒的に英語での情報量が多いことが推測されます。英語が出来れば最新の情報をいち早く得ることができます。これはフィリピン人の子どもたちのとても有利な部分です。

高校を卒業して、さらに大学で勉強したい生徒にはセブの政府、基金、大学等が奨学金を提供します。この奨学金は給付型で返金する必要はありません。もちろん希望者全員が取れるわけではないので学年でTOP10%の子どもたちがどこかの奨学金をうけることができると考えてください。

2019年、日本では大学等進学者数は約57万5,000人(前年-3,346人)で、男性は約27万4,000人、女性は約30万1,000人でした。フィリピンでは同じ年、およそ250万人が大学に進学しました。

フィリピンの教育の中で、子どもたちが小さいときから大人になったら何になりたいかをイメージさせます。その職業は年齢とともにかわりますが、案外その目標をもっているから頑張っている生徒もいます。 フィリピンの教育現場を見て本人にやる気と目標があればどのような環境であってもしっかり学ぶことはできるんだなと感じました。

特にそれを感じるのは貧困街に住む子どもたちの状況をみたからです。このことはまた別途お知らせいたします。

この文章は私がこの10年セブの貧困層の子どもたちのためのボランティア活動、スタディツアーの手配をしている中で見聞きして、感じたことです。フィリピンすべてのことを的確に把握しているというものではありません。ご了承ください。

フィリピンの小学校教育で感じること

セブの小学校
Gr1(小学校1年生)からGr6(小学校6年生)の教科とその時間数(1日あたり)です。これからわかるように、フィリピンの小学校ではまず、1日のクラスの中で小学校1年生から3年生まで英語を1日90分も勉強しています。これが月曜日から金曜日まであります。また、フィリピン語はここの母国語であるタガログ語です。セブではビサヤ語がつかわれているので、生徒は英語とタガログ語を小学生の時からしっかり勉強するわけです。

また、MAKABAYANとよばれる統合科目があります。マカバヤン(Makabayan)とは、maka:「~ のために」、bayan:「郷土、国」から「国への愛情」を意味します。多民族 ・多宗教 家フィリピンでは国民的アイデンティティの形成は重要な意味をもちます。

この総合科目には社会科(歴史、地理等) 家庭科 美術 ・音楽 、体育などですが、それらの科目の中で価値教育をすすめることをめざしています。

初等教育6年、中等教育4年全体において実施されます。
"HEKASI" stands for geography, history and civics
MAPEH/MSEP. (Music, Art, Physical Education and. Health Education)
Home Economics and Livelihood Education (HELE) in the elementary grades has four components. These are Industrial Arts, Agriculture, Home Economics, and the ICT & Entrepreneurship.

HELE is also called EPP or Edukasyong Pantahanan at Pangkabuhayan (EPP) for Grades 4 and 5 because the medium of instruction is Filipino. HELE for Grades 6 uses English as the medium of instruction. For the higher grades (7-12), HELE continues to Technology and Livelihood Education (TLE).

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